2019年6月17日発売
素性の知れない犯罪者ビッグ・ホワイティを炙り出すため潜入捜査中の特別捜査官ウィルは、警官の家を狙った強盗事件に出くわす。犯人は警官夫婦の家に押し入るなり、最初から命を狙っていたかのように発砲した。夫は重体。刑事の妻は反撃のすえ強盗犯一人を殺害する。襲われたのは、ウィルが取り調べたことのある曰くつきの女刑事だったー。さらに彼女と同じチームの警官が襲撃され…。
1889年冬。とある名家のマダムと知り合ったホームズとワトスンは、一族の夕食会に招かれた。だが最後の料理皿の銀蓋を開けると、そこに人間の切断頭部が…。事件調査のため、一族が暮らすスコットランドの古城にすぐさま向かった二人。その城は幽霊が出ると噂されていて、何年も前から不審死が相次いでいるようでー。すべての謎はやがて予想外の結末へ!本格パスティーシュ第2弾。
ジャンル
米国を代表する名画家、エドワード・ホッパー(1882-1967)。作家ローレンス・ブロックは、ホッパーの作品は「絵の中に物語があること、その物語は語られるのを待っていること」を強く示唆していると語り、ホッパーの絵から物語を紡ぐこの短編集を考えついた。彼の呼びかけに集まったのは、スティーヴン・キング、ジェフリー・ディーヴァー、マイクル・コナリー、リー・チャイルド…といった錚々たる顔ぶれ。各々の個性を遺憾なく発揮した華麗なる文豪ギャラリーが、ここに幕を開けたー。2017年アンソニー賞Anthology部門最終候補。2017年MWA賞受賞(L・ブロック作『オートマットの秋』)。
王子スヴァンテに保護された希少種族のロヴィッサ。万能で優しい彼に胸を揉ませて欲しいと頼まれて!?(『少女狩り』)。ずっと好きだった親友の兄カイルに縁談が!?シャロンは一大決心をして、彼に惚れ薬を盛ることに…!(『レディ・シャロンの無垢なる誘惑』)。気持ちとは裏腹にロイドの求婚を断ったブリジット。でも彼の甘く優しい愛撫に身も心も絆されて…!?(『愛縛 おにいさまの淫らな求婚』)。優しすぎる夫からもっと激しく求められたいーこっそり媚薬を使おうとしたアメリアに、クライヴが豹変!?(『藪をつついて蛇を出すーとある公爵令嬢の誤算』)。王子に嫁ぐことになったフローラ。結婚式までは毎晩執事による(Hな)花嫁修業を受けることになり…?(『有能執事の淫らな花嫁調教』)。家のために、変わり者の伯爵と契約結婚したクレア。情熱的に抱かれ、愛されたいと思うようになり…!?(『蜜と縛め』)。