2019年6月4日発売
だらしないけど…最強で最高の"先生"が帰ってきた! カバーイラスト岸本斉史描き下ろし! 火の国からはるか遠く、山々の連なりの奥の奥に佇む国へとやってきた、はたけカカシ。六道仙人の伝説を求めて辿り着いたその国は、いつからか雨が降らず枯れ果てた姿となっていた。かろうじて生きる町の者に理由を聞けば、清貧をむねとする国王が死に、その娘が女王となってから雨が降らなくなったという…。 カカシは、死んだ国王の息子である〈落ちこぼれの少年〉の家庭教師として、彼を若きリーダーに育てようと決意するが、やがて火の国に攻め入る軍事作戦が進行し始め…。指導者とはどうあるべきか? 六代目火影と少年の戦いが始まった! NARUTO世代の読者に贈る新たなノベライズ「NARUTO烈伝シリーズ」第一弾!
18カ月前にアラビア海で発生したエアバス失踪事件。ナポリの造船所で破壊工作に見舞われた謎の貨物船コロッサス5。さらには西インド洋で、貨物船トライトン・スター号が、遭遇した正体不明の遭難船による電光石火の作戦行動を受け、乗っ取られる。これら一見無関係に思えるすべての出来事の裏には、とある秘密結社が進行する巨大な陰謀が絡んでいた。特別任務の遂行中に不穏な動きを察知したオレゴン号船長ファン・カブリーヨと仲間たちは、背後に秘められた計画の全貌を探り出すため奔走する。
2000年の悲願を叶えるべく野望に燃える秘密結社、その名は“無名の九賢”-紀元前のインドを治めたアショーカ王に由来する組織だ。彼らはメンバー9人の巨大な権力と資本力を背景に、人類救済のための極秘計画“コロッサス”をいまにも実行せんとしていた。一方、“九賢”で唯一計画に反対するメンバーは、これに対抗すべく衛生兵器“金剛杵”システムをついに発動する!カブリーヨたちは世界滅亡の危機を回避することができるのか?シリーズ屈指の壮大な規模で展開する海洋冒険小説の最高峰!