2020年11月9日発売
ゲームが大好きだけど、コミュ障の大学生・赤石信悟。初めて挑んだ『ザ・ライフ・オブ・オーシャン』を筆頭に数々のVRゲームにチャレンジしていくうちに、初めての友人とも呼べる存在もできた。そんな信悟が次に選んだのは、魔人同士の異能力バトルがテーマの『Destiny Blood』、通称デスブラ。魔人に転生するロールプレイが売りのゲームだが、必殺技の名前を叫ぶ、カッコよく名乗りを上げる、決めポーズをとるなど、「中2病」要素も満載で、己の羞恥心も試されるゲームだ。信悟の新たなチャレンジやいかに!?そのほか2話を収録。ゲームに己の青春をささげた新しいタイプのゲーム実況青春文学、第2弾!
斥候のアルバは、冒険者パーティー「鷹の目」の男達から“役立たず”という理由で追放されてしまう。しかしそれは全くの見当違い。斥候を欠いたパーティーが陥る窮地とは?(第1話)。新生「鷹の目」はアルバ以外全員女性。冒険者ギルドでも“ハーレム”と揶揄され不満顔のアルバに、領主の子息・サバレンが決闘を挑んでくる。やけにアルバを敵視するサバレンは、重大な秘密を抱えていたー!!(第2話)。地味な風体、特技にも華がない。けれど斥候は、実はパーティー戦力の9割を担っている!?ファンタジー世界の“縁の下の力持ち”が輝く冒険譚。
冒険者の少女エミカ・キングモールは、二人の妹を養うため、ダンジョンで採掘される「魔石クズ」を集めて生計を立てている。エミカはかつて、ダンジョン最弱と言われているモンスターのミニゴブリンに襲われてけちょんけちょんにされたことがあり、モンスターを避けてダンジョンの安全な階層だけで細々と採掘を続けていたが、伝説の「暗黒土竜」のスキル(と「モグラの手」)を手に入れてしまう。掘るだけでなく、戦闘でも強大な奥義を繰り出す「暗黒土竜」のスキル。このスキルがあれば、これまでよりもたくさん稼いで妹たちに満足な暮らしを与えることが出来るかもしれない!最強のスキルを手に入れたエミカの冒険が、幕を開ける!