2020年6月3日発売
小説 仮面ライダー鎧武外伝 〜仮面ライダー斬月〜小説 仮面ライダー鎧武外伝 〜仮面ライダー斬月〜
二十歳になった鎮宮影正は父・鍵臣の命令でトルキア共和国の地下都市に潜入した。そこでは、災害をのがれて避難してきた子供たちが徒党を組み、住み処を奪い合っていた。影正のミッションはライダーシステムの実験をするために、ベルトとロックシードを子供たちに配ることだ。もちろん影正が貴族であることはトップシークレットだ。そんな影正に鋭い目をした一人の少年が声をかけた。「お前は貴族か?」…狂気が蔓延している地下都市で少年たちが殺し合う姿を見る影正は、次第に父親の考えに大きな疑問をもちはじめる。
おいしくて泣くときおいしくて泣くとき
貧困家庭の子どもたちに無料で「こども飯」を提供する『大衆食堂かざま』。その店のオーナーの息子、中学生の心也は、「こども飯」を食べにくる幼馴染の夕花が気になっていた。7月のある日、心也と夕花は面倒な学級新聞の編集委員を押し付けられたことから距離が近づき、そして、ある事件に巻き込まれ…。無力な子どもたちをとりまく大人たちの深い想い。「美味しい奇跡」を描いた希望の物語。
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