2021年4月25日発売
今度はエルフの里を漫遊!? 勇者に恋人を奪われ、Sランクパーティーを追放されてしまった戦士トール。 その後【経験値貯蓄】スキルが覚醒し、一気にレベル300となったトールは、この力があれば何も恐れるものはないと、傷心を癒やす旅に出ることに。 旅先で出会ったカエデたちと共にパーティー『漫遊旅団』として活動するトールは、フェアリーの里を離れ、南方の土地へと転移する。 そこで遭遇したのは街を狙った魔族の襲撃。 さらに瀕死のネイを発見しーー!? 魔族を一瞬で両断し、ネイに治療を施したトールは、彼女を置き去りにした勇者セインの蛮行に憤りを隠せない。 暴走を続けるセインの足取りを追う道中、トールたちはエルフの里へとたどり着くがーー。 「ここはお前達の踏み込める場所ではない。すぐに帰れヒューマン」 エルフのアリューシャに敵対されてしまって!? Lv300級の諸国漫遊ファンタジー、第2幕!
売られた先では大歓迎!?&大活躍!! 代々聖女を輩出する家系に生まれたフィリア。 幼少からのスパルタ教育により、歴代最高の聖女と呼ばれるようになった彼女は、第二王子ユリウスと婚約する。 しかし、完璧すぎて可愛げがないと、フィリアはユリウスに婚約破棄されてしまう! さらには、聖女のいない隣国へお金と資源を対価に新しい聖女として差し出され、故郷から旅立つことにーー。 悲惨な待遇を覚悟していたフィリアだったが、そこで待っていたのは予想外の大歓迎! フィリアはその状況に戸惑いつつも、魔物被害には結界、流行り病には新薬の作成と、聖女の力を発揮し様々な問題を解決していく。 そうして、隣国でも活躍するフィリアは、過去の文献から魔物の大量発生を予見。 周囲の人々と協力し、早々に対処へと動くことで、国を守ることに成功する! 一方、彼女を手放した故郷は破滅の危機にさらされていてーー!?
公爵令嬢エリナと婚約し、ルベリア王国の王太子となったアルヴィス。着実に距離を縮めていく二人に新たな催しー建国祭が迫っていた。他国から来賓を招いて執り行われる建国祭には、女神ルシオラと契約を果たしたアルヴィスに興味を持つ、スーベニア聖国の女王が訪れることに。さらにザーナ帝国からは皇太子と、同じく神との契約を果たした少女が訪れるという。さまざまな国家間の思惑が行き交うことが予想されるなか、対処を進めていくアルヴィス。一方、学園に戻ったエリナもまた、来たる建国祭に向け、アルヴィスの隣に並び立って支えていく決意を固めー。そうして始まる建国祭。生い立ち故に無意識に避けてきた問題と直面したアルヴィスは、ひとつの決断を迫られる。これはとある王国のお話。ふたりが恋を知り、愛を育んでいく物語。