小説むすび | 2021年6月23日発売

日本人の少年は命を落とし、異世界で貴族の次男ゼルート・ゲインルートとして転生する。前世の記憶を保持する彼は、将来は家を出て、気ままな冒険者になろうと考えていた。そのため、幼い頃からレベルやスキル上げに励む。そして１２歳を迎えたゼルートは、ついに憧れの冒険者となるー彼の冒険者生活は最初から順調だった。特訓の成果もあって、Ｅランク冒険者としては破格の強さを誇り、おまけに、凄腕な上に容姿端麗な女性を二人も仲間にしている。さらには、ギルドに登録してからわずか二週間でＤランクの昇格試験として盗賊退治に挑むこととなった。とはいえ、ゼルートの実力からしたら、合格は間違いなくーネットで大人気の異世界生活大満喫ファンタジー、待望の第２巻！

自らの命を犠牲にして他者を生き返らせるスキル「生命譲渡」を使い、死んでしまった青年ユーリ。しかし神様のご厚意で、毎月倍々の経験値をもらえる特典付きで生き返らせてもらったのだった。邪悪なセクエストロ枢機卿の罠によって母国を追われたユーリは、とある村で凶暴なネコ魔獣と遭遇する。絶体絶命のピンチかと思われたが…彼は持ち前の人徳でネコ魔獣をあっさりとペットにしてしまった。さらにアマゾネスの美女やすぐ気絶する美少女エルフなど、個性的すぎる面々が次々と集まってきてー！？騒がしくも頼もしい仲間達を加え、ユーリは故国を取り戻す救世の旅に出る！

超格差社会「タウン」の最下層に位置する人々が住む「サハマンション」とは？３０年前の「蝶々暴動」とは？ディストピアの底辺で助け合い、ユートピアを模索することは可能か？

この不確実の時代を生きるための１２のショート・ミステリーズ。

ーこの男の言うことはまるで不可解だ。首藤善介は列車の中で、自称作家の皮肉屋な男・大庭と出会う。「ウタビトの塚」を訪ねる大庭と善介の焦燥の日々、そして「虚構」をめぐる青春短編小説。他三編収録。

ある夜、タブレット端末に“読書課題・入口”と書かれたアイコンに気づく。タップしてみると「毎日一話、短い物語」が配信されるという。配信されてくる物語を読み進めていくと次第に物語の世界に引き込まれ…。摩訶不思議な２８篇の物語。