2022年10月17日発売
神域となった自宅で、隣神さんたちと田舎でのんびり暮らす楠木湊。またもや山神の気まぐれで、一足早めにお庭が夏仕様に。そこには大物神様までもがふらっと訪れてきて!?(もちろん、お土産持参で)力を遣って縮んだ山神を戻そうと奮闘したり、加護で宝くじを当ててしまったり、相変わらず騒がしくも楽し毎日です。さらに、山神のライバルー隣町の稲荷神社の天狐までもがやってきて…!?お隣のモフモフ神様とのスローライフ、第三弾!
少年時代へと【時魔術】でタイムリープし、幼馴染の少女二人の運命を救った世界最強の時魔術士・クロム。 彼は次なる「やり直したい過去」のために、幼馴染のエルとともに王都へと向かう。 そう、彼は過去【未来】の知識により既に知っていた。 この王都に、未来を破滅に導いた元凶・『十二賢者』の一人が潜んでいることを──。 その十二賢者の名は、メモリア・ロストメモリー。記憶を操る魔女。 彼女のもたらす最悪の未来を回避すべく、未来の知識を活かして行動を開始するクロムだが……。 「──クロム様。私のことは忘れてください」 最悪の存在が、過去【未来】の最愛の女性だということを思い出したクロムは──。 すべてを救うためにタイムリープした最強の魔術士は、『魔王』すらも救い出すのか? 最強タイムリープ・ファンタジー、感動の第2弾!
☆「小説家になろう」で話題のやりなおしファンタジーがついに書籍化!☆ 紋章によって魔法の適性が決まる世界。神聖ルクシア帝国の第六皇子・アレクは七歳のとき、使えばたちまち悪魔になると言われている【闇魔法】の紋章を授かってしまう。 周囲に蔑まれ、宮殿に引き籠るようになったアレクは人生の最期、一目見たいと【闇魔法】を使うが……。 『どうしてこいつの体を奪えないのよ!?』 「俺は、悪魔にならないのか……?」 アレクの紋章は、悪魔に身体を乗っ取られずに【闇魔法】を使うことができる特別な紋章だった! だが今更気づいてももう遅い……そう後悔しながらアレクは目を閉じ──、 目覚めると、七歳の自分に戻っていた!? 「なら、やることはひとつ……この第二の人生で、【闇魔法】を極めるんだ!」 あらゆる魔族を【闇魔法】で眷属にし、アレクはその最強の仲間とともに理想の国を作っていく──! 嫌われ皇子による人生やりなおし・辺境開拓ファンタジー!
迷惑なの! と言われても。 昔話に説教、趣味の講釈、病気自慢に孫自慢。 そうかと思えば、無気力、そしてクレーマー。 双六やカルタの製作販売会社・雀躍堂の前社長・戸山福太郎は、娘婿に社長を譲ってからも現役に固執して出勤し、誰彼かまわず捕まえては同じ手柄話をくり返す。 彼の仲間も老害の人ばかり。素人俳句に下手な絵をそえた句集を配る吉田夫妻に、「死にたい死にたい」と言い続ける春子など、老害五重奏(クインテット)は絶好調。 「もうやめてよッ」福太郎の娘・明代はある日、たまりかねて腹の中をぶちまけた。 『終わった人』『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』に続く著者「高齢者小説」第4弾! 定年、終活、人生のあとしまつ……。 自分のこと、親のこと、いずれは誰もが直面する「老後」。 「最近の若い人は……」というぼやきが今や「これだから『老害』は」となってしまった時代。 内館節でさらなる深部に切り込む!
大塩平八郎の乱で生存が不明だった格之進が、隠密廻り同心の亮之介とそっくりだったら…、そんな想像から生まれた物語。命を吹き込まれた登場人物たちの躍動感と息もつかせぬ展開に、いつしか筆者の創造した迫力ある世界に引き込まれていく。芸歴60年の役者、工藤堅太郎が描いた痛快時代小説!
愛と誓約の女神ヴィーシアに見守られし世界・ヴァイス。その世界で数々の国が乱立し、覇権を争っていた。その中の一つであるリデアが敗戦により、人質として敵国へ花嫁が送られた。その不遇な花嫁・ティナーリアは国民に憎まれ誰にも祝福されず、皇太子・キースファルトの妻となった。そんな過酷な状況の中でも、花嫁は夫のそばにいられることに幸せを感じていた。幼い頃、王女として生まれながら家族に使用人以下の扱いを受けていた彼女に、初めて笑いかけてくれた人だからーー…。しかし夫は昔の思い出も忘れた様子で、妻に「恋人がいる」と冷酷に言い放ちーー? コミカライズ「花嫁は一途に皇太子を愛す」が大ヒット中! 初恋の夫を健気に想い続ける花嫁、惹かれながらも立場上冷たい態度を取ることしかできない皇太子、周囲の策略に巻き込まれながらすれ違っていく二人の運命はーー。
ガダルカナル島上陸を果たした米海軍であったが、物資の揚陸作業の途中で、日本の駆逐艦により奇襲を受けてしまう。思わぬ妨害工作によって、島内の基地建設が進まずに苛立つ米海軍。そこへ日本海軍は追い討ちをかけるように、第七戦隊によるガダルカナル島への砲撃を開始する。潜水艦部隊が蠢動し、日米は互いに貴重な航空戦力をすり潰しながら、島をめぐる攻防戦は激化の一途をたどっていく。 そんななか、ついに改造空母と新型戦闘爆撃機を擁する第一四航空戦隊に、ガダルカナル島奪取作戦の命令が下った。残存戦力を掻き集め、南洋の覇権をかけた日米の一大決戦の結末やいかに…!?