2022年3月31日発売
学園生活を平和にすごせる…わけもなく(汗)。商会の問題に首を突っ込んだり、暗殺者に狙われたり…。ヒラクの助けは借りられない。子供たちはどう切り抜ける!?五ノ村ではオークションが開催!「金はあるかぁぁーっ!」「欲しいものはあるかぁぁぁっ!」なんとも暑苦しいテンションで行われているようです。
悪逆を尽くした公爵夫人エレインは、我が子に殺された瞬間、30年前に時間が戻っていた。20代の貴婦人となったエレインは、過去を悔い改め、人生を再スタートさせる。魔術学院の院長に功績を見込まれ、特殊魔力を指導する教師となったエレイン。だが、特殊魔力はあまり認識されていない魔力ゆえに、障害にぶつかることも多々。教師、研究者、母として忙しい毎日を送る中、院長から更なる依頼が舞い込んだ。-聖国の次期聖女の能力を調べてきてほしい。才能ある教え子を連れ短期留学を装い、聖国に降り立ったエレインの前には更なる苦難が続々と!?
202X年。新型コロナウイルスのせいで不利益を被った若者たちの間で自殺が急増する。自殺者の中には死ぬ前に自伝を国会図書館に納本するという手間をかけている者がいた。その数200人。共通するのは陰橋冬という自殺をした哲学者の最後の著書と自伝を模倣するということ。早世したベストセラー作家・雨宮桜倉を姉に持つ雨宮葉は、姉が生前陰橋と交流があり、社会状況の変化から遺作が自殺をする若者を肯定しているという受けとめられ方をしてしまったという思いから、自殺を阻止しようとするが…。「物語」の囚われ人の運命はー。
あの子がそろそろ目覚める頃だ。ママは待っていた。この奇妙な場所『檻』の中で、あの子を手助けするために。あの子が失った、たくさんのものを取り戻すために。小説『ニーアリィンカーネーション 少女と怪物』この世界に微睡む数多の物語がよみがえる!
傭兵シュタールは、かつては救国の英雄として名を馳せたこともある。しかし、貴族にそそのかされた姫君の気まぐれで、守ったはずの王国からは追放されていた。月日が流れ、その王国もすでに無い。英雄を失った国は、あっさりと滅ぼされていた。シュタールもまた過去は忘れ、傭兵としての新しい人生を歩んでいたが、偶然にも、あの姫君サプフィールが奴隷として売られている姿を目にするのだった。恨みこそすでにないが、なぜか気になり、大金をはたいて自分の奴隷とすることにしたシュタールは、彼女を自分好みへと調教することに決める。わがままな性格はそのままだったが、服従のアイテムの力で、逆らうことはできない。その抵抗すら楽しみながら、美しいお姫様のすべてを奪い、荒んだ心を癒やしていくのだった。傭兵として育てた弟子のジャーデや、村娘のトゥルマリナも共に暮らすことになり、いつのまにか充実していく日々の中で、シュタールは戦士としての誇りを取り戻していくことになり…。
イラストレーターなのに現在はフリマアプリで生計を立てる奈津子と非常勤講師の仕事で日々ストレスを抱えているノエチ。生家の団地に戻ってきた二人の、暑苦しくない、さらりとした友情を、ユーモラスに温かく描く。