小説むすび | 2023年3月発売

2023年3月発売

キン肉マン 四次元殺法殺人事件キン肉マン 四次元殺法殺人事件

『キン肉マン』がミステリ小説になって登場! キン肉マンが失踪した! 重臣・ミートはキン肉マンへのリベンジに燃えるキン骨マンを相棒に捜索へ繰り出す。 しかし、二人は行く先々で超人による殺人事件ーーすなわち“超人殺人”--に遭遇するのであった! 変形、分身できるのは当たり前で、身体が機械の者、顔面がブラックホールに繋がっている者、時間を止めることができる者、体に付いたトイレに全てを流し込める者……! 様々な異能力を持つ容疑者たちに、物理法則を無視したトリック……! 犯人は誰だ!? そして、キン肉マンはどこだ!? 【目次】 プロローグ 事件I 四次元殺法殺人事件 事件II 蘇った被害者 事件III 1000万の鍵 事件IV 呪肉館殺人事件 エピローグ 【著者略歴】 ゆでたまご(監修) 1978年、第9回赤塚賞に『キン肉マン』で準入選し、「週刊少年ジャンプ」にてデビュー。 2023年現在、同作品を「週刊プレイボーイ」と「週プレNEWS」にて同時連載中。 おぎぬまX(小説) 2019年、第91回赤塚賞に『だるまさんがころんだ時空伝』で入選。 主な著作に『謎尾解美の爆裂推理!!』(JCSQ.)、『地下芸人』(集英社文庫)など。

NHK連続テレビ小説 らんまん 上(1)NHK連続テレビ小説 らんまん 上(1)

植物学者・牧野富太郎の人生をモデルにした注目の朝ドラを完全小説化。 連続テレビ小説108作目「らんまん」は高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を、美しい草花の情景とともに描き出す。 本書は、ドラマの脚本を基に、ストーリーやセリフを小説として楽しめるようにしたノベライズ上巻。放送に先んじて、ストーリーをいち早くお届けする。 <物語> 江戸時代末期の1862年(文久2)、高知で酒造業を営む裕福な商家に待望の男の子が誕生する。のちの天才植物学者・槙野万太郎(神木隆之介)である。万太郎は、明るい性格だが、虚弱な子ども。なぜだか植物のことが好きで、集中すると周りのことも目に入らなくなってしまう。しかし愛情深い母親・ヒサ(広末涼子)や、姉の綾(佐久間由衣)、幼なじみの竹雄(志尊 淳)に見守られ、万太郎はのびのびと育つ。万太郎が6歳のときにヒサが病気で亡くなると、万太郎は、祖母・タキ(松坂慶子)の手で育てられる。学問所・名教館に入った万太郎は、最初は学校生活になじめなかったが、植物の名前が載った本と出会い、「その本が読みたい」という思いから、熱心に勉強するようになる。 その後、万太郎は学業の面でメキメキと頭角を現し、英語・地理・物理・天文など西洋の学問を次々と吸収していく。やがて明治新政府のもと新たな学校制度が始まり、万太郎も小学校に通い始めるが、その教育レベルの低さに物足りなさを感じて自主退学。その後は家業の手伝いもそこそこに、大好きな植物採集に明け暮れる生活を送るようになる。 東京上野で開催される博覧会をきっかけに万太郎は初めて上京。その旅のなかで憧れの博物学者たちと出会い、日本各地の貴重な植物や海外から来た珍しい植物を目の当たりにする。「いつか必ず日本の植物のすべてを明らかにしたい!」──万太郎の植物学への情熱に火が付いた。万太郎は、東京大学植物学研究室の門をたたく。水を得た魚のように研究に没頭し、新種を次々と発見、学名をつけていく万太郎だった──。

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