2024年3月23日発売
婚約者ですが……王子の浮気、応援いたします! 天然ご令嬢、悪役令嬢を目指して奔走中! 不遇な令嬢が悪役令嬢を目指したら ミステリアスな留学生と恋の予感!? セレナ・リュミエールは、婚約者である王子に浮気されている公爵令嬢。その不遇な環境とクールな見た目、内向的な性格から、これまで腫れ物のように扱われてきた。しかし、ある日突然自分の前世を思い出したことで、明るく柔和で天然すぎる美女に一変! そして、これまで静観していた王子の浮気を、“悪役令嬢”として応援することに。これで婚約破棄されたら、ハッピーエンドーーそう思っていたのに、なぜか周囲から愛され始めて……!? Web版から大幅加筆&書きおろしを追加した第1巻!
〈 人が人への信頼を失ったら、その先には何が残るっていうの? 〉 ●洗練された文体と神秘的なスタイルで注目される韓国文学の新鋭による短編集。 〇夢と現実が交差する迷路のような物語は、私たちの目を世界の本質へと向ける。 ●共生の感覚を回復させる魅惑的な8つの物語。 ーーーーーーーーー 「わからないかな?これが普通なんだという確信、もしくはこれが普通であるべきだと信じて疑わないこと、それこそが本当の「悪」なんだよ」 マイノリティへの憎悪やネットヘイトに満ちた世界を生きる今。 「人が人を助けねば」という現代社会に求められる声に耳をすました小説集。 洗練された文体で描く幻想的な物語をとおして、良かれと思った“優しさ”が往々にして他者を傷つける“独善”になってしまうような、現実世界の複雑さを見つめていく。 ■あなたのいた風景の神と眠らぬ巨人 ■アリス、アリスと呼べば ■海辺の迷路 ■夜の潜泳 ■チャンモ ■人が人を助けねば ■夜は輝く一つの石 ■メゾと近似 ■あとがき ■訳者あとがき
なぜか生きている 私は 私が 生と死、獣と人、食べること、殺すこと、めぐりゆく記憶 この地球に生まれ、やがて去っていく、私のすがた、この世のはなし 「生」の根源を見つめる演劇作家の集大成! 志賀理江子が、飴屋法水の小説にむけて撮り下ろした写真 およそ30点が全編をとおして織りなされる あたらしい小説体験 「人という生き物は、どうして生まれて来たのだろうか 生まれて来る、生まれて来たこれに、いろいろな何かが詰まっている これをどうしてほしいと思うのだろう 誰かに、他人というものに 誰とどのように関わりたくて、この体には、こんないろいろが詰まったのか これが、こんな体が、形成されたのか いろいろな、たんぱく質とかで 焦げるとあの匂いのするたんぱく質とかで」 * カバー両面印刷・折り返し帯、ハードカバー上製本(ソフトカバーとありますが、こちらで表記変更ができないので、補足です)