2025年1月7日発売
ロスト7ロスト7
旧ソ連製の超小型核爆弾、通称“レベジの核”が、新潟の原発付近に持ち込まれた。突如、核テロの脅威にさらされた日本政府は、国際謀略のエキスパートにして伝説のスパイマスター・冴木治郎に対処を依頼。その矢先、“ロスト7”を名乗る正体不明の人物から総理官邸に犯行声明が届く。それを皮切りに、国を揺るがす事件が次々に起こり、事態は混迷を深めていく。冴木は、核の行方と“ロスト7”の正体をつきとめることができるのか。そして、“ロスト7”の目的とは? 未曾有の危機を描く本格謀略小説。 プロローグ 第一章 亡霊の目覚め 第二章 挑発の波紋 第三章 混乱と不信 第四章 ロシアの影 第五章 蒼き狼 第六章 亡霊 第七章 挑発 第八章 攻撃 第九章 反撃 第十章 切り札 エピローグ
美は傷美は傷
ジャワ南部の港町に生まれた娼婦デウィ・アユとその一族を襲った悲劇。植民地統治、占領、独立、政変と弾圧といった暴力の歴史を軸に、伝説、神話、寓話などが渦巻く奇想天外な大河小説。世界35カ国以上で刊行されたマジックリアリズム文学の傑作。
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