小説むすび | 2025年12月18日発売

2025年12月18日発売

後宮あやし女官後宮あやし女官

陰陽道士と妖狐が祓う、後宮あやかし怪異譚 陰陽道士として育てられた女官が後宮に潜む闇を祓う、後宮あやかし怪異譚。 皇帝を守る隠れ里に生まれ育ち、不意の襲撃で両親を殺された娘・胡蝶。 陰陽道士だった父母の仇を討つため、栄華をきわめる顕帝国の都に辻占いとして身を隠した胡蝶だったが、迎えに来たのは後宮からの馬車だった。 「そこの占い師さん。可愛いお顔を少し貸してくださらない?」 そんな言葉とともに姿を現した上級女官・秋月に誘われ、あれよあれよと後宮へ呼び出された胡蝶だったが…… 秋月の正体は、後宮に巣くう穢れた怨念を食らおうとする美しき妖狐の青年だった。 かたや、両親の仇を探るために執念を燃やす、陰陽道士の少女。 かたや、大妖怪になるため後宮に住処を得た、妖狐の青年。 利害の一致をみて後宮での生活を送ることになった二人は、さまざまな後宮の闇と出会う。 美しき宝玉に秘められた妃の恨み、はるか昔に失った娘を探す親子の霊、厄を祓うはずの神事に起こる異変、深く愛された妃の髪にまつわる後ろ暗い因縁、皇后による後宮を覆さんとする陰謀ーー後宮に生じたあやかしと、それらを生み出した人の闇を、ひととあやかしの女官たちが打ち払う!

昭和の女帝昭和の女帝

自民党の“裏面史”を初めて明かす!米CIAと通じ、財務省や宏池会を操った裏の権力者ーー。自民党の源流となる政党の結党資金を提供した「政界の黒幕」の娘を名乗ったが……、実は、愛人から「娘」に成りおおせた芸者の子だった。同じく成り上がりの政敵・庶民宰相と壮絶な権力闘争の行方は? 第一章 吉田内閣に送り込まれたスパイ 1 佐藤栄作を土下座させた女性秘書 2 二人の権力者の間で揺れる「女スパイ」 第二章 女給からの転生 1 場末のバーでの運命の出会い 2 迷い込んだ「けものみち」の残酷 3 フィクサーの「裏の顔」 4 権力への意志 5 日露戦争の英雄から、野心家への贈り物 6 空襲警報下の男と女 7 ダイナマイトと焼野原 8 「火事場泥棒」加山の場合 9 「火事場泥棒」鬼頭の場合 10 闇のダイヤ 11 還暦のパートナー 12 GHQに翻弄されるキングメーカー 13 女帝の出産 14 巣鴨拘置所で東條英機と和解したフィクサー 15 出所した鬼頭が米軍に献上した「お宝」 第三章 鬼頭という“くびき” 1 第三の権力者となった鬼頭 2 傍流から本流へ 3 保守合同の裏で 4 女帝への“汚れた”依頼 5 ビジネスに使われたコパカバーナの花 6 政界の高嶺の花 7 秘めた恋 8 六〇年安保闘争の“革命前夜” 9 ボスとの大喧嘩 10 ワシントンの墓地で 11 CIAへの怒り 第四章 形勢逆転 1 大蔵省のタニマチ 2 佐藤総理の次を狙う加山の野望 3 庶民宰相の勝利宣言 4 フィクサーの陰謀 5 カネと女…政界蟻地獄 6 CIAが明かしたL社事件の行方 7 L社事件の真相 8 レイ子が送り込んだスパイ 9 蜂の一刺し 第五章 生々流転 1 鬼頭が明かした「終戦の真実」 2 愛人秘書との対決 3 金丸、竹下、小沢の裏切り 4 自民党解体 5 宿敵との淡い思い出

崖の上のヒバリたち崖の上のヒバリたち

ーーおれは彼女に、 「ヒバリ」という文字と、希望をもらった。 文字の読めない移動生活者の少年と、 学校で浮いている孤独な少女の出会い。 美しい挿絵で彩られた、 カーネギー賞受賞作家の心揺さぶる物語! ジムは、両親や親族とトレーラーハウスで集団移動しながら暮らす“パヴィー”の少年。 アイルランドの小さな集落で、定住者である “バッファー”の学校に通いはじめるが、偏見(へんけん)や差別にさらされ、不良たちから理不尽(りふじん)な暴力を受ける。そんな中、ジムは周囲から浮いているバッファーの少女、キットと親しくなる。他人に流されず、芯の強いキットにジムは惹(ひ)かれていくが、彼の病弱ないとこが不良たちに襲(おそ)われる事件が起きてしまい──。 苦しみや孤独を抱えた少年と少女の出会い、 揺れ動く気持ち。『ロンドン・アイの謎』 『すばやい澄んだ叫び』の著者による繊細な一編を、気鋭のイラストレーターが鮮烈な挿絵で彩った、心に響く物語!

相続ゲーム2 ホーソーン家の遺産 エイブリーと秘密の家系図相続ゲーム2 ホーソーン家の遺産 エイブリーと秘密の家系図

謎解き×ロマンスミステリー、待望のシリーズ第2巻! 亡き大富豪トバイアスが仕掛けた暗号を解いたものの、エイブリーが相続人になった理由は謎のまま。そんな中、トバイアスが遺したあらたな謎解きゲームが出現する! 複雑に入り組んだホーソーン家の血統の謎があきらかになると同時に、エイブリーの出生に大きな秘密が隠されていることがわかり……。スリルとアクションが魅力の、謎解きミステリー第2巻! 最強タッグのパワーできっと全巻読みたくなる! 代田亜香子さんによる、読みはじめたらとまらない中毒性あふれる翻訳と、丹地陽子さんによる、本作の世界観を完璧に具象化した美麗イラストは第2巻でも健在! 本シリーズの最強タッグのパワーで、全巻読破必至です! 「相続ゲーム」ファン急増中!? 書店員様からの推しコメントも続々! 第1巻「相続ゲーム エイブリーと億万長者の謎の遺産」に寄せられた書店員様からのコメントを抜粋してご紹介! 謎解き・サスペンス・胸キュン、 どれか一つでも好きな要素があれば、絶対にはまります。 大垣書店コンテンツ事業部 川合千秋さん ページをめくるたびに、深まる謎と秘密が折り重なっていく、 レガシー・ゲーム・ミステリー! 紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん 求める答えを探すように気が逸り、 ページをめくる手が止まらなかった。 未来屋書店大日店 石坂華月さん あっという間に引き込まれるスタートから飽きを感じさせない展開のスピード感。 分かりやすい表現だが先の展開はこちらの予想を超えてくる。 くまざわ書店 調布店 柴崎莉沙さん 恋模様も含め人間関係に目が離せない シンデレラロマンスミステリー 元 明林堂書店南宮崎店 河野邦広さん 謎めいたイケメンたちに翻弄されるエイブリーにハラハラ。 敵対しながらも惹かれてしまうじれったいロマンスが楽しい。 レビュアー O.Hさん

小説家になったとき やめたわけ小説家になったとき やめたわけ

出版社

鳥影社

発売日

2025年12月18日 発売

「作家にはどうしてもそれを書かなければならない理由があるのだ」-この言葉を実践した本作は、真の意味での優れた「純文学」だと思います。(小説家・医師 久坂部 羊) 文學界新人賞(梶井俊介名義)、小島信夫文学賞受賞作家が、沈黙ののちに綴った“人生のエチュード” 本書には、小説を書かずにおれない書き手の熱い思いと、自らの如何にともしがたい宿命、介護の厳しい現実と父親との葛藤、そして最後のぎりぎりの和解が、円熟の目で陰影深く描かれています。(久坂部羊「序文」より) ミッション系女子校の英語教師として働きながら文學界新人賞を受け、「梶井俊介」として歩み出した著者。しかし父の脳梗塞と長期介護、幼少期からの学校という場所の居心地の悪さ、自身の病と老い、一族の過去の栄光と呪縛に向き合う中で、「小説家であること」の根拠は崩れていく。本書は、その軌跡を徹底して言葉化した自伝的小説であり、「書く資格」を疑い続ける者がなお書いてしまう理由を追い詰めた、稀有な自己検証の書である。序文・久坂部羊、関連作品「転調する右目のエチュード」併録。 序文 文学を熱くココロザシたあのころ 久坂部 羊 小説家になったとき やめたわけ 転調する右目のエチュード あとがき 今ようやく爆弾を花束に

王の庭師王の庭師

血と灰の上に、樹を植える ーーかつて火を放った地に、王は種を蒔く かつて火砕流で他国の兵を焼き尽くした王国アーレンベルク。 惨禍から五十年。平和を手にした国に、再び問われるのは「赦し」だった。 戴冠したばかりの若き王ソフィアは、祖先の罪を背負いながら、滅びの地に“樹”を植える森林再生計画を命じる。 実務を担うのは、東方から来たひとりの青年ーー紺鳶色の瞳を持ち、左頬に古い傷を刻む留学生、タツキ・アメミヤだった。 華やかな宮廷でも、剣や魔法の戦いでもない。 水と風と土、そして人間の矜持の物語。 自然と経済、政治と祈りが交錯するなか、 贖罪を願う少女と、権力を嫌う青年が巡り会う。 それぞれの信念を懸けて、森の奥へと踏み込んだ先にあるものはーー。 ◆世代を超えて、驚きの声続々 「どの登場人物も誰かを救おうとしている。優しいのに甘くない」 ーー20代女性 「娘を寝かせてから呼んだ。最後のページを閉じたあと、しばらく動けなかった。 大人になって、ファンタジーに心を奪われるとは思わなかった」 ーー40代・父親 「森が迫ってくる。土の匂いがする。 生態系の描写がリアルすぎて、『雪蛍』を昆虫図鑑で探してしまった」 ーー博物好きの読者 「文章が本当に美しい。自然も心も、生きて動いているようでした」 ーー80代女性 「私もアーレンベルク国立森林大学の学生になりたい」 ーー会社員 ◆幻のヴィッセン語、ついに書店へ これは現実か、それとも精巧な幻想忌憚か 5年前、小さな出版レーベルで試験的に刷られ、静かに完売。 「本当に物語なのか?」「どこの国の言葉なのか?」「著者は実在するのか」。 波紋のように広まった問題作が、今、幻想の彼方から新装版となって蘇る。 現代社会を鏡のように映し出す、重厚なロマンス・ファンタジー。  序章 祖国の春 第二章 アーレンベルクの森林職人 第三章 謁見 第四章 キルブルク森林組合 第五章 ロレーヌの使徒 第六章 月夜の邂逅 第七章 王の休日 第八章 冬の風 第九章 アデーレの森  終章 楢 参考文献一覧

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