小説むすび | 2025年9月19日発売

2025年9月19日発売

閣下もいい加減、庇護欲まみれですね!?閣下もいい加減、庇護欲まみれですね!?

出版社

リブレ

発売日

2025年9月19日 発売

欠けた白い角で生まれたせいで「弱い」と過剰に守られて育った鬼族のデイル。 一人前の鬼として戦いたい──その夢を叶えるべく、北の城砦に配属された彼を迎えたのは、 王太子にして騎士団長、赤黒い双角を持ち、美しく圧倒的な存在感を放つリランドだった。 努力を惜しまないデイルの健気さに、リランドの独占欲は膨らんでいく。 守りたい。でも見ているだけじゃ足りない。触れたい、抱きしめたい、全部欲しいーー 「わたしはおまえを、可愛がりたくてしょうがないんだ」 庇護欲だだ漏れ王太子×戦いたいけなげな白い鬼の、もどかし激甘主従ラブ! ●人物紹介 デイル/生まれつき白い折れた角を持つ一般兵士。 健康なのに周囲から過保護に扱われ、戸惑いつつも、「皆と同じように鬼族として戦いたい」と奮闘する。 リランド/王太子で辺境伯で北部魔物討伐軍元帥で騎士団長。 端麗な容姿と強大な魔力を持つ二本角の鬼人。 デイルに一目惚れし、戦う意志を尊重しつつも、湧き上がる庇護欲に悶える日々。

ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』を読むヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』を読む

著者

秦邦生

出版社

水声社

発売日

2025年9月19日 発売

ジャンル

『ダロウェイ夫人』出版百周年! 1923年6月半ばのある一日の出来事は、百年後を生きるわたしたちの日常に意外なほど似ているのではないか。パンデミック、トラウマ、人種、ジェンダー、都市空間、トランスナショナル、マルチバース、気候変動……孤立した意識に共感の息吹をもたらすべく、モダニズム文学を現代的に精読する まえがき 小川公代 序 百年後の『ダロウェイ夫人』 秦邦生 現代の小説 ヴァージニア・ウルフ(秦邦生訳) 「そこに彼女がいたから」--『ダロウェイ夫人』における愛と現前 ジリアン・ビア(柳澤彩華訳) 「六月のこの瞬間」--ダロウェイの日からの一世紀 ポール・サンタムール(西脇智也・古城輝樹訳) 読書する時空間ーー『ダロウェイ夫人』の読者たちを読む 中井亜佐子 ダロウェイ夫人と存在の偶然性ーー「向かいの家の老婦人」の謎について 田尻芳樹 仮面としての衣服ーーファッションから見た『ダロウェイ夫人』と『オーランドー』 小川公代 ヴァージニア・ウルフの「魔法の庭園」--『ダロウェイ夫人』における樹木たちの生死 秦邦生 別の時間とこの人生ーー『ダロウェイ夫人』を『エブエブ』『歳月』とともに読む 河野真太郎 都市とモダニズムーー英語圏現代文学における『ダロウェイ夫人』の残響 星野真志 トランスナショナルな書物史ーーエンプソン、宮本百合子、左川ちかによるウルフの受容 松本朗 『ダロウェイ夫人』をこれからも日本の大学で読むためにーーフェミニズムの差異・交差性・人種 松永典子 [インタヴュー] ヴァージニア・ウルフと韓国文学 斎藤真理子(聞き手・小川公代) [インタヴュー] ヴァージニア・ウルフと松田青子文学について 松田青子(聞き手・小川公代) [作品] 同胞を愛した男 ヴァージニア・ウルフ(片山亜紀訳) 文献案内ーー〈あとがき〉に代えて 秦邦生

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