2023年7月7日発売
「ありがとう、矢代。私の恋を…今日までずっと、応援してくれて」再びピアノに向き合うことを決めた凛華のために、懸命に奔走する天馬。「ありがとう、麗良。私の恋を…今日までずっと、応援してくれて」最愛の親友である凛華のために、どこまでも天馬と共に尽力する麗良。「私は…」二人の想いを受けた凛華は、勇気と最大限の愛情とともに、あの日に失敗した『告白』を告げてー。もしも幸せに形があるなら、その形はきっとー最も幸せなトライアングルラブコメは最高の結末へ!
「学校で自分が受け持つ生徒と密会。…興奮する?」桐原との誰にも言えない特別な関係は、俺が教師として森瓦学園に赴任したことがきっかけに始まった。学校では真面目で先生からの信頼も厚い生徒会長だが、二人きりのときはいたずらっぽく、甘えたがりで嫉妬深い。週末は彼女の家で食事を作り、一緒にゲームをして、まるで恋人のように甘やかす。弱みを握られていることで拒絶もできず、よくないとは思いながらも毎日少しずつ秘密を重ねていって…。「先生のことを好きって気持ち、すごく大きくなっているんだ」素直に気持ちをぶつけてくる桐原に、抑えていた想いも大くなっていく。バレたら終わりなのに、その意識が逆に拍車をかけていきー。
「麻衣さんは僕が守るから」「じゃあ、咲太は私が守ってあげる」咲太にしか見えないミニスカサンタは一体何者?真相に迫るシリーズ第13弾。
「ねぇ。しばらく私の代わりに学校行ってくれない?」不気味なくらいに優しい素直の言葉が、私を惑わせる。オリジナルがやりたくないことを押しつける身代わり、“レプリカ”には、手に入るはずもなかったもの。“ふつう”の学校生活を送る日々が訪れた。文芸部の廃部の危機を救うため、奔走して。アキくんとの距離も、縮まって。そしてー。「ナオちゃん。わたしを見つけてくれて、ありがとう」秋。私の好きな人と同じ名前をした季節に、忘れられない出会いをした。第29回電撃小説大賞“大賞”受賞作、切なく胸を打つ第2巻。
少しずつ変わり始めた未来。二斗はアーティストとしてさらに大きな舞台に進むため、文化祭ライブに向けた準備を始める。だけど彼女は知っていた。『天才』の成功は他の誰かー『凡人』の未来を壊してしまうことを。そして、その苦悩こそが彼女を縛りつけるもので…。だから、『凡人』代表の俺は決意する。彼女を救おう。かつて逃げだした才能の化け物・nitoに、今度こそ立ち向かおうと。青春×タイムリープストーリー、シリーズ最高潮!未来を懸けた文化祭編が幕を開ける。
天海蒼真はIT企業に勤める27歳サラリーマン。連日アプリの不具合や取引先のクレーム対応に追われ、仕事へのやりがいに疑問を感じ始めていたある日、ファミレスで仕事をしていた蒼真は見知らぬ女子高生に声をかけられる。「あたしの社畜になってください!」羽白光莉。見た目陽キャなギャルにして、フォロワー35万人を誇る超人気のイラストレーター。そんなギャルJKが立ち上げたゲームクリエイションチームに誘われた蒼真。当然一度は断るものの、その矢先に勤め先が買収され、担当プロジェクトが凍結されてしまいー
天才聖剣士・ラディアータの弟子となった“無能”の少年・識は、“決闘競技”聖剣演武の頂を目指し聖剣学園に入学した。波乱の1学期を乗り越えて修練を重ね、成長を遂げた識。師弟の絆は盤石かと思われたが、そこへ北海道のライバル校トップに君臨する“世界の歌姫”聖剣士・春風瑠々音が現れー。「識ちゃんを懸けて、決闘よ!」ラディアータVS瑠々音、識を取り合うお姉ちゃん戦争が勃発!?若手聖剣士がしのぎを削る、年に一度の聖剣学園対抗戦“三校交流会”を舞台に、火花が散る!師弟の絆輝く青春“決闘”ファンタジー、第2幕。
つかの間の長期旅行を終え、四年生に進級したオリバーたち。哲人デメトリオの「失踪」に学園内の動揺がいまだ収まらないなか、穴埋めとして曲者ぞろいの新任講師たちが着任する。なかでもロッド=ファーカーは両極往来者であり“大賢者”と称される魔法使い。彼が巻き起こす新風はかつてない波乱を予感させ、仲間の身を案じるオリバーは胸の奥で警戒を強める。一方、ピートやガイは友と並び立つため、さらなる絆や力を求め葛藤する。しかし、「魔法使いの地獄」は彼らに立ち止まる余裕など与えてはくれない。今年もまた一人、迷宮の奥で生徒が魔に呑まれてしまいー
「私、シノが好き!これからは、恋人としてそばにいたい!」こうしてごく平凡な男子高校生である俺、久溜間道シノと、学校一の美少女と名高い鳳エマは恋人となった。…信じられるか?あの鳳エマだぞ?イギリスからやってきた、ユーモアと愛嬌に溢れる完璧な美少女。まさに高嶺の花だ。本当に俺がただ、平凡な人間だったならー。『シノなんて操り人形にして、ぜ〜んぶ奪い取ってやるんだから!』俺には世界的大企業『光郷グループ』の莫大な遺産が相続される。彼女はその遺産目当てで俺に近づいたのだろう。グループに仇なす者は全て排除する。エマ、利用するのは俺のほうだ。君を操り人形にして、徹底的に利用してやろうか。クックック…。
三年ぶりに会う橘さん。彼女の感情はあの時から変わっていなかった。まるで子供が宝物を大切にするように、想い出を握りしめたままで…。けれども俺には遠野との未来があって、誰もが傷つかず、幸せになる落としどころを探さなくちゃいけない。早坂さんと感傷的な気分に浸るのも、宮前の依存も、すべては一過性のものであるはずだ。だからこの関係は、否応なく沸き立つ感情は、今度こそ隠し通さないとー。大学生編、再びの泥沼へ突入。
目が覚めると、俺は中二の姿に戻っていたー。仕事はダメで金もなく、女にはモテるが夢を諦めクソみたいな大人になっちまった俺の人生。全ての原因は中学時代のアイツ、初恋の彼女、安芸宮羽純のせいだーなんて愚痴っていた俺は事故に遭い、なぜか中学時代へタイムリープしていた。当時は冴えないモブ男子だった俺だが、見た目を整え、中身は大人のコミュ力を発揮すると、あっという間に理想の青春をやり直すことに成功!過去の記憶をもとに通学途中で美人ギャルの茅ヶ崎を助けたり、クラスの一軍男女のトラブルもクリアしていく。あとは俺の人生を転落させた元凶、安芸宮羽純と過ごした向日葵が満開の『あの夏』の事件の真相を暴き、変えるだけのはずだったのだがー。
狼の化身ルティアが抱えていた心の呪縛を解き、教科書を巡るアケントでの争いに終止符を打たせたコル。目的であった聖典印刷の目処も立ち、いざ公会議に向けコルたちは準備を始めるのだった。全世界の聖職者が集う公会議、来るべき論戦を優位に進めるべく、一人でも多くの味方集めが重要となる。だが、その出鼻をくじくように“薄明の枢機卿”の名を騙る偽者が現れたとの報せが届く。聖堂都市エシュタットの圧政に立ち向かう、“薄明の枢機卿”の名の許に建てられたという希望の街オルブルク。かねてからの謙遜が仇となり、自分が本人であることを証明できないコルは決断を迫られるー。
VRMMO“アクチュアル・マジック”に参加した雪花小学校6年1組の生徒は、気づけば“複合現実”-デスゲームと化した現実世界の中にいた。混乱するユウマたちを幾多の危機が襲う。モンスターと化したクラスメイト、絶望的なまでに強大な巨人の襲撃ー。その窮地を救った存在は、「初めまして、お兄ちゃん」妹のサワに憑依し、ヴァラクを名乗る“悪魔”だった。その導きに従い、ユウマたちは幼馴染のナギを助けるべく、彼女がいる“アクチュアル・マジック”へ再び旅立つ。そこでは思わぬ出会いが彼らを待ち受けていた…。
王都に辿り着いたセイタロウは、各ギルドからもてなされ、国王からも呼び出される。歓迎の茶会の後、彼は実力と人柄で一目置かれ、王家との良好な関係を築くのだった。そんな王都暮らしの中、セイタロウは海沿いの一軒家を住まいにする。そして近隣の洞窟に、珍しい魔物がいると聞き、海の中に向かうことにー。Webで大人気の最強じい様ファンタジー、文庫化第9弾!
スキル販売者ユアラとの対決の時が来た。場所はフランジュ帝国の帝都。その勝負の形式は…なんと鬼ごっこ!?もちろん、単なる鬼ごっこではなく、ユアラは数々の罠を仕掛けていた。それによって心身ともにボロボロになりつつも、シャーロットとその仲間たちは、策を駆使してユアラを捕まえることに成功するが…。ネットで大人気の異世界大改変ファンタジー、文庫化第9弾!
コウヤの元にとある難しい依頼が持ち込まれた。それは、王国全土で猛威を振るう大盗賊団『霧の狼』の討伐!各地にある『霧の狼』の支部を一挙に殱滅すべく、コウヤが持ち出したのはーマンタ型の巨大飛行船!?ステルス機能も搭載した高性能すぎる船が、密かに、かつ超高速で異世界の空を舞うー。“元神様”な天然ギルド職員のうっかり改革ファンタジー、文庫化第3弾!