制作・出演 : エリック・リード
低音 SERIES::::カインド・オブ・ブラウン低音 SERIES::::カインド・オブ・ブラウン
もちろん主役は相変わらず快調だし、レギュラー・メンバーの息は合い、若手ウォーレン・ウルフ・ジュニアのヴァイブが良い。ハバード作の「テーマ・フォー・カリーム」、マクブライドのラインは高低音域を自在に滑らかに上下し、フロントを強力にプッシュし、タイムの疾走感が素晴らしい。わくわくする。
ベスト・マスター・クオリティーズベスト・マスター・クオリティーズ
聴いているといつの時代の音源かわからないほどの王道っぷり。HQCD仕様によるベスト盤は、70年生まれの現役ピアニスト、エリック・リードによるスタンダード集という趣も。きめ細かいタッチと、職人的な生真面目さが持ち味の正統派プレイヤーだ。
ミッドナイト・ブルース〜スタンダード・タイム VOL.5ミッドナイト・ブルース〜スタンダード・タイム VOL.5
NYのコンサート・ホールでの97年録音。とても綺麗に録れていて雑味のないライヴ盤。ウイントンのトランペットは音の張りとフレーズ、コントロールが完璧で文句のつけようがない。総勢50人弱のオーケストラが一丸となった演奏は鳥肌もの。
ブルー・トレインブルー・トレイン
リードは、若手ピアニストのなかでもオーソドックスなスタイルで注目を集める逸材。この作品ではジャズ喫茶などでおなじみの名曲を数多く取り上げており、いかにも日本人のプロデューサーらしい選曲が特徴。リラックスして楽しめる一枚だ。
印象派のメロディー〜グレイト・コンポーザーに捧ぐ〜印象派のメロディー〜グレイト・コンポーザーに捧ぐ〜
マルサリス・グループで活躍する俊英エリックがロン・カーターとアル・フォスターという最強のメンバーを得て、その真価を発揮した作品。エリントン、モンク、エヴァンスなど歴代の名手たちを彷彿とさせるダイナミックで迫真のプレイが続き、聴き手を飽きさせない名品。
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