制作・出演 : ドン・フリードマン
サークル・ワルツ21Cサークル・ワルツ21C
スタンダードを中心にしたフリードマンのアルバム。まずはリメイクされた「サークル・ワルツ」。オリジナルに比較して表現のラインが鮮明でより力強い。だがリリカルな余韻も十分だ。これが円熟味なのかと思う。バックも好調。特にナッシュのパワフルなドラム・サウンドが光る。楽譜付きがユニーク。
カンヴァセイションカンヴァセイション
86年、フリーマンは中山とのデュオで日本各地を回るというツアーのために来日。その折にレコーディングされたのが本作だ。二人は初めて共演したとは思えないほど息が合っていて、その、心を通わせながらの真摯な対話は変化に富んでいて、しかも熱い。初CD化。
スカボロー・フェアスカボロー・フェア
ベテランのピアニストが、ベースの巨匠ロン・カーター、気鋭ドラマーのオマー・ハキムと組んだ、まさにVIPにふさわしいトリオ。華のある流麗なピアノをスウィンギーなベースと切れ味の良いドラムスがサポート、オーソドックスなジャズを小気味よく楽しませる。