制作・出演 : ペッパー・アダムス
カリフォルニア・クッキンカリフォルニア・クッキン
ジェリー・マリガンと並ぶ白人バリトン・サックスの名手による83年作品。すでにキャリアの最晩年にあたる頃の演奏で、ニューヨークやデトロイトを拠点にしていたアダムスの西海岸で行なわれた貴重なライヴ音源だ。
コンフルエンスコンフルエンス
これはリーダーのパーキンスより、ペッパー・アダムスのバリトン・サックスとアレンジを提供したゴードン・グッドウィンの才能に注目させられる、なかなかの好アルバムだ。70年代後半の西海岸らしいサウンドで当時のメインストリーマーたちの真摯な演奏が印象深い。
ベスト・オブ・ドナルド・バード ブルーノート・イヤーズベスト・オブ・ドナルド・バード ブルーノート・イヤーズ
サイドメンとしても多くのセッションに顔を出しているドナルド・バードは、おそらく世に知られる以上にブルーノートに貢献したプレイヤーだろう。本作は選りすぐりの好演を集めたセレクション盤だ。
ザ・キャット・ウォークザ・キャット・ウォーク
当時活動をともにすることの多かったペッパー・アダムスとのコンビネーション、さらにデューク・ピアソンの曲作りの妙と聴きどころの多いアルバム。タイトル曲は猫のステップを思わせるお洒落な逸品だ。
コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード Vol.2コンプリート・ハーフノートのドナルド・バード Vol.2
グループをともに引っ張っていたペッパー・アダムスとの2管が熱い名ライヴで、当時の空気すら感じ取れる生々しさが魅力。追加曲も加わりやや長尺になるが、Vol.1とセットでまとめて聴くのが正統だろう。
ザ・クッカー+1ザ・クッカー+1
ジャズの歴史に欠かせぬJMの中心メンバーとして活躍したリー・モーガンのブルー・ノート第5作目。名曲「チュニジアの夜」から始まる、ジャズ・トランペットの魅力が凝縮された傑作だ。