制作・出演 : ジョン・クレイトン
クワイエット・ナイツクワイエット・ナイツ
ボサ・ノヴァを基調とした2008年録音作。巨匠クラウス・オガーマンのオーケストラ・アレンジが絶品で、艶のあるヴォーカルが際立つ。気だるそうな表情の中に高い技巧が垣間見える「トゥー・マーヴェラス・フォー・ワーズ」、抑えた表現ながら情感は豊かな「ウォーク・オン・バイ」、甘美を極める「クワイエット・ナイツ」など、いずれも隙のない仕上がり。
フロム・ディス・モーメント・オンフロム・ディス・モーメント・オン
ザ・クレイトン・ハミルトン・ジャズ・オーケストラをバックにスタンダードを歌った2006年作品。ダイナミクスの大きいサウンドに迫力負けしない(1)、抑えた表現に情感がこもる(3)、軽快にスウィングする(4)など、ヴォーカルは表情豊か。ブルージィな(9)も聴きごたえあり。
ザ・ベスト・オブ・ザ・クレイトン=ハミルトン・ジャズ・オーケストラザ・ベスト・オブ・ザ・クレイトン=ハミルトン・ジャズ・オーケストラ
ジャンル
クレイトン兄弟(ベースのジョンとアルトのジェフ)&ドラマーのジェフ・ハミルトンをリーダーとするビッグバンドのベスト盤。12曲中6曲が『ハート&ソウル』からの選曲。洒落たアレンジ、繊細にしてダイナミックな演奏。これぞまさしくビッグバンドの醍醐味。
エクスプローシヴエクスプローシヴ
大ベテラン、ミルトのオーケストラ共演最新作。ミルトのヴァイブは、かつてよりも都会的に洗練された感じだが、それでも十分にソウルフルな世界が繰り広げられている。バックに伍してパワフルにエネルギッシュに演奏するミルトに敬意を表したい。
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