制作・出演 : ダイアナ・クラール
ジャズ・ヴォーカルの女王=ダイアナ・クラールの2年ぶりの作品は、 彼女の育ての親ともいうべき巨匠=トミー・リピューマがプロデュース! 約10年ぶりにジャズ・スタンダードを取り上げた作品。 <収録内容> 01. ライク・サムワン・イン・ラヴ 02. ロマンティックじゃない? 03. ラヴ 04. ナイト・アンド・デイ 05. アイム・コンフェッシン 06. ムーングロウ 07. ブルー・スカイズ 08. スウェイ 09. 月とてもなく 10. ドリーム 11. 夢で逢いましょう 12. ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン?
『ザ・ガール・イン・ジ・アザー・ルーム』から約1年半ぶりとなる作品。本作は彼女自らが選曲したクリスマス・アルバムだ。お馴染みのサイドメンを従え、ストリングスも美しいバックにシルキー・ヴォイスをたっぷりと聴かせてくれる。
米国きっての人気女性歌手がスタンダード曲にのぞんだ作品で、本国ではチャート1位に輝いた。同じ曲順を持つ2枚組で一枚はオーケストラ、もう一枚はカルテットがサポート。しみじみと半生と米国娯楽の積み重ねを語るかのような聴き味。制作はダイアナ・クラール。
ボサ・ノヴァを基調とした2008年録音作。巨匠クラウス・オガーマンのオーケストラ・アレンジが絶品で、艶のあるヴォーカルが際立つ。気だるそうな表情の中に高い技巧が垣間見える「トゥー・マーヴェラス・フォー・ワーズ」、抑えた表現ながら情感は豊かな「ウォーク・オン・バイ」、甘美を極める「クワイエット・ナイツ」など、いずれも隙のない仕上がり。
現代アメリカを代表するピアノ弾き語りシンガーの初のベスト盤。ボッサの1曲目、ブルージィな2曲目、バラードの14曲目とどんな曲調でも貫禄たっぷりなのが持ち味。C.オガーマンの編曲が優美な5曲目、ディープな歌唱が光る11曲目、トム・ウェイツ作品を粋にカヴァーした13曲目は未発表曲。
ザ・クレイトン・ハミルトン・ジャズ・オーケストラをバックにスタンダードを歌った2006年作品。ダイナミクスの大きいサウンドに迫力負けしない(1)、抑えた表現に情感がこもる(3)、軽快にスウィングする(4)など、ヴォーカルは表情豊か。ブルージィな(9)も聴きごたえあり。
ピアノの弾き語りというスタイルでセンセーショナルなデビューを飾った彼女のデビュー作。彼女のセールス的成功が90年代から2000年代にかけてのジャズ・リバイバル・ブームのきっかけとなった。