制作・出演 : アンソニー・ウィルソン
クリスマス・ソングス〜フィーチャリング・ザ・クレイトン/ハミルトン・ジャズ・オーケストラクリスマス・ソングス〜フィーチャリング・ザ・クレイトン/ハミルトン・ジャズ・オーケストラ
『ザ・ガール・イン・ジ・アザー・ルーム』から約1年半ぶりとなる作品。本作は彼女自らが選曲したクリスマス・アルバムだ。お馴染みのサイドメンを従え、ストリングスも美しいバックにシルキー・ヴォイスをたっぷりと聴かせてくれる。
ラヴ・イズ・ジ・アンサーラヴ・イズ・ジ・アンサー
米国きっての人気女性歌手がスタンダード曲にのぞんだ作品で、本国ではチャート1位に輝いた。同じ曲順を持つ2枚組で一枚はオーケストラ、もう一枚はカルテットがサポート。しみじみと半生と米国娯楽の積み重ねを語るかのような聴き味。制作はダイアナ・クラール。
クワイエット・ナイツクワイエット・ナイツ
ボサ・ノヴァを基調とした2008年録音作。巨匠クラウス・オガーマンのオーケストラ・アレンジが絶品で、艶のあるヴォーカルが際立つ。気だるそうな表情の中に高い技巧が垣間見える「トゥー・マーヴェラス・フォー・ワーズ」、抑えた表現ながら情感は豊かな「ウォーク・オン・バイ」、甘美を極める「クワイエット・ナイツ」など、いずれも隙のない仕上がり。
レット・イット・ゴーレット・イット・ゴー
ロサンゼルスが拠点のジャズ・ピアニスト、ジョシュ・ネルソンの本邦初登場盤。サラ・ガザレクの歌伴をはじめ幅広く活動するジョシュが、リリカルなピアニズムを十分に発揮したリリカルなストレートアヘッド・ジャズ作だ。「ティアーズ・イン・ザ・モーニング」はビーチ・ボーイズの代表曲。
フロム・ディス・モーメント・オンフロム・ディス・モーメント・オン
ザ・クレイトン・ハミルトン・ジャズ・オーケストラをバックにスタンダードを歌った2006年作品。ダイナミクスの大きいサウンドに迫力負けしない(1)、抑えた表現に情感がこもる(3)、軽快にスウィングする(4)など、ヴォーカルは表情豊か。ブルージィな(9)も聴きごたえあり。
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