発売元 : 株式会社スペースシャワーネットワーク
2002年に埼玉で結成されたトリオの初作。朴訥としたフォーキーな歌モノ路線ながら、どこかに飄々とした味わいと、自虐的なユーモアも交えているのが特徴で、初期の真心ブラザーズあたりが好きな人にも推薦できそう。バンド名の由来が謎だけど。
ギタリストとしても注目を集めるスティーヴ・シュルツを中心とした4人組バンドの、3年ぶりの通算3作目。従来の持ち味である鋭いギター・サウンドに、霞がかった音像と練り上げられた楽曲の良さがプラスし、デビューからの集大成的作品に仕上がっている。
カリフォルニアのインディ系ロック・バンドのデビュー作。アコースティック楽器をベースにした弾けるようなサウンド。ポップなキンクスのようなところもあるけれど、むしろ無邪気な感じで、ジャケットのイラストのようなピュアで可愛らしい感性が光る。
自国イギリスでは2007年10月にリリースされた4作目。米国のエモ・ロックと共振したサウンドをキープしつつデリケートな音で、いわゆるUKロックの香りも漂うが骨のあるラウドなロックに仕上がった。優等生風のキャラも強みだ。「アウト・オブ・タイム」以降は日本盤のみ。
京都を拠点とする雑食ハードコア5人組、BURNING SIGNのデビュー・アルバム。豪快なモッシュ・パートを含む粗暴なサウンドを基盤に、哀愁のダーク・メロディなども聴かせる。
日本を代表するジャズ・シンガーによるボサ・ノヴァ集。NY録音。ケニー・ギャレット、マイケル・フランクス、マルコス・ヴァリほかトップ・ミュージシャンが大挙参加。ギル・ゴールドスタインのアレンジに平賀のシルキー・ヴォイスが重なる珠玉の名演集。
“NYで今もっともラウドなバンド”と呼ばれ、ナイン・インチ・ネイルズの前座も務めた三人組の初作。ガレージ・サイケとシューゲイザーからの影響を同時に消化し、ノイジィで破壊的なギター・サウンドで圧倒する。甘美なメロディと体温の低いヴォーカルも魅力。
ブルータル・トゥルースのリッチ・ホーク(ds)が率いるアメリカ出身の三人組。本作は2枚目のアルバム。収録曲数だけで驚かされる人もいるだろうが、グラインドコア・ポップとでも言うべき豪快な変態的マテリアルを矢継ぎ早に繰り出す作風には文句なし。