著者 : 北沢拓也
防衛庁に極秘で兵器製造を企てる西浦電工。産業スパイの伊坂征一郎は、西浦電工のライバル会社からの依頼を受け、西浦電工のOLや若妻たち甘美な罠に陥れ、その謀略解明に乗り出した。一方で、兵器売買と政財界を陰で操る黒幕・芦沢は、機密漏洩を恐れ、兵器バイヤーたちに伊坂の抹殺を指令する。次々と伸びる魔手をかいくぐり、伊坂が察知したものは…。著者渾身の長篇官能サスペンスミステリー!
夫が多忙と出張で愛欲を満たされない妻の美那子。彼女は恵里子との甘美なレスビアンの快楽に浸っていた。美那子を夢中にさせる恵里子は、芸能プロダクションを隠れ蓑に会員制クラブ「火の館」を経営していた。そのクラブこそ、女を次々に誘拐し性の奴隷に調教して政界に送り込む闇の組織だった。組織の罠に陥り、恵里子との倒錯した性愛に溺れ、行方不明となった美那子。やがて、彼女を探す妹の香世は、手掛かりを求めて恵里子と組織の中に飛び込んだ。そして、めくるめく愉悦にふるえながら元大物政治家の計画を知るが…。長篇官能小説。
淑恵夫人にとって、他人の目に晒すことは最高の悦楽だった。藤巻が背後からいきり立つものを夫人の秘唇の溶けきったあわいにあてがうと、夫人は腰をまわすように蠢かせて、美和子に叫んだ。「いいわぁ、見て、見てぇ」赤坂でブライダルセンターを営む藤巻は、実は不倫請負人でもあって、自らも、白い獣となって悶え狂う女たちの快楽の相手を努めていた。ハードなラブプレイで迫る官能サスペンス長編。
貴恵はのたうちまわっていた。牛丸にクリットを吸われ、直美に乳首を揉みたてられて、はっ、はっ、と火のように喘いでは、直美にしがみつく。城山直美は、乱れる貴恵の唇をむさぼるように吸っては、貴恵の手をとって、自らの股間にいざなう。つまり貴恵は、体を大きくひらいて、秘所を牛丸にゆだねながら、となりの直美と唇を合わせつつ、直美の秘部を愛撫していた。-あくなき快楽を貪る女体の乱舞!!聖花学院を舞台に有名講師の華麗なラブ・プレイが圧倒的迫力で連続する新官能小説!
夫の単身赴任中に売春で摘発された妻。企業戦士の留守宅を守る若妻たちが陥る甘美な不倫の調査に乗りだした総務部長の乗木広明。彼はイラン出張中の社員の妻伊穂子の不審な動きから、イ・イ戦争の中、石油利権獲得に暗躍する産業スパイとそれを操る黒幕・沢井の策謀を察知する。石油戦争の渦中に飛びこんだ乗木が極秘で指令された夜の管理職とは…そして乗木を襲う黒い罠から彼を助ける謎の男は…?
パンティストッキングとパンティのゴムの部分から弓削は手さきを押し入れた。固いゴムのその部分をひろげるようにして、さらに深く手をくぐらせる。「あ、いやっ」千賀子は身じろぎするように机に伏せた華奢な上体をゆさぶるようにしたが、弓削はかまわずさらに手首までを、彼女の下着のなかにくぐらせる。なめらかなすこしひんやりした千賀子のお尻の肉を、彼はじかにつかみ、その双の小山の張りと弾力を手の平で実感した。ぴっちりとガードされた下着の中で手を自在に動かすのはむずかしく、さらにスカートはタイトなので、指を秘部に使う充分のゆとりがない。だが、そのきつく窮屈な愛撫が、かえって刺戟的である。弓削は、尻肉と尻肉の合わせ目に指を沈め、その淫靡な谷あいを指さきで辿った。-圧倒的な迫力、めくるめく情事の連続、長編企業官能小説!