小説むすび | 西蔵大脱走(下)

西蔵大脱走(下)

西蔵大脱走(下)

出版社

徳間書店

発売日

1993年4月30日 発売

日本のTV局のレポーターの代役を頼まれて、ヒマラヤ山中のラダックへ飛んだ工藤秋生は、チベット独立運動で騒然とする聖都でセシリアとともに取材を開始した。雪嶺に立つ旧王宮、寺院の曼荼羅、合体仏に目を奪われている間に戒厳令が布かれた。香港のビンセント・青とヘンリー・西は中国特務機関の尹虎嶺から、チベット亡命政府の香港事務局代表ナムギャルが、国を統治する転生霊童を捜す不隠な動きをしていることを知らされる。その時すでに秋生一行は、山岳のゲリラと中国人民解放軍に狭まれ、大銃撃戦の渦中にあった。

関連小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP