小説むすび | 2022年10月14日発売

2022年10月14日発売

シェリ=ビビの最初の冒険シェリ=ビビの最初の冒険

肉屋見習いのシェリ=ビビはある偶然から殺人を犯し、以来殺人が殺人を呼び、前代未聞の極悪人として流刑地カイエンヌへと向かう監獄船バイヤール号の途上にあった…囚人たちは待っていた、シェリ=ビビからの蜂起の合図を!支配下に置いたバイヤール号に遭難者が流れつく。そこにデュ・トゥシェ侯爵がいたーシェリ=ビビは侯爵の父殺害の濡れ衣を着せられ、その妻は初恋の相手セシリー!因縁の下劣漢にある復讐を考えつく…外科医ル・カナックによる言語を絶する方法で若き侯爵と入れ替わるのだ!大いなる秘密を宿しシェリ=ビビはセシリーと夫婦生活をはじめる?すべては“ファタリタス(運命)”に導かれ、フィナーレの大スペクタクルは圧巻!フランスのベル・エポックに人気を博した“最後の連載小説家”と称されるガストン・ルルー。『黄色い部屋の謎』と『オペラ座の怪人』で売れっ子作家となったルルーが、一九一三年満を持して“ル・マタン”紙に連載した本邦初紹介の人気怪人シリーズ“シェリ=ビビ”!

外れスキル「世界図書館」による異世界の知識と始める『産業革命』 〜ファイアーアロー?うるせえ、こっちはライフルだ!!〜(1)外れスキル「世界図書館」による異世界の知識と始める『産業革命』 〜ファイアーアロー?うるせえ、こっちはライフルだ!!〜(1)

「力が全て」を掲げる王国にて、戦闘に使えない知識を持った第三王子、グレイスは「口先だけの知識バカ」と罵られ、辺境の不毛の地へと追放されてしまう。グレイスの数少ない理解者である近衛騎士の少女ヴィグナと鍛冶屋のボーマンとともに辺境の地、アスガルドへと赴くが、そこはかつて「狂王ソウズィ」と呼ばれる人物が治めていた土地だった。触れたものの知識を得ることができるグレイスの能力「世界図書館」を駆使して廃墟となったソウズィの屋敷にたどり着くと、そこには人間にしか見えないほど精巧に作られた少女型のゴーレムが鎮座していた。グレイスがそのゴーレムに触れると、脳内にとんでもない知識が流れ込んでくる。なんと、ゴーレムは異世界の知識で作られた「ロボット」という存在だったのだ。そして、「狂王ソウズィ」とは別の世界から来た人間で、彼の遺産は別の世界の知識で作られたものだということを知る。「世界図書館」で得た知識により起動に成功したロボット「ガラテア」を仲間に加え、今まで蓄えたこの世界の知識と異世界の知識を組み合わせることで不毛の地を少しずつ発展させていくのであった。「知識」を武器に、できそこない王子の快進撃が今始まる!

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP