2022年12月12日発売
どうする家康 一(1)どうする家康 一(1)
ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていたー。しかし、三河武士の熱意に動かされ、弱小国の主として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する、乱世に飛び込んだ。待っていたのは生きるか死ぬかの大ピンチ!個性派ぞろいの家臣団を頼りに、夢と希望にあふれた波瀾万丈の物語がここに幕をあける。
見果てぬ王道見果てぬ王道
長崎の貿易商・梅屋商店の跡継ぎとして育った庄吉は、香港で写真館を経営する。そこで出会ったのが、清朝を打倒し、西洋の武力支配からの自立を目指す若き孫文だった。西洋列強による東洋の侵略に理不尽を感じていた庄吉は、孫文の情熱を知り、革命を支援することを約束する。庄吉はやがて、日活の前身となるMパテー商会を創立。黎明期の映画事業は大成功を収め、その資金で革命を支援し続ける。実業家・梅屋庄吉の熱き生涯!
殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官
正体不明の巨大生物「怪獣」の度重なる出現に対抗すべく、日本は専門の省「怪獣省」を設置、発見・予報・殲滅の撃退プロセスを確立させた。怪獣の進行方向や攻撃方法を分析する予報官の岩戸正美は任務中、奇妙な事件に遭遇する。風力発電所の停止命令が届かなかった町で見つかった死体。音響統制が敷かれた静寂の中で鳴り響いた一発の銃声。怪獣が生息していると噂される湖で失踪した調査官ーそして、怪獣が絡んだ事件には必ず、くたびれたコートをなびかせた一人の中年男が現れる。警察庁特別捜査室の船村と名乗った男の噂を、正実は耳にしていた。「怪獣捜査官」と綽名される船村と、正美は事件に立ち向かうことになっていく…。
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