2024年7月発売
妻の球子は俺を庇って骨折ばかりする。俺も球子を守りたくて夫婦で“守りバトル”に没頭する。ある日、勤め先に俺が会社の金を横領していると電話が入りー。-「ほどける骨折り球子」。無名モデルのキヌは、映画の撮影で粗雑な扱いを受ける中で、女の幽霊が見えるようになり…。「見えない存在」にされてきたふたりが革命を起こす!-「存在よ!」。“奇想天外、だけど愛おしい。不均衡な関係性に縛られた心を解き放つ傑作!
「イスラエルとは何か」そのはじまりを考える重要作。シオニズム運動の推進者であり、イスラエル建国の立役者として知られるユダヤ人作家、テオドール・ヘルツル(1860-1904)。政治的シオニズムの宣言書『ユダヤ人国家』での構想をより克明に描き出し、1902年に発表後、大きな反響を巻き起こした近未来小説の初邦訳。
道中の脅威を退け、ソーキサス帝国へと辿り着いた親善使節団。セシリアの従姉妹でもある皇妃シャナルとその子どもたちからの歓待を受け、親交を温めるウィルたちだったが、迎えた式典当日。突如出現した魔獣によって帝都全域が大混乱に陥るなか、その魔の手はソーキサス城内にも及び、ウィル以外の迎賓館を訪れていた子どもたちが連れ去られる事態にー。
王家を巻き込んだ騒動を解決し、辺境地ラストア村での生活にも慣れ始めた神官リド。仲間たちと賑やかな生活を送っていたある日、ラストア村にある人物が訪れる。-それは、衰弱しきった様子の獣人少女、ナノハだった。「お願いします。どうか私たちの里を救ってください…」聞けば、獣人族が暮らす里は大地の汚染により危機に瀕しているのだという。そしてそこには、かつての騒動の引き金となった黒水晶が関わっていたー。大地汚染の他にも獣人族の里は多くの問題を抱えており、リドは仲間と共にその解決に乗り出すことを決める。舞台は辺境の土地から獣人族の里に変わり、リドの規格外な能力を活かした開拓計画が、今始まろうとしていたー。
混乱に陥れた自称魔王(本物)は門番の手によって倒された。しかし、まだ見ぬ真の魔王がいると勘違いした門番は魔王探しの旅に出る。その旅の先々で巻き込まれる数々のトラブル。神獣の復活、死が蠢く怪奇の町、暴走する古代遺産。そして暗躍する魔王の残党とバニーガール村!?最強門番による無自覚ハーレムファンタジー第二弾!