2023年6月19日発売
『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(文春文庫)の W映像化(テレビドラマ&韓国映画)決定 罪を犯さざるを得なかった女性たちに対峙する刑事・何森。 定年が迫る中で下した苦渋の決断ーー 話題沸騰シリーズスピンオフ 優秀な刑事ながらも組織に迎合しない性格から、上から疎まれつつ地道な捜査を続ける埼玉県警の何森稔(いずもりみのる)。翌年春の定年を控えたある日、ベトナム人技能実習生が会社の上司を刺して姿をくらました事件を担当することになる。実習生の行方はようとして掴めず、捜査は暗礁に乗り上げた、何森は相棒の荒井みゆきとともに、被害者の同僚から重要な情報を聞き出し──。技能実習生の妊娠や非正規滞在外国人の仮放免、コロナ禍による失業と貧困化などを題材に、罪を犯さざるを得なかった女性たちを描いた全3編を収録。渋みのある刑事たちの活躍を描く、〈デフ・ヴォイス〉シリーズスピンオフ。 ■目次 「逃女(とうじょ)」 「永遠(エターナル)」 「小火(しょうか)」 あとがき
歪み出す正義感。 「呪いの館」への復讐を誓う健やか荘の老人達。 “管理人”を目撃した彼らは、警察に捕まった先生との 繋がりを絶つべく、恐ろしき計画を立てる。 妖館への復讐。その執着心が澱み出す。 孤独感に苛まれるキヨに救いの手はあるのか。 義憤が暴れ出す、妖館都市伝説ホラー、第4巻!!
[警察VS.暴力団!! 生存を賭けた命懸けの抗争、開幕!!!] 行き場を失くした 「元暴力団員」の怒りが、 ついに暴れ出すーー。 「日常」を脅かす騒乱(テロ)の裏に潜む、 「邪悪(イビル)」とは…!? 警察、暴力団、そして元暴力団。 それぞれの思惑が交錯し、 物語は大きく流転するーー。 『ウロボロスー警察ヲ裁クハ我ニアリー』、 『チェンジザワールドー今日から殺人鬼ー』の 【神崎裕也】が贈る大人気ポリス・サスペンス!!! 現代社会の闇を鋭く抉る、第7集!!!!
三百年余の長い眠りから目覚めた男が、23世紀の未来世界で見たものはーー H・G・ウェルズのディストピア小説を、黒岩涙香が翻案した名作が、現代かな遣いによる読みやすい形で復刻! 明治末期〜大正初期のSFマインドを知る、貴重な1冊。 西暦2230年、長い眠りについていた男が目を覚ました。三百年後の社会はテクノロジーによって一変し、彼自身は地上の土地をすべて所有する皇帝となっていた! だが、そこは理想の国ではなかった。政治闘争にくすぶる革命の機運と、人びとに迫る危機を知った彼は、二十世紀人の覚悟をもって命がけの行動に出るーー 科学技術への洞察と、人間社会への痛烈な批判を込めたH・G・ウェルズの名編を、作家に共鳴する黒岩涙香が大胆に翻案。『八十万年後の社会』(『タイム・マシン』翻案版)とならぶ、いまこそ注目のディストピア小説!【電子オリジナル版】
激突! VSヴェルンリード戦!真の力を開放した強敵に、どう挑む!? 悪魔の手に落ちた大要塞・ベルゲンに突入したクオンたち。剣鬼と化したクオンは一方的に悪魔の群れを蹂躙するが、敵将たる女悪魔ヴェルンリードは、巧みな魔法で彼らを翻弄する。 その後、さらわれたベーディンジア王国の王女を助けるべく、クオンらはミリエスタの街へ急行することに。トッププレイヤー・アルトリウスの懐刀たるマリンの支援をも受け、ついにヴェルンリードの根城に迫るクオン一行だったが、そこには恐るべき光景が広がっていて……!? 真の力を解放した爵位悪魔ヴェルンリードに、クオンはどう立ち向かうのか? そして、別動隊として動くアリスたちの戦いの行方は……?
最凶の呪術と強力な眷属を従えた、不死なる王の異世界侵略譚!! 日本で通り魔に殺された青年は、『恐怖による世界平和』という願いを神に気に入られ、低ランク冒険者・アルバートとして、異世界で最悪の迷宮と名高い『鏖殺墓地』内部に転生させられてしまう。 絶体絶命の状況で彼が出会ったのは、かつて世界を壊滅の危機に陥れた伝説の存在・呪術王だった!! 『鏖殺墓地』を抜け出すため、呪術王の弟子となりその最強の力を継承したアルバート。 圧倒的な力を手にしたアルバートは、強力な眷属達を従わせ、『世界平和』という願いのため、異世界の国家を相手に宣戦布告しーー 「恐怖と支配によってこそ世界は平和になる」 最強最悪の力を手に入れた不死なる青年の、平和の為の異世界侵略が始まる!
最弱の武器×最強の勇者=一撃必殺!!! 神に最弱の武器【ひのきの棒】しか装備できない”祝福”を与えられ、役立たずとして帝国を追放されたネオン。それでも人知れず修行を続けた彼は、白き幼龍ユキと出会う。 実は世界の成り立ちに深く関わる存在であるユキは、世界支配を目論む帝国にその命を狙われていた。 初めてできた友のユキを守るべく帝国に立ち向かう決意をしたネオンだったがーー 「--遅すぎる。お前の剣、止まって見える」 果てしない修行の末に、ネオンは【ひのきの棒】であらゆるものを一撃で粉砕する最強の戦士に成長を遂げていた!! さらには他の最弱武器の宿命を負った美少女たちも仲間に加え、ネオンはユキを守るために帝国の野望を打ち砕く! 最弱武器で一撃必殺な痛快ファンタジー、開幕!!
大人アリスレート登場!? オリハルコンフィストの過去が語られる!! ミハエルとの再戦に備え、リックは「人の意識だけが10倍の速度で過ぎる」空間へと赴く。 その背中を見守るラインハルトは、およそ13年前、まだ「オリハルコンフィスト」がラインハルト、ブロストン、ミゼットの3人しか居なかった時代に思いを馳せる。 その時代、謎の失踪事件が続くレストロア侯爵領にやってきたラインハルトたちは事件の解決に協力することになるが、吸血鬼に襲われた人間のなれの果てである、グールの大群に襲われる。 グールを操る吸血鬼を探す「オリハルコンフィスト」だが、彼らが出会ったのは「全員がSランク級の実力を持つ」と言われる吸血鬼、「十二使徒」だったーー。
「お前を守りたい。だが、お前を愛しく思うたび、俺の中の竜がお前を求めて発情する」両親を殺され、敵に追われるセンチネルの王子ノイシュは、東の武人・雨月に助けられる。過敏な五感の刺激に苦しむノイシュに雨月が口付けると、柔らかな癒しに包まれた。雨月は唯一ノイシュの感覚の暴走を和らげ、守れる運命のガイド「薔薇の番」だったのだ。だが雨月は愛するほど黒い竜になる呪いにかかっていて…!「声も匂いも感触も、雨月さんは気持ちいい」溺愛センチネルバース!