2024年12月20日発売
私、ひとりでも稼げるので! 知恵と負けん気でデッドエンドを打ち破る、ストイック令嬢の愛されロマンス譚!! 書き下ろし番外編、巻末収録!
正真正銘の化け物【ダンジョンボス】、現る!? これは、不屈の男が謎多きダンジョンに隠された秘密を暴いていく物語。
フランス在住60年になる著者が、フランス人の妻を亡くした後の、越境者ならではの空虚・寂寞・哀痛・違和感を実存的に綴った小説集。「最初の日本人」「離れないで」「生きる」の3編を収録。どれも、物語の設定から空間も時間も、文体までも異なる、作家性を打ち捨て、日本語のお約束を蹂躙した字義どおりの全く新しいノベル(novel)。 最初の日本人 離れないで 生きる
短篇小説の黄金時代。サリンジャー、ナボコフ、オコナー、ボールドウィンなど、重要作家が次々と登場する、1950年代前後の名作10篇を収録。“名作中の名作”でアメリカ文学史をたどる、シリーズ第3弾。
昭和三十五年に金子清超師に入門して以来、自詠自書を標榜された先師に倣って、その道を歩んできた。作成した漢詩は二千首強、批正され掲載された漢詩は一千首を超えてきた。 これまでの旅行や職業柄、各地へ訪れた際にその情景や当時の思いを漢詩で表現するようになり、その集大成として四冊の漢詩集として纏める事とした。その第三集。 第一集は花を題材にした『日比谷公園百花選漢詩集』。第二集は中国・台湾の旅游を題材にした『中国百華選漢詩集』。 そして今回は、昭和三十五年から今日までに国内各都道府県の旅遊を題材に、百か所百余首を選び、『扶桑百和選漢詩集』として編纂。題名の「和」は日本の名称「大和」からとった。金子清超師、ならびに石川忠久師の漢詩も「参考漢詩」として掲載。
大阪へ 東京からの転居、コロナ禍での先行きの見えない日々。寂寥感と欲望。 生活とイリュージョンの往還からうまれた20篇の物語。 消えた女、死んでしまった友人、家族、行きずりの出会いと別れ。生活をとりまく些細な出来事から湧き上がるエモーション。 パラダイス・ガラージ、豊田道倫&His Band!などの活動で知られるミュージシャン・豊田道倫による、感傷的な現実と幻想のあわいを溶かすような文体でつづられる待望の短編小説集。 赤い腕時計の女 タール一ミリのメンソール 再会 眠剤入りラーメンを食べながら 春寒の夜に想うこと スラム街の悲しい目をした犬 寝物語 四文屋にて 二〇二二年十月三十日の夜 開かずのドア 神経精神科三階ー22 多景湯にて 光明の街 無題 帰還 岸さん 雨宮さんのこと この駅にて モーニング・セットの後 愛がなくなった街で
心おどる新作アンソロジーで『アナと雪の女王』の記念すべき10周年をお祝い! アメリカ国内で高い評価を受けている10人の作家のよる、今まで語られなかった/知られざる物語 アグナル王による人生の教訓から、エルサが挑む海上の壮大な戦い、ノーサルドラの神話……そしてアナとクリストフの婚約パーティーまでが描かれた全ての人が楽しめるアンソロジーです。
舞台は1995年、主人公は受験を控えた中学三年生。 読書に夢中の少女はくり返し図書館へと出かける。 三島賞作家・青木淳悟はなぜ『耳をすませば』の翻案をくり返すのか? 「耳すま」のはずなのにどこか様子が変 ついに書かれた青春小説 ジブリアニメ「耳をすませば」に材をとる2つの翻案小説 「憧れの世界」、「私、高校には行かない。」(『文學界』掲載)のほか、 執筆の背景と翻案小説を書く試みで直面する課題を実作に即して検討する 「〈青春懺悔の記〉いかにファンでなかったか?」(書き下ろし)、 「小説家、ジブリを書こうとする --「失敗から始める」翻案への道」(書き下ろし)を収録。 〈青春懺悔の記〉いかにファンでなかったか?(書き下ろしエッセイ) 憧れの世界 私、高校には行かない。 小説家、ジブリを書こうとする --「失敗から始める」翻案への道(書き下ろしエッセイ)