2025年3月5日発売
人の世と隔絶された異界ーー“隔世” 国には、それらを管理する特務機関があった。 不幸を呼ぶ体質に悩む会社員、近澤朝陽は、同僚の瀬戸内詩矢に巻き込まれる形で、“隔世”と呼ばれる異界の調査機関、『隔世調査委員会』に入ることになる。都市伝説そっくりな駅、母親の埋まる神社など、数々の依頼をこなしながら、朝陽は自分の体質のルーツに迫っていく。 人智を超えた世界に挑む、最恐ホラーファンタジー! 日部星花(ひべ・せいか) 第17回「このミステリーがすごい!大賞」隠し玉、『偽りの私達』にてデビュー。他作品に、小学館ジュニア文庫『パティシエ志望だったのに、シンデレラのいじわるな姉に生まれ変わってしまいました!』や第2回青い鳥文庫小説賞金賞受賞作『今日から死神やってみた!』シリーズなどがある。
異能によって他者の生命力を吸い取ってしまう神崎雛乃と、 不老不死の身体に苦しんできた龍ヶ峰雪嗣。 互いに補い合うことで初めて「普通」に生きられるふたりは、 運命に導かれるように夫婦になった。 幸せな日々を過ごす雛乃だったが、 踏み込みすぎると一線を引いてしまう様子の雪嗣に、 夫婦としての関係が停滞しているのでは、と不安を覚えるようになる。 そんな中、実家の手伝いのため赴いた怪異退治の現場で、 子どもの頃に共闘していた祓い屋の青年・水神夕夜と再会しーー? この結婚がたとえ「運命」ではなかったとしても、自分の手で「運命」にしてみせる。 大人気の美しき婚姻譚、待望の続刊。 ■著者プロフィール 忍丸(しのぶまる) 『異世界おもてなしご飯』(カドカワBOOKS)でデビュー。著作に「わが家は幽世の貸本屋さん」シリーズ(ことのは文庫)、『アラベスク後宮の和国姫』『花咲くキッチンー再会は薬膳スープと桜を添えてー』(ともに富士見L文庫)、『幽世のおくりごと 百鬼夜行の世話人と化け仕舞い』(ポプラ文庫ピュアフル)など多数。
田中さんの作品を見て、小説を書きました。--青山美智子 青山さんの小説を読んで、作品を作りました。--田中達也 今まで見たことのない! 最高に幸せなコラボレーション連作短編小説。 青山美智子さん作品の装丁を数多く手掛けている田中達也さんのアート作品。今回は「田中さんの作品を見て青山さんが物語を執筆し、その物語を読んで田中さんがさらにアートを作成する」という、楽しさに満ちた小説です。
占い師側で好感度を上げたいカイルVS占い師との浮気を疑うルチェッタ。 成金商会長カイルとの愛なき結婚式で死亡し、死に戻った没落令嬢ルチェッタだったが、人生2周目ではカイルの優しさにふれることでカイルへの恋心を自覚し、婚約指輪を受け取る…。 だが、その婚約指輪がきっかけで、カイルは占い師=ルチェッタだと気付いてしまう…! ただし、ルチェッタの好感度を上げたいカイルは、正体に気付いたことを伏せ、占い師ルチェッタの方をデートに誘い…!? ラブとすれ違いが深まる、ツンデレ同士の婚約破棄ラブコメ第4巻★ 2025年3月刊
同居中のツンデレ書道家・清水にご執心の残念お嬢様・輝は、柊から告白されデートすることに! 一方、部屋に残された輝のネックレスを見た清水は、自分の気持ちが“独占欲”であることに気づく。 バレンタイン&ホワイトデーで三角関係に終止符がーー…!? 「約束だろ 恋愛感情の答え」 見逃し厳禁の第13巻!! 2025年3月刊
「彼氏の顔忘れちゃった?」 事故で留年したボッチ女子高生・依。 ひとり日課の推し活を楽しんでいたところ突如現れたイケメンに自作うちわを踏みつけられてしまう。 憤る依だったが、その倫理観欠如イケメンはなんとかつて弟のように可愛がっていた幼馴染の彌生君だった! 小さくて可愛くて泣いてばかりだったはずの彌生君が“約束”どおり結婚しようと超迫ってきて…!? 10年ぶりに再会した幼馴染がなんかヤバ!? ドキドキ過剰の第1巻! 2025年3月刊
暁帝国の皇帝・青嵐の妃になった明霞。 常に命を狙われる青嵐を守るため軍人になると決めていた明霞は、青嵐が悪ふざけで結婚を決めたと思い不服に想う。 しかし、青嵐には明霞を危険な目に合わせたくないという思惑があった。 すれ違う二人の結婚生活はーー!? 幼馴染ケンカップルの後宮ロマンス♪ 2025年3月刊
“傷痕王子妃”として蔑まれていたリリーシアは、“やり直し”後の人生で、辺境伯子息・イーサンと愛し合い、結ばれた。 イーサンたちが黒幕の真実に近づいていく中、建国百周年式典の日に大いなる災いが訪れるーー! そして “やり直し”の果て、リリーシアが手に入れたものとはーー? 傷痕でつながる運命の二人の“やり直し”ピュアラブストーリー、本編クライマックス!! 2025年3月刊
人気脚本家で作家でもある櫛木隼は、顔出しの仕事もしている今をときめく有名人。 都会的なマンションで洗練された生活を送っていた三月のある日、そんな優雅な日常を脅かす出来事が。 遠縁であり幼なじみの円野幸宏・通称ユキが、就職活動のために転がり込んできたのだ。 人並以上に何でもできた自分とは違い鈍くさいユキを、子どものころからそばに置き、気にかけ、かばい、世話を焼いてきた隼だったが、高校卒業以来、ユキとは一度も会っていなかった。 ユキとの間には、できれば二度と会いたくはない、隼にとっては耐え難い苦い思い出があって……。 樋口美沙緒、待望の新作!たっぷり四六判で登場! 2025年3月刊
ダンジョン出現と同時に人類がレベルやスキルを手にした世界で、スキル“不老不死”を得た顔悠。ダメージを瞬時に回復させ決して死ぬことがないが、レベルアップとスキル取得が不可のため、死なないだけの“最弱の攻略者”と呼ばれていた。そんな悠だが、とある出会いをきっかけに、失った家族を取り戻すべく踏破不能なダンジョンに挑む。そして1万年を経てダンジョンの主・魔竜アングラウスのもとにたどり着き、激闘の末に時を戻すアイテムを手に入れ、念願の2周目の人生をスタートさせる!なぜかそこには回帰前の記憶を持つアングラウスがいて…!?
「次に死ぬのはお前かもしれない」不気味な手紙は殺人の予告だったのか? 施錠された室内で発見された老婦人の絞殺死体。撲殺された無垢な娘。相次ぐ自殺。平和な町を襲う未曾有の事件に秘められた真相とは……。 夭折の女流作家ドロシー・ボワーズ、最後の未訳長編が待望の邦訳! 弔いの鐘は暁に響く 訳者あとがき