2025年9月24日発売
愛国神父愛国神父
最後は「戦犯神父」と呼ばれて‥‥‥ 戦時下の逆風の中でカトリック教会を守るために「真のカトリック信者は愛国的である」という論陣の許、全国の教会から恤兵募金を集め、軍に飛行機を献納し「愛国神父」と絶賛された男の生涯を追う。
花蔵の乱ー雪斎と今川義元ー花蔵の乱ー雪斎と今川義元ー
若き駿河国主・今川氏輝が突如死んだ! 影役・彦五郎も同日に亡くなる。 謎を知る母・寿桂尼は口を閉ざしたまま、末弟・義元と軍師雪斎の生き残りを賭けた戦いが始まった。
【POD】狂え虹色 戦国志 第三章【POD】狂え虹色 戦国志 第三章
人間社会は腐りきっている。必ずや叛逆を成し遂げる。 いま、才なき奴隷兵から不撓不屈たる大将軍へと這い上がった義虎(よしとら)と、彼が《風の巫女》の名を授けし教え子、残酷なる運命を蹴り飛ばす碧(みどり)による、深謀遠慮の革命が胎動する。 剣戟と戦略、異能の爆ぜる【教育系⁉ 戦国絵巻】 隣国の〈高句麗民族〉が圧政からの独立戦争を決行し、義虎は援軍の総大将へ任じられた。国々の情勢は密接に絡み合っている。来たるべき自国での叛逆に際し、ともに魂を懸けうる同胞との絆を探り、傷つき疲れ果てながらも暗躍する義虎は、かつて滅ぼされた祖国の遺民たちとも邂逅し……。 超大国の大軍師を相手に、義虎が裏の裏まで読み合って斬り進むなか、城を守る碧も名だたる将軍へと懸命に挑んで師の背を追う。碧は想う。 義虎は永く弱かったという。どれだけ己の非才を呪ったか。それでも幾数多の修羅の場数を踏破し続け、珠玉たる経験から生ずる圧倒的な戦闘力、超越的な洞察力、絶対的な精神力をその精髄へ染み渡らせた。 だから大将軍なのだと。自分もそうなりたいと。ここに、少女は戦乙女へと覚醒していく……。