著者 : くまの柚子
「貴様がすべての始まり、元凶の魔女か」魔導貴族の女当主で宮廷魔導師であるラドミラに舞い込んだのは、公女との婚約のため訪問した隣国皇弟の護衛任務。気乗りしないまま会った皇弟は、自分がラドミラの使い魔であると告げ「責任をとってもらおうか」と剣を手に迫ってきてー!?初対面のはずなのに、いつの間に皇弟殿下が私の使い魔になっていたの!?騎士皇弟と魔導師令嬢(&かわいい魔物たち)の契約×無自覚執着ラブ!
覚醒前のラスボス悪女・公爵夫人ディアーナに転生していた私。しかもすでに氷の公爵様とは政略結婚済みで、娘は私におびえ家庭内は冷えきっていた。将来負の感情にとらわれラスボスとして覚醒した私は、娘の恋人の勇者に倒される運命ーーなのだけど、そんなのはお断り! なるべく家庭円満、負の感情とは無縁のストレスフリーな生活を心がけたい! そう決心し旦那様との関係改善&娘をかわいがりまくることにしたのだけど……!? 様子のおかしな公爵夫人の脱ラスボス系悪女物語、華麗に開幕★
「私とともに伯爵家領を守ってもらいたい」 魔導師の力を見込まれ、政略結婚で辺境の伯爵夫人となったヴァネッサ。悪妻と噂され周囲や夫から距離を置かれた彼女は、領地を守るため魔物と一人戦い無残に死亡ーーしたはずが、なぜか過去に戻っていた!? 誰にも認められなくても今度こそ領地を守る! そう意気込んでやり直した人生では、不仲だったはずの夫の様子が変わってきて!? 死に戻り魔導師妻と堅物騎士伯爵の無自覚溺愛×すれ違いラブ!
「きみとはあくまでも雇用者と被雇用者の関係だ」 婚儀を終えた花嫁のメグは、夫となった皇太子アルノルドにそう宣言される。困窮する家族のため、期間限定の雇われ妻として立派な悪妻を演じようと奮闘するが、なぜか彼女の悪妻ぶりは周囲に逆効果をもたらせてゆく。しかも、皇太子まで彼女に絡んでくるようになり……。このままだとお給金をいただけないかも!?--メグの焦りをよそに、事態は思わぬ方向へと進みはじめて!? 雇われ悪妻と訳あり皇太子の契約結婚ラブ!
紆余曲折を経て絆を深めた国王ギルハルトと婚約者アイリ。しかし聖地である賢者の森に密猟者が侵入する事件が発生!調査のため二人で聖地に訪れるもギルハルトの人狼の血が騒ぎ出し、アイリから離れられなくなってしまい!?しかも、一晩同じベッドで過ごすことにー。「俺は…おまえが欲しいんだ」野性的な陛下にドキドキが止まりません!
「決めました。この子たちの母になります」巡礼聖技団の歌姫リリベットは、突然訪ねてきた男爵の叔父から魔導貴族の伯爵レネとの結婚を命じられる。とある理由からリリベットの力が必要なだけの偽装結婚だというのだが…。小さな魔物たちのお世話でぼろぼろの彼との結婚生活は問題ばかりーだけど、私、期間限定の嫁としてがんばります!魔物使いの歌姫と訳あり伯爵(&ちびっこ魔物たち)の契約結婚ラブコメディ!
元・身代わり婚約者のアイリは国王ギルハルトの溺愛っぷりに戸惑いつつも幸せな毎日! しかしある日、自分こそが「月の聖女の血を引く正式な婚約者」と名乗る伯爵令嬢の登場で自信を無くしてしまう。さらにギルハルトの異母弟ユリアンが現れアイリに急接近! それでも「どうか俺の傍にいてほしい」ギルハルトの誠実な思いは変わらなくて…!?
「私は、団長さんに断罪されたい」聖女候補として教育されてきた子爵家令嬢のミアは、ある事件から異国の辺境に追放されることに!移送中、襲撃者から救ってくれたのは、辺境の領主で魔王のように恐れられる騎士リジェクだった。聖女候補なのに魔物と仲良しなんて知られたら大変なことに!?おびえるミアに、彼は過保護なくらい優しくしてくれてー。落ちこぼれ聖女と氷の騎士の魔物まみれの溺愛ラブファンタジー!
国王の婚約者である妹が失踪し、急遽身代わりとして王宮へ上がった伯爵令嬢アイリ。銀狼の血を引き、暴君と噂される国王に正体がバレたらお家没落!? 何とかやり過ごそうとするも、流れで一夜を共にすることになってしまう! 絶体絶命のアイリだったがーー「気持ちいい、もっと撫でてくれ」獰猛なはずの彼がなぜかわんこのように懐いてきて!?
夢竜事件を解決したリオノーラと竜騎士団長ハーヴェイ。しかし、敵国オルダートへの領空侵犯が問題になり、団長が謹慎処分に。同時にリオノーラの身分がバレてしまう!皆を守るために、リオノーラは竜騎士団を辞めてオルダートに身を差し出すが、その時団長はー!?「待っていてくれ。必ず迎えにいくから」団長との恋も最高潮な最終巻!!
隣国の精鋭・竜騎士団に潜入中の王女リオノーラ。男だらけの中で紅一点頑張るものの、相変わらず過保護な団長ハーヴェイに認めてもらえず、もどかしさでいっぱい! そんなある日、妹の婚礼祝いに兄王子がやってきた。正体がバレたら、本国に強制送還されてしまう。竜騎士団に残りたいリオノーラは、団長の助けを借りて王都を抜け出すけれど…!?
隣国に嫁いだ最愛の妹を見守るため竜騎士団に潜入中の王女リオノーラ。ある日“竜殺し”の異名を持つ団長ハーヴェイに正体がバレて、大ピンチ! しかし咄嗟に竜と契約を結んだおかげで強制送還を免れて、団長付きの従者として残れることに。妹のため厳しい訓練は覚悟の上……なのに「この子は特別だから(頭ぽんぽん)」って私に過保護すぎるんですが!? 【電子限定!書き下ろし短編付き】「濡れ鼠たちの三重奏」収録
三人の姉と王位継承権を争う王子・果潤は、自他共に認める筋金入りの守銭奴だ。半面、自分の益になりそうな人物には支援を惜しまないとも評判だった。そんな果潤のもとを、楽花という商家の娘が訪れる。楽花が言うには、彼女は「楽観国」という亡国の王女の生まれ変わりらしい。かつての王国を取り戻せば大金も手に入るからと、王国再興のために力を貸してほしいと頼まれた果潤だけれど…?
ハディージェは医師見習い。元宮廷医師の娘として育ったが、実際は皇位継承に敗れて命を失った皇兄の血を引くため、出自が明るみになれば幽閉か死罪になる運命だ。いまは法官アスラーンの家に身を寄せ、帝都で女医師に師事して医術を学ぶ。親同士が決めた婚約者でもあるアスラーンを意識するも、以前彼に裏切られたことが忘れられず、恋心を封印しようとしてしまう。ハディージェの信頼を取り戻そうと口説くアスラーンだが!? ハディージェは医師見習い。元宮廷医師の娘として育ったが、実際は皇位継承に敗れて命を失った皇兄の血を引くため、出自が明るみになれば幽閉か死罪になる運命だ。いまは法官アスラーンの家に身を寄せ、帝都で女医師に師事して医術を学びはじめたばかり。親同士が決めた婚約者でもあるアスラーンを意識するも、以前彼に裏切られたことが忘れられず、恋心を封印しようとしてしまう。 ハディージェの信頼を取り戻そうと口説くアスラーン。だが素直に甘えられないハディージェは彼に辛く当たってしまい…!? 禁忌の花嫁 法官と宿命の皇女 あとがき 電子書籍特典スペシャルショートストーリー「素直になれなくて」
没落士族の娘・環は私立桃園高等女学院ー通称桃女の二年生。伯爵家の御曹司でありながら桃女の家政科教師をしている手塚は、環の幼なじみで憧れの「お兄さま」!そして、桃女では巷でも噂の、超絶イケメン教師たちによる「特色ある授業」が行われている。それは、超絶イケメン教師たちからの甘い誘惑を徹底的に拒絶し続けるというえげつないもの。当然、手塚も口説いてくるわけで…?
裕福な貿易商の家に育ったメラルは、父が横領罪で投獄されてからは法官の侍女として働いていた。突然、主から高貴な方の屋敷に移るよう命じられたメラル。けれど屋敷にいたルトフィーという男は、容姿こそ秀麗だが簡素な身なりの変わり者。部屋のあちこちに本が山積みで掃除もろくにされていない有り様だ。それでも健気に働くメラルに、ルトフィーは次第に好意を抱くように。すれ違いながらも距離を縮めていく二人は!?
兄・静心のために黒烏州に戻った朧月。そこへ誘拐事件を企てた緋鷹が現れた。静かに脅してくる緋鷹に、ついに朧月の気合に火がついた!!一方、独り身寂しい蒼刻は叛乱軍を押さえるべく奔走。そのために重要なある人物と会うが!?気がつくと周りは敵だらけ緊迫の第15弾ー他、いちゃこらカップルが宝石探し!&ついに禁断(!?)のパラレル登場!の番外編も収録!!
女に触れると妖怪になる皇帝の花嫁に!? 手負いの妖怪を助けた山育ちの娘、仙麗は、その後突然、皇帝の前に連れて行かれ、そこで自分が助けたのが呪いにより妖怪姿にされた皇帝だったと知る。 その呪いとは「女に触れると妖怪になる」というもの。 真に愛し愛されれば解けると知り、今まで九十九人の花嫁を娶ったが、すべて失敗だったという。 驚く仙麗に皇帝・鳳雅は言う。「予を愛してくれないか」。 妖怪の怪我まで心配する仙麗の優しさに惹かれる鳳雅、そして仙麗もまた、鳳雅に惹かれていく。 このままでもいいと思えるほど幸せな日々、だが実は呪いには期限があり・・・? 果たして仙麗は呪いを解くことができるのか・・・!? ちょっと切なくとっても甘い中華ファンタジー!
隙あらば甘々ダンナと化して油断ならない蒼刻に流されてる?な引きこもり公主・朧月。そんないちゃこらな雰囲気とは反対に、“双界の瞳”と名付けた師匠・螢火により解放された朧月の異能の力は少しずつ強くなっている。謎の皇子劫により、神華国中に火種がくすぶり始める中、黒烏州刺史の朧月の兄・静心が行方不明との報せが届き──!? 引きこもり覚醒!?の第14弾!
安渓村の水華は、今年もまた父兄につれられて紡ぎ場に向かう。一個の繭から、太すぎず、細すぎず、より均一で長い糸を生み出すのは、なかなか難しい。水華は丁寧だが仕事が遅く、監視官からいつも注意をうけていたのだ。ある日、紡ぎ女たちが一斉に工場長に呼び出される。そこに現れたのは、白国の若き皇帝だったーー。 その国の名は白国。繊維産業を主とするこの国には、天蚕から糸と紡ぐ技術が受け継がれていた。だが、繊維産業に関わる者たちの仕事は過酷だった。糸を紡ぐのは、近隣から集められた幼い少女たち。男たちは畑を耕し家畜を飼って食料を生産したり、土木兵役につくのだ。 安渓村の水華は、今年もまた父兄につれられて紡ぎ場に向かう。一個の繭から、太すぎず、細すぎず、より均一で長い糸を生み出すのは、なかなか難しい。水華は丁寧だが仕事が遅く、監視官からいつも注意をうけていたのだ。ある日、紡ぎ女たちが一斉に工場長に呼び出される。そこに現れたのは、白国の若き皇帝だったーー。 序 第一章 気がかりじゃ 気がかりじゃ 第二章 糸が切れぬか 心配じゃ 第三章 糸が切れりゃ 結びゃあよいが 第四章 縁が切れりゃ 結ぶもならぬ 第五章 だから惚れるな 主より糸よ あとがき