著者 : なみあと
気づくと乙女ゲーム世界の悪役令嬢の身体に入り込んでしまった女子大生ゲーマー・コノミ。突然のことに右往左往する彼女の耳に、更なる問題の到来を告げる悲鳴が届く。「どうしてわたくしがあの田舎娘になっているんですのー!?」そこには、プレイヤーキャラ(主人公)の姿になった本来の悪役令嬢・アイリーンが!?尖った性格のアイリーンを放置していたら、二人そろって破滅してしまう…!そこで、悪役令嬢のガワを破ったコノミは、主人公のガワを被ったアイリーンを導き、ゲームのTRUEエンドを目指すことに!?効率厨ゲーマーと元・悪役令嬢の入り替わりファンタジー、開幕!第1回ノベルアップ+小説大賞“ノベラ賞”。
大陸東部の穏やかな街、リアフィアット市。 そんな街の片隅に、店員二名の小さな宝石店があった。 ーー『スプートニク宝石店(ジュエリー・スプートニク)』。 ヴィーアルトン市内にて、宝石店店主スプートニク、リアフィアット市の警部ナツ、魔法使いのソア ランとイラージャは、『魔法使いファンション』にまつわる真実を聞いていた。 それぞれの過去が繋がり、これまでの魔法使いに関する騒動の発端や、「宝石を吐き出す」少女クリ ューがスプートニクのもとに来ることになった経緯も明らかになった。 そんなスプートニク達のもとに、突然、不吉な知らせが舞い込んでくる。 クリューが見知らぬ土地で一人、囚われの身となっていたのだった……。 宝石に愛された少女の、甘くて淡い、ファンタジーノベル。 それぞれの真実と向き合う決戦の第9巻、開演。
大陸東部の穏やかな街、リアフィアット市。そんな街の片隅に、店員二名の小さな宝石店があった。-『スプートニク宝石店(ジュエリー・スプートニク)』。ある日、「宝石を吐き出す」少女クリューと、宝石店店主スプートニクのもとに一通の手紙が届く。送り主は、宝石商会会長・クルーロル。内容はクリューへの「エルキュール宝石学校・体験学校」の入学案内だった。遠く離れた地・大陸統都ヴィーアルトン市での体験学校であったが、クリューは一人でこの体験学校に参加することを決める。一方、リアフィアット市に残ったスプートニクには、ある異変が起きていた。その変化に戸惑っていた折、彼にとっては非常に好ましくない客が来る。クリューとスプートニク。出会ってから初めて離れ離れになる二人、彼らの胸に芽生えるものとは…。宝石に愛された少女の、甘くて淡い、ファンタジーノベル。新章開幕。