著者 : イセ川ヤスタカ
「あなたが世界を裏切る前に、私がいまここで殺してやる!」王国の姫君にして、古の技を継ぐ最強の剣士ーリィン。王国の騎士にして失われた影の魔法を操る不世出の魔術師ークロウ。姫の裏切りによって、世界は魔族の手に堕ちた。かつて恋人だった彼女を止めるため、少年は時を超え十年前にさかのぼる。最悪の未来を避けるため、彼女を暗殺するという使命を、彼女から“託されて”-。ところが、寝所に忍び込んだ少年と対峙した彼女は刃を構える。少年こそ、未来の世界を滅ぼした悪魔だと言うのだ…。相反する少年少女が世界を再構築するヒロイックファンタジー!
夜の街。見てはいけないものを見てしまった高柳迅太は、そこで意識を失った。目が覚めると女の子たちが話しているのが聞こえてくる。「やっぱり殺すしかないと思うの」「でも死体の処理にもお金がかかりますし…」何やら不穏な会話だ。自分が殺されると分かった迅太は命乞いに手を尽くし、殺し屋を名乗る女の子たちの働く喫茶店のウェイターをすることに。でも、その殺し屋稼業の正体は…。クセだらけの少女たちと普通の少年が、不思議な喫茶店で社会の闇に触れるとき、物語は少しおかしな方向に動き出す。殺し屋喫茶開店です!
「恋人同士、ですか?よく解りませんが、それでよければ」僕の彼女、帆影歩は少し変わっている。無口で無表情が基本な上に「人=哺乳類=おっぱい大好き」と、平然とトンデモ理論を語ってくる。さらに僕の足の甲を愛撫してきたり、入浴中の裸の画像を送ってきたりーって帆影?当初は清純派文学少女だったよね!?おかげでなぜか妹の映が心配?してきて、言葉責めにあうようになったのですが!?(妹よ、お前は何なんだ)そんな帆影も“普通彼女”を目指してはいるらしく、参考にしているのは…ら、ラノベらしい?(なんか期待しちゃう)彼女と妹と僕。ラノベを通じた不思議な三角ラブコメ開幕!!
冒険者を志すも、とある理由から冒険者学校を落ち続けるリュクス・ドーファンは、一〇校目に受けた遊び人学校でまさかの首席合格!筆頭特待生に任命される!!同じく特待生として合格した闘技場無敗の少女ディアや、超天才のルナル、なぜかいる王女アナといった“黄金世代”と呼ばれる、誰もが注目するクラスメイトたちから尊敬と期待を向けられることになるのだが…。リュクスは遊び人学校で本人すらも気付かなかった才能を開花させ、誰もが驚く成果を出し続けてしまう!!
訳あって異世界のレグド女学園で教師になった俺は、外見をオークにされたせいで生徒たちから変質者扱い。しかし完璧教師な俺は、生徒の攻撃も事件も究極魔法で完璧に対応する!それでも魔界や風俗街への家庭訪問は大変だし、生徒たちはビキニアーマーで誘惑してくるし、異世界の教師も大変だー。オークなのに完璧教師×美少女異種族JKたちのハーレム学園ラブコメディ、始業!
大企業の青年社長・神代楽徒とその一行は、彼が戯れとしてその財力と最新科学を駆使して作った超巨大バイク“フェンリル”とともに、見知らぬ世界“散華の七大地”に召喚されてしまう。彼らを召喚したのは、ドジッ子魔人少女・シャルノワル。彼女は自らの配下として召喚したつもりだったが、言葉が通じず対話もままならないため、楽徒は魔人や魔獣の討伐のために喚ばれたのだと勘違い。そこへ魔獣が現れー楽徒は、超巨大バイク“フェンリル”を巨大なロボット“ヴァナルガンド”に変形。その圧倒的な質量とパワーで粉砕したのだった!これは異世界に蔓延る魔人や魔獣と戦う巨大変形ロボット“ヴァナルガンド”を操る楽徒と、魔人少女シャルノワルの物語。
「やることが出来た。ガキを一人助ける。止めても無駄だぞ」危険すら顧みず、何の縁もない一人の少女を守るために「迷宮層」の全てを敵に回す、掛け値なしの馬鹿、チャンク。それが、この地下神話の主人公だ。ここは、見上げれば天蓋に覆われた地下都市。クズしか存在しない底辺。猥雑な建築物が建ち並び、奇妙な熱気に包まれたその街は「迷宮層」と呼ばれている。そんなスラム街で生まれ育ったチャンクの生業は、郊外エリアに沸き出てくる機械獣カニバルを索敵して狩り殺すこと。最低の環境だったが、チャンクはそのシンプルな生活が気に入っていた。そんな彼が狩りの最中に拾った謎の少女、リリィ。それが、地下世界を揺るがす大事件の始まりだったー。