ラノベむすび | 著者 : メアリー=ドゥ

著者 : メアリー=ドゥ

悪役令嬢の矜持(5)〜導くは朱紫の双玉、其は森羅にして万象故に。〜悪役令嬢の矜持(5)〜導くは朱紫の双玉、其は森羅にして万象故に。〜

第一幕Finale『最善の未来』のため、覇道を往くーー世界の摂理に定められた『宿命』との戦い ライオネル王国使節団がノーブレン大公国へ来訪中に発生した大公暗殺及びオルミラージュ侯爵暗殺未遂事件。その犯人である“美貌の殺人鬼(ジェーン・ザ・リッパー)”からの招待状に誘われウェルミィ・オルミラージュ侯爵夫人たちは“土”のサンセマ公爵家を訪れることとなる。大規模な結界が施されてもなお瘴気が溢れ出す不穏な屋敷には『語り部』と呼ばれる一人の老人が待ち受けていた。そこでウェルミィたちは知ることになる。この世界の摂理と『宿命』をもつ者たちの話を、そして女神に愛される“精霊の愛し子”が世界に齎した恩恵のしわ寄せがどこへ行くのか。禍々しい瘴気を放ち続ける目の前の老人は、ただ助かりたかった……だから歪めたのだ、と。“常ならぬ【災厄】”を終わらせ、『最善の未来』を歩むために世界にはたった一人の“悪役令嬢”が必要だったーーWEB版再構成による全編ほぼ書き下ろしストーリー後編!

悪役令嬢の矜持(4)〜四花の憂う先行きに、朱瞳が齎す最善を。〜悪役令嬢の矜持(4)〜四花の憂う先行きに、朱瞳が齎す最善を。〜

大公暗殺事件、容疑者は“朱色の瞳の女(ウェルミィ)”--異国公務中に降りかかる王国使節団の受難 水・火・風・土の4つの公爵領で成り立つノーブレン大公国。四公家の代表となる次期大公を決める重要な式典【大公選定の儀】にライオネル王国使節団の一人として招待された侯爵夫人ウェルミィ・オルミラージュは歓待パーティーで各国の要人との歓談を楽しんでいた。ところが宴の最中に賓客であるエイデスを狙った暗殺未遂事件が発生。さらには現大公が殺害されたという知らせが立て続けに入り、会場中はパニックとなり混乱に乗じて犯人は姿を消してしまった。大公暗殺及びオルミラージュ侯爵暗殺未遂事件、目撃された容疑者は“朱色の瞳の女性”。該当する人物はこの会場でたった一人、ウェルミィだけ。窮地に立たされてなお、ウェルミィは己の矜持に懸けて自らが定めた義を成す。そして“何者でもない”彼女の選択は世界に最善をもたらすーー

悪役令嬢の矜持(2)〜あなたが臨む絶望に、悪の華から希望を。〜悪役令嬢の矜持(2)〜あなたが臨む絶望に、悪の華から希望を。〜

悪の華(ウェルミィ)は社交界に舞い戻るーー思惑渦巻く紳士淑女の輪舞 悪名を轟かす社交界の悪の華ウェルミィ。後妻の子でありながら伯爵令嬢の義姉を虐げ断罪されたことで表舞台から消息を絶っていた彼女がある日突然、社交界に舞い戻った。何故か伯爵家のリロウド姓を名乗り、隣に王太子殿下を侍らせて。しかも王太子殿下を毒牙にかけただけでは飽き足らず、魔導卿オルミラージュ侯爵や有力な貴族令息たちをも次々と誑かしているという。そんななかで王宮で開催されることになった【王太子殿下婚約披露パーティー】。そこには噂の悪女ウェルミィをはじめとする、三人の令嬢と五人の令息の姿があった。趣向を凝らした、絶望渦巻く喜劇の幕が上がる。主演は当然、ウェルミィ・リロウドーーこれは悪役令嬢の矜持を賭けた妃(クイーン)と、とある道化(ピエロ)の物語。書き下ろしストーリー「ウェルミィの企み」を収録!

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