著者 : 三上康明
“災厄”-人を捕食する正体不明の化け物の登場により、人類の生活は一変した。災厄と戦うために選ばれた子供達が通う「東京戦厄高校」の少年成家廻人は、最強の災厄を討つ者“ディザスター・シューター”を目指していた。だが、彼が手にした対災厄戦闘兵器「生体響刻武装」は、最弱でお荷物とさげすまされる「迅引」タイプだった。エリート少女の月佳、内気で泣き虫のアリス、二人の少女とチームを組むことになった廻人。バランス最悪の落ちこぼれチーム“第72討伐班・トリニティ”は災厄を討つことができるのか!?絆が導くトライアングル・学園バトルファンタジー、開幕!!
特防壊滅ーその報せは日本が重大な危機に陥ったことを意味していた。混乱を極める状況下、緋扇財閥を根絶やしにするべく動き出す、失われし財閥の亡霊「虹ノ原」とセブン。最凶のクライシス・ウェポンをふるう虹ノ原、修羅と化したセブンの前に次々と倒れていく仲間たち。両親を殺害し、妹の運命を狂わせた犯人は誰なのか?全ての真相が明らかになる時、慎が選ぶのは絶望の闇か希望の光か…!?揺るぎない焔でその闇を切り開け!!本能の刃が紡ぐバトルアクション、終焉の第5巻!!
「黒の使徒」事件は解決したー表向き。だが逃げたセブンの行方や、「黒の使徒」創始者・和泉田幸雄を殺した犯人など、謎は残されたままだった。霞耶の助言を受けて、全ての真相を知る可能性がある「迦嶋田家」の当主と接触する方法を探し始めた慎。その過程で慎は、六大財閥「雨牙家」の令嬢である雨牙・K・オーレリアと出会う。強気でお嬢様然としたオーレリアに振り回される慎。だが、やがて2人は特防・財閥・そして日本の暗部「迦嶋田家」を巻き込む強大な陰謀に搦め取られていき…!?理不尽な闇を切り裂き少女を救え!本能の刃が紡ぐバトルアクション、灼熱の第4巻!!
心中事件の真相を探るため、ついに終末の探偵に捜査を依頼した慎は、急増する才能持ち犯罪のせいで駆けずり回る毎日を送っていた。事件の陰に「黒の指導者」という存在がいることを知った慎は、「黒の使徒」との関係を調べていく。一方、慎の妹の紗々良は、財閥総帥である善司が息を引き取り跡を継ぐことに。目まぐるしく変わる環境、終末の探偵からもたらされる「真実」。そして慎の前に立ちふさがる新たな強敵ー慎は真実をつかみ取ることができるのか!?本能の刃が紡ぐバトルアクション第3巻!!
人間の危機本能に呼応する「クライシス・ウェポン」の使い手、九重慎。セブンとの激闘を繰り広げた緋扇家襲撃事件のあと、慎は「黒の使徒」が今度は六大財閥のひとつ八芒家へと攻撃を開始したことを知る。八芒家は財閥による共闘組織「五撰陣」を編成。激化する黒の使徒との戦いの中で慎は、幼くして大剣のクライシス・ウェポンを顕現させる少女・サファイアに出会うが…!?大切なものを守るために、救うためにー決意を秘めた慎の刃が戦場を翔ける!!本能と信念が織りなすバトルアクション第2巻!!
「クライシス・ギア」は有事の際、人間を守る発明品だった。だが10万人の1人の確率でこれを武器化できる人間が現れた。高校生・九重慎もまた武器化の才能を持っていたため、政府機関「特防」に所属するエージェントとなった。そんな彼に、財閥令嬢である緋扇紗々良の身辺警護依頼が舞い込む。ただの警護任務のはずが、急変!緋扇本家の人間が全員惨殺された!!紗々良を守る慎の前にも凶悪犯ークライシス・ウェポンの能力者「セブン」が現れる!強き「本能」を刃にーバトルアクション開幕!!
大島裕樹の所属する食品研究部「ショッケン」は、お菓子を食べるだけのゆるーい部活。しかし、次期生徒会長の最有力候補・東雲皐月は実績のない部活動は廃部にするという。かけがえのない自分たちの居場所を守るため大島は生徒会長に立候補することを決意し、ショッケン部員たちと慣れない選挙戦に挑むことになるのだが…。幼なじみで腐れ縁の住吉千里、何を考えているのかわからない不思議少女・森下未散、頑張り屋で健気な青海衣更など、個性豊かなヒロインたちの協力を得て、大島は生徒会長選挙に当選することが出来るのか。
神社の息子、悠人の周りにはいつの間にか訳ありの“神様”の女の子ばかりが集まる事態に。正体不明の猫の神憑き、ゆみなのワガママにつきあって遊園地に来た悠人、冬乃、リリ、妹の永遠。そこでゆみなが出会ったのは、記憶喪失になる前のゆみなを知っている、紗由と名乗る少女だった。ゆみなの過去について話すと言う紗柚に、たった一人で会いに行くゆみな。一方、力が暴走してしまった冬乃は人を傷つけたことにショックを受け、自分に憑いた“神様”を落とす儀式を悠人と二人きりで行う。全員の運命と、恋が、動きを見せるー学園ネコ耳ラブコメディ、佳境の第四弾。
記憶と常識をいっさいがっさいどこかに置いてきてしまったネコ耳娘・ゆみなと共同生活を送ることになった俺、草壁悠人はあくまで平凡な高校生だ。幼なじみの冬乃はいまいち納得してないみたいだし、妹もなんかすごく怖い。そんな俺たちの前に現れた次なるトラブルは、現役美少女アイドル、リリ!!何やら不穏な様子で近づいてきたリリは、ゆみなや冬乃が持つ異形の力「神憑き」に関する秘密を握っているらしい。が、そんなことよりも!「やっと見つけた…私の運命の人」やたらと迫ってくるリリに俺の、鉄の理性がー。学園“見た目くらい癒し系がいい”ラブコメディ第二弾。
「この娘を、頼む」そう言って、黄金色の髪を持つ少女は俺の目の前に倒れ伏した。-素っ裸、で。俺、草壁悠人はごく平凡な高校生だ。神社の息子であり、年間300匹以上のネコがここに捨てられて来るってこと以外は。眼を覚ました彼女を問い質すも、全く要領を得ない。こんなこと、特に幼なじみの冬乃に知られるわけにはいかない(あと妹にも。怖いから)。絶対にだ!「あたし帰る!…ど、どこに!?」「知るかよ!?」ある日突然一緒に暮らすことになったのは、記憶の代わりにモフ(ネコ耳)を付けた少女だった!学園ラブコメディ。