著者 : 上條ロロ
華仙公主夜話 三 その麗人、後宮の禍を祓う華仙公主夜話 三 その麗人、後宮の禍を祓う
次期皇帝である紫旗の暗殺計画を知った華仙公主・明花は、過ごし慣れた酒楼を離れることを決意。伯慶の婚約者となり、紫旗を救うべく後宮へ潜入する。しかしそこは幽鬼の如く衛兵が蠢き、多数の仙道士らが横行。紫旗の母親・美玲が人間との子を宿したとして牢獄に囚われるなど混迷と化していた。闇が渦巻く後宮で紫旗は毒に倒れ、さらに明花の仙人の血筋を知ってか「目の光る生霊の怨念」と噂が飛び交い、窮地に立たされる。彼女に打つ手はあるのかー!?凸凹コンビが最凶の黒幕へ挑む、中華救国ファンタジー最終幕!
華仙公主夜話 二 その麗人、後宮に嵐を招く華仙公主夜話 二 その麗人、後宮に嵐を招く
皇族と仙人の血を継ぎ、絶世の美貌と最強の腕力を持つ華仙公主・明花。彼女が住む街ではとある義賊が街中の噂。何でも“招福赤猫”と書かれた札を軒先に貼ると銭が撒かれるらしく、童までもが札を配っていた。時を同じくして、明花と血を分かつ次期皇帝・紫旗の花嫁候補を巡り事件が勃発。明花は花嫁試験に潜入し、悪徒をあぶり出そうとするが、どうやらあの義賊も関わりがあるようでー!?花嫁衣装を身に纏い、華麗に悪漢を撃砕!?腹黒宰相の伯慶との距離も近づく(?)心躍る第二巻!
華仙公主夜話 その麗人、後宮の闇を討つ(1)華仙公主夜話 その麗人、後宮の闇を討つ(1)
初代皇帝が仙人の力を借りて建国したという伝説を持つ基照国。絶世の美女ともてはやされる酒楼の女主・祥明花のもとにある日、若き宰相の李伯慶が訪ねてくる。実は明花の正体は、先帝の落とし胤と噂の華仙公主。伯慶は滅亡寸前の国と幼い次期皇帝・紫旗を守るため、明花に協力するよう取引を持ちかけてきたのだ。国はどうでもいいが可愛い紫旗は助けたい。その一心で、きな臭い伯慶の誘いに乗ることを決めた明花だったが…?腕力系公主と腹黒宰相の凸凹コンビ、果たして傾国回避なるか!?
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