著者 : 初鹿野創
育英生選抜試験を無事突破した、成と伊那。ここからは、日本トップクラスの強者達との戦いだ。特に警戒すべきは“BIG・7”と呼ばれる上位7名の時代の寵児たち。緊張をあらわにする二人だが、目の前に突如奇抜な格好の少女が現れる。「いつでもハッピー“アクマちゃん”でーす!」試験を最下位から6位まで押し上げ突破した、ダークホース・唯村阿久麻。さらに立ちはだかるは、自己株『1兆円』の1位通過者、現経済界の“帝王”九十九弥彦。成と九十九には、なにやら因縁があるようで…。“世界権競争”本戦が今、幕を開ける!
『“ビジネス”は世界を描き替えるツールだ』ワールドビジネス育英財団・通称WBFには、己が理想の“世界”を作り上げるべく、若き天才経営者が集まる。「ねっ、“友達”いりませんか?」環伊那・金髪、巨乳、明るい笑顔が特徴の経営初心者。WBFに参加するため高校を中退した元JKがパートナーに選んだのは、“成功請負人”の名を持つ天才コンサルタント真琴成。「アンタに、本当の“ビジネス”ってヤツを教えてやるよ」天才たちの集う戦いで彼女を勝たせる唯一の方法は、“友達”を売ること!?ビジネス頭脳バトルここに開幕!
一通のラブレターから、物語は始まった。幼馴染をでっち上げ、ポンコツギャルの素を暴き、迷える先輩の背中を押してー。残るは、ひとりぼっちのメインヒロイン。みんなを笑顔にしたいと願い、裏切られ、理想に絶望した彼女だけ。道は険しく、壁は厚く。立ちはだかる現実は、かつてなく強大でー。だけど俺には、あいつがいてくれるから。あいつと一緒だから、どこまでも戦える。さぁ、覚悟はいいか?今こそ、俺たちのハッピーエンドを成し遂げよう!『実現するラブコメ』これにて完結。
“メインヒロイン”の衝撃の告白からしばらく経ち、夏休みに突入。彩乃は計画中止の宣言を受け、『DRAGON CAFE』にて呆然自失としていた。耕平とは、あれからまともに連絡が取れていない。どうしたら良かったのか、これからどうすれば良いのか、全然わからない。するとカフェのマスターから「友達と腹を割って話したら、光明が見えるかもしれない」とアドバイスを受ける。真っ先に思い浮かんだのは、二人の“ヒロイン”だったー。大人気の『実現するラブコメ』第5弾!ラブコメのない、静かな夏がやってくる。
激動の生徒会選挙は、だれも予想しない結末で幕を閉じた。「こんなはずじゃなかった」耕平は混乱し、後悔し、それでも皆の想いが、成し遂げたい理想があるから、次の策を必死に考える。だが彼の前に、“メインヒロイン”が姿をあらわす。「こんな現実でもー認めるしか、ないんだよ」彼女の口から語られるのは、かつてあった、そしてこれから起こるであろう“現実”の話。-清里芽衣という一人の少女の、過去と現在の話。『実現するラブコメ』は、現実大きな壁に阻まれる。
7月初旬、耕平はとあるラブコメを画策していた。それは、日野春幸先輩の推薦人として“生徒会選挙イベント”を実現すること!庶務・会計監査を務める彼女なら、必ず立候補するはず。選挙を通じて、育まれていくヒロインとの関係。密かに芽生える恋心…。そんな妄想を胸に意気込む耕平だが、先輩は選挙に出馬しないつもりらしい!?あの手この手を尽くすが、なかなか意志は固いよう。すると、その様子を見た鳥沢から、ある頼み事を持ちかけられるー。さまざまな思惑が交差する、『実現する』ラブコメ第三弾!
トンデモ理論で共犯者・彩乃を『幼馴染』にでっち上げ、なんとか危機を乗り切った耕平。作り上げた友達グループとの親交も順調。「これで理想のラブコメができるはず!」いざ実現に向け行動を開始するーが、クラスが全然ラブコメにノってくれない!!1年4組を「ラブコメできるクラス」にするには、サブキャラたちの協力が必要。『昼食時のオタトーク』『自由時間のバレーボール』『地域清掃ボランティア』さまざまなイベントを駆使して絆を深め、徐々にクラスを盛り上げていく。だが、勝沼あゆみが不穏な動きを見せておりー!?『ラノベニュースオンラインアワード』4冠達成。
「ラブコメのような体験をしてみたい」ラノベを嗜むラブコメ好きは皆、一度はこう思ったことがあるだろう。ヒロインたちとイチャラブしたり、最高の友人と充実した学園生活を送ったり。だが、現実でそんな劇的なことは起こらない。義理の妹も、幼馴染も、現役アイドルな同級生もミステリアスな先輩も、男の親友キャラですら俺にはいない。ならどうするか…自分で作り上げるしかない!ラブコメに必要なのはデータ分析と反復練習、そしてー。第14回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。俺は、現実をラブコメ色に染め上げる!