著者 : 史歩
ジェイドに溺愛されて婚約者となったミリエッタ。 ある日視察のため騎士のルーク達と隣国へ行くと、過保護なジェイドも身分を隠してこっそり着いて来てしまう。 するとーー隣国の女騎士たちにジェイドを誘惑し、ルークとも関係が深いと勘違いされ男を篭絡する『悪役令嬢』と噂されていた! そんなミリエッタに興味をもった第二王子にまで言い寄られて?
婚期を迎えた伯爵令嬢ミリエッタ。婚約者探しの夜会でその場にいた騎士に適当に出会いのハンカチを渡すとーー翌日領地へ押しかけられ求婚されることに! 戸惑いつつも優しい騎士にミリエッタは惹かれていく。だけど本当の彼は……「逃がす気はないーーどんな手を使ってでも」愛が強すぎる過保護な本性(ヤンデレ)がどんどん明らかになっていき?
フィオナへの王位譲渡が突然言い渡され、騒然となるレムリア国。 情報集めに奔走するアイリスだったが、なかなかその真意は?めずにいた。そこでアイリスはフィオナの即位を第一に考え、アルヴィン王子との協力を決意。魔族との取り引きやリゼルとの外交など、フィオナに功績を残そうと山積みの課題に立ち向かうアイリス。一方、アルヴィン王子は別の思惑で行動しているようで……? そして明かされる衝撃の事実に、アイリスは人生最大の窮地に陥る── 転生賢姫が笑う日は来るのか。最終第5巻、堂々完結!
仲間が次々と命を落とす中、一人生き残り魔王を倒した聖女レティシア。失ったものの前で絶望しかけていたとき、大正時代の日本という国に召喚される。「また私、戦うために呼ばれたんだ…」ところが召喚したかったのは隣にいる黒髪の女の子で、自分は巻き込まれただけらしい!軍の女中として働き始め、憧れだった普通の暮らしを手に入れたレティシア。このまま聖女であることを隠して生きていくつもりだったが、特務第八大隊の副隊長・伊織と触れ合ううち、その心にも変化が訪れー。妖魔が蔓延る大正の世界に降り立った、異世界聖女の浪漫奇譚!
アイリスの魂は何度も巻き戻り転生していて、そのことにはどうやら故国に残してきた妹・ジゼルも関係しているらしい。その事実と共に妹に迫る危機を知ったアイリスは、建設中の町を視察する名目でジゼル達と落ち合う。そこにはもちろんアルヴィン王子やフィオナもついてきて、面会の場は必然的に外交の場に。アイリスが関わると想像以上に事が大きくなってしまうとさしもの王子も呆れ気味。挙句の果てには魔族も現れ、彼らの王・ディアロスがアイリスに興味を持ち始めて…!?
リゼル国とレムリア国、両国に魔物が入り込んでいるという情報を得て、一旦故国に戻ることを決めたアイリス。ところがそこに、アルヴィン王子が当然のように同行すると言い始め…。「そんなにぽんぽん、隣国へ渡る王子がどこにいるのですか?」「隣国にぽんぽん渡る賢姫よりはマシだと思うぞ?」魔物の脅威が高まる中、前世の記憶と今世の違いに疑問を持ち始めたアイリスの下に、魔族の娘・エリスが再び現れる。彼女の口から明かされたのは、アイリスの巻き戻り転生にまつわる衝撃の事実だった…!
隣国の王女フィオナが、実は自分の前世であるー奇妙な巻き戻り転生の記憶が蘇ったことをきっかけに、王女の教育係になったアイリス。まずは王女暗殺の陰謀を暴き、国交問題の芽となる問題にも対処できた。次なる危機に備えるべく、前世最期の地、隠れ里に向かうことを決めるが、そのためには王子・アルヴィンの同行が必須。渋々一緒に訪れた隠れ里で待っていたのは、懐かしい面々との“初めまして”と、記憶より早く里に忍び寄る魔物襲来の影…!?
隣国の王女フィオナが、実は自分の前世であるー奇妙な巻き戻り転生の記憶が突如アイリスの脳内を駆け巡った。記憶が戻ったきっかけは、そんな前世で仇敵だった王子・アルヴィンとの出会い。前世、彼に密かな恋心を抱いていた王女はしかし、このままだと王子の裏切りにあって悲惨な最期を迎えてしまう。前世の自分を救うべく、アイリスは王女の家庭教師となり、破滅の未来を書き換えようとするのだが…なぜか敵のはずのアルヴィンがうざったく絡んできて!?