著者 : 屋久ユウキ
ついに目標のフォロワー10万人を達成した「JELEE」。有名になったことはともかく、今まで通りファンの期待に応えたいという花音にまひるは違和感を覚えていた。そんな中、まひるにサンフラワードールズのイベント用イラストの仕事が舞い込んでくる。キウイの後押しもあり、絵が上手くなるきっかけになればと雪音から話を聞くことを決めたまひるだが、花音はそれに複雑な気持ちを抱いており…。TVアニメ『夜のクラゲは泳げない』のノベライズ、完結巻!
新しいMVが思いもよらない方向でバズり、困惑を隠せないまひるたち。だが、それをきっかけに「JELEE」のSNSフォロワーは一気に増えていた。爆発的に増えたコメントの中で、まひるはイラストに対する辛辣な意見を見つけてしまう。特別な才能を持つメンバーの中で、自分だけが普通なのではないかー。落ち込むまひるへ追い打ちをかけるかのように、人気イラストレーターが描いた「JELEEちゃん」のファンアートが公開されるのだった。TVアニメ『夜のクラゲは泳げない』のノベライズ、第二弾!
明日話すべき話題も、今週買うべき洋服も、全部スマホ(トレンド)が教えてくれる。何者かになってみたいーそんな願いを持つ間もないほどこの世界は忙しい。活動休止中のイラストレーター“海月ヨル”、歌で見返したい元・アイドル“橘ののか”、自称・最強VTuber“竜ヶ崎ノクス”、推しを支えたい謎の作曲家“木村ちゃん”。世界から少しだけはみ出した少女たちは匿名アーティスト“JELEE”を結成する。自分じゃない“私たち”ならー輝けるかもしれない。TVアニメ『夜のクラゲは泳げない』のノベライズ、第一弾!
思いがけない形で終わってしまった大阪旅行。俺たちは、日南とほとんど話せないまま3年生を迎えた。日南はひとり特進クラスへ。だが、そこでも日南は驚きの姿を見せー。覚悟を決めて日南の家を訪れた俺は、意外な人物に出会うことになる「あの…もしかして」「は、はい」「…葵さんの妹さん、ですよね?」…思えば俺は、あいつのことをなにも知らなかったのかもしれない。仮面の下に隠された本当の日南葵を、俺は掬い上げることができるのだろうかー。人生攻略ラブコメ第11弾、いよいよ最終ステージ!!
3月。日南の誕生日が近づいていた。泉の発案で、USJでの思い出旅行とサプライズパーティが企画される。チーム分けしてプレゼントを用意し、“一番日南を喜ばせたチーム”が勝ちという主旨だ。俺は菊池さんと水沢の3人で、日南の好きなレトロゲームを再現することを考えるがー。あの日、突きつけた真実。終わりを迎えた共闘関係。たとえ、日南の操るキャラクターじゃなくなったとしても。それでも、俺は…あいつを、日南葵をあきらめたくなかったから。人生攻略ラブコメ、第10巻。待望の新章開幕!!!
冬。彼女である菊池さんとすれ違ってしまった俺は、言葉を重ねてもう一度心の距離を近づけようとする。そのなかで、俺は自分の業とも呼ぶべきものに向き合うことになる。それは、今まで気付かなかった菊池さんの一面をも明らかにしてー。弱キャラのままでは絶対に気付かなかったこと。気付けなかったこと。そして、俺にとっても菊池さんにとっても特別な、日南葵という存在。俺は初めての彼女と、この難問をクリアすることができるのだろうか。人生のバイブル的青春小説、待望の第9巻!
“本編級”短編集、ふたたび。 文化祭が閉幕した翌日。 2-2の面々は、打ち上げ兼クリスマスパーティを開催する。 各所で盛り上がるなか、友崎は、ふたりで話す日南と菊池さんの姿を見かける。 あいまいに誤魔化されるも、友崎はその内容がやけに気になってーー。 NONAME誕生。みみみと菊池さんのカフェトーク。カラオケ会。友崎と出会う前のレナなど……。 年が更けていくなか綴られる、それぞれの人生。それぞれの選択。 アニメ化企画も進む人生攻略ラブコメ、待望の最新刊。 ドラマCD付き特装版と同時発売。
文化祭が終わり、冬休みが明けて。人生攻略に大きな区切りをつけた俺の目の前に、新たな難題が立ちふさがっていた。-進路調査票。ある意味“人生を決める”問題が、明確な期限をもって迫ってくる。もちろん日南の課題も継続中だ。日南と同じくらいのリア充になるため、新学期も俺は課題をこなしつつ、自分の本当にやりたいことを追求していく。アタファミのオフ会、たまちゃん宅への訪問、そして菊池さんとの新しい関係…。新しい日々は、新しい出会いを連れてきてー?人生攻略ラブコメ、新章開幕の第8弾!
そして、舞台の幕が上がる。 掛けられた言葉。誠実の意味。向き合った、彼女の気持ち。 俺をとりまく環境の変化は劇的で。 けれど、そんなことはお構いなしに時間は進んでいく。 文化祭の準備もいよいよ佳境。 演劇の練習が、ついに始まった。 登場人物と演者のイメージを近づけるため、俺と菊池さんは「日南の過去」を取材することになるのだが……? 俺の、俺たちのーーー。 一度きりの文化祭が、幕を開ける。
俺をとりまく環境の変化は劇的で。けれど、そんなことはお構いなしに時間は進んでいく。菊池さんとの脚本、みみみとの漫才、それぞれに取り組みながら、日南から課された課題にも挑んでいく。文化祭の準備もいよいよ佳境。演劇の練習が、ついに始まった。登場人物と演者のイメージを近づけるため、俺と菊池さんは「日南の過去」を取材することになるのだが…?掛けられた言葉。誠実の意味。向き合った、彼女の気持ち。俺の、俺たちのー。一度きりの文化祭が、幕を開ける。
あの日、彼女はまだ完璧じゃなかった。あの日、彼女は人前で初めて泣いた。あの日、彼女はすべてを振り切るスピードが欲しかった。あの日、彼女はー…。日南、菊池さん、みみみ、優鈴ー。少女たちのあの日の想いが、ここに紐解かれる。6巻と7巻をつなぐ“彼女”の気持ちも…?「弱キャラ友崎くん」の世界がさらに色づく、珠玉の短編集。
文化祭を目前に控えた11月。俺、友崎文也は日南との会議を再開し、また課題にとりくむ日々を送っている。そんなとき、日南が俺に尋ねる。「あなたは、誰が好きなの?」-それは、俺がひたすら保留にしてきたこと。彼女をつくるという目標に向けて、避けては通れない問い。けど、俺に誰かを選ぶ権利なんてあるのだろうか?成長してきた実感はあるけれど、それでも、心の奥底で俺の弱キャラ精神が言うのだ。-選ばれるはずのない俺が、誰かを選ぶなんておこがましい、と。大ヒット人生攻略ラブコメ、第6巻登場!
教室での一件を受けて、まさかの師弟関係と相成った俺とたまちゃん。表情、姿勢、喋り方。俺は師匠として、自分が『リア充』になるために重ねてきた努力とノウハウを、たまちゃんに伝えていく。一方、日南は日南で、裏でなにやら動いていてー。相反する考え方で問題に向き合う俺たちは、やっぱり協力はできない。でも、『大切な目的のためなら、自分を曲げるのも辞さない』こと。この戦い方はきっと、俺が誰かさんに教えてもらったことなのだ。このライトノベルがすごい!2017新作ベスト3!新作ラノベ総選挙2017第2位!-大人気人生攻略ラブコメ、待望の第5弾!
人生で一番濃密だった夏休みが終わり、2学期。俺と日南は少しだけ関係性を変えながら、それでも一緒に人生攻略を続けている。さて、2学期はじめのイベント、球技大会。日南から出された新たな課題は「やる気のない紺野エリカにやる気を出させること」。紺野エリカといえば、あの旧校長室で啖呵をきって以来、まともに言葉も交わしていない。だってこわいし。俺はクラス内の観察を通して、紺野エリカに通用する「武器」を探すがー?ボス戦再び!?大ブレイク中の人生攻略ラブコメ、待望の第4弾!
こんなの弱キャラの夏じゃねえ! 怒濤の一学期が終わり、夏休み。 薄々特訓漬けになる気はしていたが、日南葵というリア充モンスターは俺の予想のはるか先をいっていた。 「まあ簡単に説明するとね、優鈴と中村をくっつけようって合宿なのよ」 BBQからの川遊びからの男女お泊まり。まあ、リア充を絵に描いたようなイベントだなと思う。問題はただひとつ。そこに俺も参加するということである。なにこの圧倒的違和感。 男同士のトークも頑張れって日南の意図は分かるけど、中村となに話したらいいんだよ……。さらに、日南のスパルタは止まらない。 「この夏の目標は、『菊池さんと付き合うこと』ってところね」 いやいやいや、それもうほとんど最終目標だろ! 俺の夏休み、どうなっちゃうの!? バイト、合宿、デート……弱キャラにあるまじき、充実した夏が始まる!! 『このライトノベルがすごい!2017』で新作部門3位にランクインした超話題作、待望の続刊!! 弱キャラが挑む人生攻略論第3弾!
人生はクソゲー、ではないのかもしれない。少なくとも良ゲーではありそう。最強プレイヤー日南との出会いは、俺、友崎文也の価値観を根底からひっくり返すことになった。以来、ありがたくもスパルタな指導を受ける日々である。季節は夏。生徒会選挙の時期だ。日南が会長に立候補するのは当然として…え、みみみも出るの!?みみみをサポートすることになった俺は、これまでの経験をもとに日南に挑むがー?ねえ、この人ちょっとボスキャラすぎません?ちょっぴりレベルアップした弱キャラが挑む人生攻略ラブコメ第2弾!
これが人生(クソゲー)攻略の最前線! 人生はクソゲー。このありふれたフレーズは、残念ながら真実だ。 だって、人生には美しくシンプルなルールがない。あるのは理不尽と不平等だけ。自由度が高いなんてのは強者の言い分で、弱者には圧倒的に不利な仕様でしかない。 だから、クソゲー。 あまたのゲームに触れ、それらを極めてきた日本屈指のゲーマーである俺が言うんだから間違いない。 ーーだけどそいつは、俺と同じくらいゲームを極めてなお、「人生は神ゲー」と言いきった。 生まれついての強キャラ、学園のパーフェクトヒロインこと日南葵。 しかも、「この人生(ゲーム)のルールを教えてあげる」だって? ……普通は、そんなの信じない。 だけど日南葵は、普通なんて枠にはまったく嵌まらないやつだったんだ! 第10回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。弱キャラが挑む人生攻略論ただし美少女指南つき!