ラノベむすび | 著者 : 左

著者 : 左

宵を待つ月の物語 一(1)宵を待つ月の物語 一(1)

出版社

KADOKAWA

発売日

2024年11月15日 発売

ジャンル

高校生の坂木夜花(よはな)の住む町は、魔を退治する神祇官(かむつかさ)の一族である社城(やしろ)家が絶大な権力を持つ。  両親を亡くし祖母と住む夜花は、夏のある日に遠縁だからと社城家の宴会にかり出される。けれど手伝いの最中、事故で池に落ちてしまう。  騒ぎを聞きつけ現れたのは美貌の社城家の当主候補。彼は「僕の、つがい」と夜花に歩み寄りーー後ろにいた同級生の少女を抱き上げた。  夜花は誰にも顧みられず、濡れ鼠の惨めな姿のまま池の中で呆然とする。  けれど不思議な美しさの少年・千歳が夜花を助け、社城家にある自分の家に匿ってくれた。さらに千歳は夜花が神がかりの力を持つ《まれびと》であると見抜く。  夜花は社城家に保護され千歳を護り手に、術師の仕事の手伝いをすることに……?  「わたしの幸せな結婚」の顎木あくみが贈る、神と人と運命の恋物語。 プロローグ 異境と人境のあわいにて 一章 「宴会なんて、二度とごめんだわ」 二章 「トンネルの怪異ってベタだよね」 三章 「乙女心を弄ばれた。呪い、許すまじ」 四章 「みんな、世話焼くの好きね」 五章 「あんたの行動、この頃からいちいち冷や冷やするんだよ」 六章 「家族でもわかりあえないことはあるよ」 七章 「私たちはきっと同じものを求めてた」 八章 「千歳くんは隠しごとばっかりだから」 エピローグ 終わりの始まりを眺める時 あとがき

シュレディンガーの猫探し(3)シュレディンガーの猫探し(3)

出版社

小学館

発売日

2021年7月21日 発売

ジャンル

迷宮落としの魔女vs.怪奇現象 探偵は真実を求め、魔女は神秘を求める。そして時に、人には解かれたくない謎があり、秘密にしておきたい真実がある。忘れる事などできやしない。神秘的で、ミステリアスな一人の魔女に、この日ーー僕は、出会った。 亡き姉・飛鳥の残した「時を超える」現象を巻き起こす魔導書『シュレディンガーの猫探し』。 その行方と手がかりを探すため、「迷宮落としの魔女」焔螺と、その助手(使い魔?)の令和は、級友・芥川の故郷である猫又村を訪れる。 しかしそこには、数多の妖怪伝承と不思議な能力を持つ巫女が待ち受けているのだった。 閉鎖的な村の風習と、謎多き伝承の数々。「出歩いてはならない」と警告される「赤き月の夜」に起こる事件とは? 「謎とは、真実を隠したいという誰かの『想い』だ。良くも悪くも、人の心が生み出したヴェールなんだ」 村の秘密のヴェールが剥がされるとき、明らかになる「約束」と「物語」。 第14回小学館ライトノベル大賞・審査員特別賞受賞作、シリーズ第3弾!

シュレディンガーの猫探しシュレディンガーの猫探し

出版社

小学館

発売日

2020年6月18日 発売

ジャンル

探偵嫌いの僕と迷宮落としの魔女 妹にまつわる不思議な現象、「やよいトリップ」。未来視とも思えるその力が原因で巻き込まれたとある事件をきっかけに、訪れた洋館。 洋館の表札には『探偵事務所 ラビリンス』。 そして、古めいた書架に囲まれるように彼女はいたーー。 魔女のような帽子に黒い服。書架に囲まれた空間そのものが一つの芸術作品のように美しい佇まい。 「解かれない謎は神秘と呼ばれる。謎は謎のままーーシュレディンガーの密室さ」 彼女ーー焔螺は、世界を神秘で埋め尽くしたいのだと言った。 「私は決して『探偵』なんかじゃない。神秘を解き明かすなんて無粋な真似はしないよ」 探偵じゃないなら、いったい何なんだ。 問えばふたたび、用意していたように即答だった。 「魔女さ」 まったく、時代錯誤も甚だしいと嘆かずにはいられない。 神秘的で、ミステリアスな一人の魔女に、この日ーー僕は出会った。 第14回小学館ライトノベル大賞・審査員特別賞受賞。 ゲスト審査員・若木民喜氏絶賛の新感覚「迷宮落とし」謎解き(?)開幕! 【編集担当からのおすすめ情報】 第14回小学館ライトノベル大賞・審査員特別賞受賞作。ゲスト審査員・若木民喜氏(『神のみぞ知るセカイ』『キング・オブ・アイドル』)も「わくわく感が素晴らしい。登場キャラと事件が魅力的で、子供のように楽しみました!」と絶賛した痛快エンターテインメント!

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