著者 : 春が野かおる
病で若くして死んだはずの王女シンシア。目覚めるとなぜか時が経ち、黒サソリ獣人の軍人侯爵の腕の中でキスをされていた!? 王家の墓場からシンシアを連れ出した彼はかいがいしくお世話をしてくれるけれど、最凶最悪の『戦場の暴君』と噂され恐れられる人物らしくて……? 侯爵の豹変に慄く周囲をよそに、シンシアは彼と王都に向かうことになってーー。 獣人シリーズ第11弾は、黒サソリ獣人の成り上がり軍人侯爵と人族の王女の溺愛求婚ラブ!
義父が作った借金返済のため「蚕家」へ奉公に出た明珠。そこで明珠が仕えることになったのは、美少年の主人・英翔と、彼の従者の青年、季白と張宇だった。 英翔に“禁呪”がかけられていることを知り、さらにそれを解く鍵が自分自身にあることを知った明珠は、彼の力になりたいと強く思う。しかし、明珠が英翔にいくら禁呪をかけられた理由を尋ねても、「お前には関わりのないことだ」とすげなく断られるばかり。実は英翔には、簡単には明かせないもう一つの大きな秘密があった。 一方、明珠は英翔たちの役に立ちたい一心で、季白から持ち掛けられたあやしい臨時仕事に協力する。そんな明珠に、暗躍する術師たちの魔の手が迫っていたーー! 蚕家への奉公編、完結! にぎやかな日々が大きく動き出す、糖度高めな中華風ファンタジー第二弾!
小さな村の教会で小間使い兼日雇いシスターとして働いている村娘のセイラン。 ある日、失踪した父が仕向けた借金取りから突然押し掛けられる。 家族を守るため、途方に暮れたセイランは紹介された話に飛びついたが、それは顔を隠しながら『聖女様の替え玉』として巡礼を務めるというお仕事。 聖女様は色々やらかすとんでもないお人だったようで、行く先々人々の怒りはセイランに向き、大波乱の連続……。 一緒に同行してくれる、腹黒司祭様、双子の天才魔術師、騎士団長さんも、一癖どころか二癖、三癖もあり…!? 美味しい話にはもちろん裏がある!? 身代わり少女による異世界ファンタジー!
義父の作った借金返済に追われながらも、弟を立派に成長させることを生きがいに健気に暮らしていた明珠(めいじゅ)。そんな明珠に義父は龍華国最大の名家である「蚕家(さんけ)」への奉公話を勝手に決めてしまう。 愛する弟のため、しぶしぶ奉公に出た明珠は、蚕家の離邸で暮らす三人ーー目を見張るほどの美少年の英翔(えいしょう)と、従者である季白(きはく)、張宇(ちょうう)と出会い、彼らに仕えることに。 悪戯っ子の英翔、口うるさい小舅(こじゅうと)の季白、優しく穏やかな張宇に囲まれ、明珠のもとに予想外ににぎやかな日々が訪れる! 一方、その裏側では彼らが隠すある秘密を巡り、不穏な気配が渦巻きーー!? 弟想いの天然娘×呪いを抱えた美少年(?)の糖度高めな中華風ファンタジー開幕!
幼い日に記憶喪失になり、毒蛇の獣人貴族の少年アリオンの家庭教師&話し相手をしていたジゼル。自分の存在は彼のためにならないと姿を消したのに、十年後に再会した彼は幼い日以上の執着を見せジゼルを捕らえると、強引に求婚痣を刻みつけてきてー!?え?私の就職先がいつの間にかアリオンが局長をしている管理局に変わっているって、どういうことなの!?獣人シリーズ第9弾は、毒蛇の鬼畜局長と人族の令嬢の執着×溺愛ファンタジー!
いわれなき醜聞を広められ、引きこもり生活を送っていた伯爵令嬢マリーナ・アデレイド。そんな彼女のもとに突然舞い込んできた悲報。両親の乗った船が行方不明だと、上級文官のリストから聞かされた。両親にもう会えないかもしれない…。弟は病弱でまだ若く、マリーナが家を守らなければいけない。さらに、この情報が社交界に知れ渡ったら、意地悪なラナス侯爵家がアデレイド家の財産を付け狙うだろう。そこでマリーナは家を守るために「見知らぬ文官リストと婚約する」という、破天荒な決断をすることに!憎い奴を懲らしめてニート卒業!自分の勇気を見つける奇跡のロマンス!
幼馴染に叶わぬ恋をしていた前世の記憶があるエリアナ王女。だが今世でも幼馴染としてかつての想い人の侯爵子息・アルバートと再会。しかも彼は、またもやエリアナを妹扱い!同じ失敗はしないと彼以外の人と結婚しようと奮闘するも、アルバートの様子がおかしくなってきて?「誰と婚約ー結婚するの?」「他の誰にも渡したくない」…って前世で振られたのは私よね!?過保護な幼馴染×鈍感王女の甘々ラブコメ!
書と学の都と謳われる小国の末姫クリスティアナは、大国から来た外交官シリウスの案内係に強引に指名される。白虎獣人の伯爵家嫡男である彼は、獣人族と人族が共存する強国の次期外交大臣とされる重要人物。はじめて接する獣人族の彼に失礼がないようにしよう、そう思っていたのにーやたらと距離感が近くておかしいし、謎めいた行動も理解不能!それに彼には外交以外にも目的があるみたいで?白虎獣人の外交官と姫君が織りなす求愛ラブ。大人気シリーズ第7弾!
聖女候補として教会で巫女勤めするアイリスはある日、自分が聖女選定の儀式が終わり次第、廃棄巫女の烙印を押されて成り上がりの男爵に妾として売り飛ばされる予定であることを知る。「どうせ自分は聖女に選ばれないし」と教会を逃げ出したアイリスは、道中の馬車で具合の悪そうな青年を見つけ、うっかり巫女の力で彼を治してしまう。ところが助けた青年は爵位持ちの騎士様で、教会を逃げ出して来たことがバレてしまい…!甘くて美しい「小説家になろう」の人気作、書き下ろし満載で登場。
逃亡中の巫女・アイリスは、思いがけずお世話になることになった騎士・ジュオルノのお屋敷で、落ち着いた生活を手に入れつつあった。聖女選定の儀を目前に控え、これさえ終わればもう本当に自由になれると思っていた矢先、アイリスは誘拐されてしまう。待っていたのは、かつて彼女を妾にしようとしていた男爵でー。聖女をめぐる争いに決着がつく「廃棄巫女編・後半」、聖女と女神の秘密に迫る「白き巫女編」他、書き下ろし番外編を加えて描く、アイリスとジュオルノのとびきり甘い恋の行方は?
ヴィル博士の正体が竜だった!しかも勝手に『血の契約』を結ばされ、結婚したことになっていた!!「今日も可愛いね、私の妻よ」博士は私ーティナをどろどろに甘やかす言葉を囁き、隙あらば私の白衣を着ようとする変態…いや、その前に博士は竜だ。人と竜で結婚できるわけがない!なのに気づけば、博士の高スペック求婚攻撃に絆されそうになり!?
「君に私の白衣を着てほしい」と脱ぎたてほやほやを渡された私ーティナは幼い頃、竜に命を救われた経験がある。以来幻獣にハマり、その道の第一人者であるヴィルヘルム博士の研究所に入って憧れの人とご対面…と思いきや、なんで白衣!?しかも「結婚式はいつにする?」と怒濤の求婚攻撃!博士のことは“尊敬”していても、“恋愛”対象ではないのですが!?