著者 : 春日歩
観束総二はツインテールを愛する普通の高校生。ある日、彼の前に異世界から来たという美少女・トゥアールが現れる。時を同じくして、総二の住む町に怪物たちが出現!「この世界の全てのツインテールを我らの手中に収めるのだ!」彼らは人々の精神エネルギー『属性力』を糧にする異世界人だった。トゥアールから、強力なツインテール属性で起動する『空想装甲』を託された総二は、幼女のツインテール戦士・テイルレッドに変身!こうして異世界の変態たちとの壮絶な戦いが始まった!?第6回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作。
「見えましたわよ、事件の真相が!」そうのたまったのは、京太郎ではなく金髪のお嬢様、金田乃恵瑠。数日前に転校してきたコイツは、すっかり京太郎たちに馴染んでいつの間にか推理合戦を繰り広げるようになっていた。そんなお嬢様が提案した夏休みの旅行計画。宿泊先は豪華な洋館ーってオイ、これマジで事件が起こってねぇか!?しかもオレたちの子どもの頃と状況が似てるんだが…。その場しのぎのNEO的ミステリー館でナニかが起こる第2巻。
子作りの仕方をミーネに教えると安請け合いをしてしまったミリン。背に腹はかえられず、泥酔する光凛の下半身を頬を赤らめながらミリンが眺めていた頃。混沌とする帝国の情勢を探るため、伏龍はアイリーンとともに帝都に潜入していた。ツテ、金と使えるものは何でも使い伏龍は華麗に暗躍。さらには「北域国の力で南域の乱を討つ」という世論を作るべく、建白書まで書き始めるのだった。だが、それが思わぬ激震を帝国中央にもたらすことになり!?北域から、帝国中央へ。晴凛たちが始めた小さな国作りは、大きなうねりとなる。大人気シリーズ、第9弾。
帝国軍をのけ、本当に北域に王国を作ってしまった晴凛たち。犂山の強い勧めもあって、晴凛は「北域王」を名乗ることになるのであった。引きこもりの放蕩息子が玉座につく、まさかの展開である。伏龍の宣伝工作もあり、「北域の独眼竜」の触れ込みの晴凛の許に続々と人が集まり始める。まずは国作りということで内政にいそしむ反乱軍の面々。ミーネとシャールがまた女の誇りを賭けて勝負するという、平和だが騒がしい日々を過ごす一方でー。南域でも北に呼応するかのように、怪しい動きが出始めるのであった。帝国はついに激動の時代に突入し!?大人気シリーズ、第7弾。
ありえない奇策の連続で、まさかの勝利をもぎ取った晴凛たち。すぐ消える弱小反乱軍のはずが、北域を席巻する大勢力へと変貌をとげていく。近隣の太守たちも、侘瑠徒の王と言われる晴凛に興味津々となる。だが、北域に名を轟かす晴凛はというと。ミーネとシャールに迫られて右往左往していた。どっちが嫁か争いに翻弄されている姿には、相変わらず王の威厳はないようで。そして、ついに県都延声を落とす日がやってくる。勝てば、名実ともに北域の覇者となるのだが!?大人気シリーズ、第6弾。
ついに侘瑠徒防衛戦が始まった。伏龍の嫌がらせで帝国軍の足並みが乱れるも、劣勢は覆せず追い込まれていく。晴凛の超絶した弓技により、かろうじて敵の攻城兵器を食い止めているが、敵は三万の大軍。落城は時間の問題だった。一方、孤立無援の侘瑠徒にヤキモキしている少女が一人。タッケイ族のシャールである。「未来の旦那様が一大事」とばかりに、一人でも出陣すると息巻いていた。援軍はまかりならぬというお触れと強情な妹との間に挟まれ、族長のスンタタは脂汗を流すしかなくー。強運に恵まれてきた晴凛たちだが、さすがに今度ばかりは!?大人気シリーズ、第5弾。
タッケイ、ユルム族連合三万!侘瑠徒の街はシムールの大軍に完全に包囲される。なぜか余裕まんまんのミーネを抜かし、みんな生きた心地がしない。戦いは意外にも穏やかに始まった。互いに一番の遣い手が腕を競い合う弓勝負。タッケイ族の若き天才少女シャールに、晴凛は圧倒的な腕の冴えで勝つ。シャールに見染められた晴凛は求婚され、ミーネがプンスカ怒るという一幕があるものの、戦いの流れは総攻撃へと移っていく。総攻撃が始まれば、数に劣る自分たちは助からない…。正攻法では勝てないと踏んだ伏龍が馬鹿馬鹿しい奇策を編み出すのだが!?待望の第2弾が登場。