著者 : 未来人A
トランスタに勝利したべラムスとベレスドラル。しかし、次なる敵は、すぐそこまで迫っていた。フラーゼス大森林を支配する大魔殿に集まった強力な魔物たちが、ベレスドラルに支配下に入るように要求してきたのだ。戦えば、仲間たちに大きな犠牲が出るのは間違いなかった。戦うか、従うか、選択を迫られて揺れるべラムス。そんなとき、大魔殿の一員にしてベレスドラルの周りを収めている魔物・アミルドレがべラムスのもとに現われて……。「ベラムス君は戦わないと面白くないよー。協力してあげようか?私が」
第三王子として生まれたスレイは、国外追放を言い渡されたことをきっかけに、長年の夢だった冒険者を目指し、モンスターや魔法が存在する『アウター』と呼ばれる世界へ渡る。そこで出会った仲間たちと、次の世界へ行くための試練の一つ、からくり塔の攻略に成功し、二つめの試練である小悪魔の森にも挑むことになった。新たな仲間を加え、次なる試練である小悪魔の森へと辿り着いたスレイたちだったが、そこで先へ進むには小悪魔からの頼みごとを達成しなくてはならないため、小悪魔と交渉するのだが…!?失格王子の成り上がり冒険譚、第二弾が開幕!
ベストーン王国の第三王子として生まれたスレイはある日突然、国外追放を言い渡される。「それって、つまり…俺は冒険者になってもいいってことか?」普通なら嘆き悲しむところだが、幼きころより冒険者になることを夢見ていたスレイにとっては好都合。冒険者という危険な職業につくことを禁じられ、諦めかけていたため、スレイは追放されることにむしろ大喜びし、すぐに王城を飛び出して、冒険者になるのだった。その際に、なんとスレイは魔法を使用したり、自身の能力を向上させる魂力を貯めることが出来る『器』が規格外で、通常の数倍以上の力を貯められることが発覚する。その長所を活かし、失格王子が追放から世界最強の冒険者に成り上がっていく!
実父レネストとの決着を付け、また平和な日常が訪れたベラムス達。しかしレネストを焚きつけた黒幕達が暗躍していて……。
レギオンアントを仲間に加え、新たにベレスドラと名を変えた村の村長になったベラムスは、更なる発展の為に魔物達の進化を促していた。しかしその状況がベラムスの実父レネストに、6歳の少年がリーダーとなった魔物の村の噂を届ける要因となってしまう。優秀な跡目がいないことに悩んでいたレネストは、ベラムスを連れ戻すために動き出すのだが…。
勇者召喚に巻き込まれ異世界にきた高橋哲也は、レベルが1のまま上がらないという理由だけで自身を召喚した国の者から殺されかける。しかし、テツヤは「死体吸収」という死んだ者を吸収してその能力を得られる規格外のユニークスキルを持っていて、そのおかげで難を逃れた。「死体吸収」のスキルを活用し、冒険者としてレベル1のままでもどんどん強くなっていくテツヤだったが、彼はエルフの国ファラシオンが勇者の率いる人間達に攻め込まれている事を知る。仲間の故郷のピンチを知ったテツヤは、ファラシオンに向かうが、エルフの国には勇者の圧倒的な力に対して絶望感が漂っていた。「負けると決めつけるのは、どうなんだ?」規格外の力を得たテツヤが加勢したことで、エルフたちの逆転劇が始まる!
かつて賢者と称えられた男は平穏な生活を求め、寿命を迎える際に転生魔法を発動させたのだが、転生した時代は魔法が必要とされておらず、無能の烙印を押されて捨てられてしまう。赤子のまま魔物の森に捨てられた賢者は、魔法も使えず死を待つばかりかと思いきや、偶然にも心優しいゴブリンと出会い、ベラムスと名付けられ育てられる。大きくなったベラムスは拾ってくれたゴブリンに恩を返す為、ゴブリンの村を発展させていくが…。魔物達の為に最強の国作りが今開始される!
高橋哲也は、仕事帰りに突如異世界に召喚される。しかし勇者召喚に巻き込まれただけのテツヤは、「限界レベル」というレベルを上げられる上限値が最弱の1。その世界では限界レベルが低いものは欠陥品呼ばわりされ、殺されてしまうという決まりがあった!無理やり召喚されたにもかかわらず、理不尽にも魔物が大量にいる谷底に落とされたテツヤ。彼は魔物に襲われて死にかけ、苦し紛れにユニークスキル「死体吸収」を使ったところ、なんと死体が生前所有していた能力が得られた!「…やってやろうじゃねーか!」この世界で生き残り、強くなって、自分を召喚した奴等を見返してやる。最弱と呼ばれた限界レベル1の男の、最強への成り上がりがはじまる!