著者 : 林トモアキ
いよいよ魔王として覚醒を始めた鈴蘭。その力を危惧した光の勢力・神殿協会は鈴蘭が闇に魅入られる前に聖女として君臨させようとする。その頃“魔殺商会”を訪れたのは不思議な少女セリア。リップルラップルの旧友というセリアは鈴蘭たちとドタバタした日々を過ごすがセリアを魔女と断定した神殿協会は彼女を殺し、鈴蘭を奪還しようと激突する。果たして勝つのは光か闇か。そして鈴蘭が選んだ道は魔王か聖女か、それとも…。
神殺しの一族「名護屋河家」にもう一人の巫女がいた!?突如あらわれた妹・睡蓮の存在に鈴蘭は嬉しいやら照れくさいやら。魔殺商会の一行はそんな鈴蘭たちを連れ夏の海へ。しかし世俗にまみれた姉を認めようとしない睡蓮の心に魔人組織ゼピルムが妖しく囁きかけ、楽しいはずのバカンスは悲しい姉妹の死闘へと変わる。生き残るのは神の弓矢か魔王の拳か!?怒りに燃える神殺しの一族たちが覚醒するフルバトルメイドシリーズ第4弾。
正義の味方、神殿協会の勇者・長谷部翔希は魔殺商会の魔人みーこを拾う。彼女の記憶を利用しようとする神殿協会に引き渡す事にためらいを感じた翔希に声をかけたのは魔人組織ゼピルム。彼らの甘言に乗り上空へ避難したが、そこへ神殿協会の空中戦艦が襲いかかる。次々と乗り込んでくる神殿協会の重甲胄部隊。迎え撃つ最強の魔人たち。甲板が咆哮と流血の惨劇と化した時、みーこの絶叫が響き渡る。翔希は真の勇者として目覚めるか。
魔王候補なのに悪の組織“魔殺商会”の下っ端メイドとしてこき使われる日々からやっと普通の学園生活に戻った鈴蘭。しかし幸せな日々は、教師として赴任してきた伊織貴瀬によって一瞬のうちに崩壊する。その頃、魔人から日本を護るはずの組織“関東機関”の最強部隊・龍撃手達が日本政府に反旗を翻した!この窮地を救えるのは鈴蘭と伊織の“魔殺商会”のみ。残された時間はあと24時間。刀と拳の最強バトルメイドシリーズ第2弾。