著者 : 柊平ハルモ
翠玉姫演義 三 -泥に咲く花ー(3)翠玉姫演義 三 -泥に咲く花ー(3)
極南を元海賊・緑旗幇の領土として認めさせた翠玉姫こと香月は、誰もがお腹いっぱいに食べられる国を造るため、政の勉強を始めた。一方、他国から商人も立ち寄り活気づく極南。発展は順調そうに見えたが、元誓帝母会の開墾地で翡翠が発見されたことをきっかけに、ひそかに燻っていた不満が爆発。香月は必死にソロバンを弾くが皆が得する答えを見つけられず、ついに反乱ののろしが上がってしまう。それも、あの人の手で…。守るべき利益は、国?それとも命?実家に売られ海賊に攫われた花嫁、最後の大逆転!!
翠玉姫演義 二 -戦場の天女ー(2)翠玉姫演義 二 -戦場の天女ー(2)
国を一つのお店と考えて、最も利益を出すにはー。持ち前の商才と度胸で、『極南』を海賊の頭目・烈英の領地として国に認めさせた“翠玉姫”こと香月。だが民に捨てられた辺境の地は、得体のしれない宗教勢力と盗賊がひしめく無法地帯と化していた!待ち焦がれた土地を前に上陸すらできない海賊集団は苛立ちが募り一触即発。三つ巴の騒乱を前に、香月のソロバンは何を弾き出す?どう切り抜ける!?実家に売られた上に海賊に攫われた商家の令嬢・香月の、人生逆転ファンタジー待望の第2弾!!
翠玉姫演義 -宝珠の海の花嫁ー(1)翠玉姫演義 -宝珠の海の花嫁ー(1)
豪商の家に生まれ、天性の商才を持ちながらも、側室の娘ということで疎まれていた香月。取引先の当主(80歳)に売られたも同然の政略結婚を決められた彼女だったが、その輿入れの道中、悪党集団に攫われてしまう!頭目である烈英の前に連れられ、すっかり人生を諦めつつあった香月だが、目の前で繰り広げられる悪党どものどんぶり会計に、つい口出しをしてしまったことから、事態は思わぬ方向に進み…。ソロバン片手に悪党を更生!?実家に見捨てられた令嬢の逆転劇はここから始まるー!
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