著者 : 桑島黎音
『闇の手』の参謀“紫眼導師”を討ったバルたちは、ついに中央大陸にその本拠地を捕捉した。帝国は“八神輝”からヴィルヘミーナとクロードを派遣、元『闇の手』組員・アリアの先導で捜索を開始するが、狡猾な“魔界の民”・ゲレールターの謀略によって困難を強いられる。その窮地を打開しうるのは、やはりこの男だったー。冒険者として秘密裏に中央大陸に潜入したバルは、裏方として陽動し、勝ち筋を切り拓いていく!「だってバルトロメウスは、地上最強の戦神だもの」比類無き光の英雄が、その身に燦々たる輝きをまとうとき。宿敵を闇へと葬り、帝国に安寧をもたらす!!
かねてから帝国の望みだったエルフの里との同盟は、ベアーテ皇女のはたらきで見事結ばれた。しかし直後、大陸北部のビゴット聖国が魔界の軍勢に攻め入られたという報せが入り!?同時多発的に出現する“魔界の民”に、帝国は精鋭“八神輝”を大陸各地に派遣。“殲滅の弓鬼”ギーゼルヘール、“氷結の女王”シドーニエがそれぞれ強敵と対峙し、魔界との全面衝突の狼煙が上がる!その裏で暗躍するは、魔界の参謀“紫眼導師”。バルトロメウスはその影を追い、大陸の侵略者打倒への糸口を掴まんと東奔西走、ついに相まみえる時がきたー。“魔界の民”よ震えて眠れ。ここからが“地上最強”の反撃だ。
“神獣”のウサギに弟子入りし、さらなる進化を遂げた天上優夜。国王との謁見に訪れた王都で、持ち前のチート能力で殊勲を立てた優夜は、国王から名誉ある騎士爵を授かることに! 現実世界では、佳織と一緒にテスト勉強! 佳織に異世界の存在がバレてしまうドタバタの中、図らずもレクシアたちがやってきて……優夜をめぐる乙女たちの恋のバトルが勃発!? そんな無自覚無双を続ける優夜に、謎の少女が襲い掛かる! 「この世界。価値など無い。だから滅ぼす。オマエも……殺す」 邪悪な力ですべてを破壊しようとする“邪神”--“神”をも凌駕する最凶の敵を前に、優夜のチートは限界を突破する!
暴動を起こしかけたウ・ヨーリ教徒を見た王家は、リョウの影響力を利用するために、ヘンリー王子の婚約者となるように命令した。魔法使い以外の人間を人間とも思わないゲス王子との婚約に不安を抱いたリョウだったが、家畜扱いが逆に幸いして貞操の危機を脱することに。そしてリョウは、婚約者としての立場を使って、たくましく活動し始める。国政に口が出せるように評議会入りを目指すのだが、非魔法使いの立場は微妙なもので、もどかしい日々を送る。そんな中、とうとうヘンリーとの婚約式の日が訪れる。美しいドレスで着飾り民衆の前に立つと、集まった人々は歓喜の声をあげて大騒ぎ。その様子を見て、やはり家畜だと見下すヘンリーに、彼らも同じ人間なのだと諭すのだがー。
大人気“死にゲー”をプレイ中に意識を失った黒江海斗は、自キャラ“血錆のカイト”として目覚める。自分を召喚した焔の巫女フラムは戦闘を強要してきたり「撫でてください!」と懐いてきたりと、可愛くもあるがやたらとウザい。ゲームの展開通りなら、序盤の負けイベントで彼女は死ぬーだがフラムの健気な覚悟を知ったカイトは、最強プレイヤーとして誰も見たことのないエンディングを目指す!リアルで成し遂げる前人未踏の縛りプレイ攻略譚!!
帝国が誇る“八神輝”の1人・バルトロメウスは、強大な“魔界の民”の一角を退けた。ギルドに赴き、エーファたち新人冒険者の成長を実感する一方でーさらなる魔界からの侵攻が予想される事態に、帝国は近隣諸国との同盟を画策する。エルフの里へはベアーテ皇女の派遣が決まり、バルとヴィルヘミーナがその護衛に任命されるが…。ベアーテの見聞を広める目的で、一行は庶民に扮し、道中の街をお忍び観光することに!?「ありがとうバルトロメウス。一生の宝物になりそうよ」鳥かごの皇女を思い遣る、ひとりの忠臣として。“戦神”が粋なエスコートと英断で導く、ベアーテ皇女外遊編!
最強の身体能力に加え、至高の超魔術まで手に入れた天上優夜。異世界と現実世界で、規格外な活躍を続ける彼が【大魔境】で出会ったのはーー『聖』を冠する“神獣”のウサギだった! 「お前を鍛えてやる。そのかわり……俺に『魔法』を教えろ」 無敵の戦闘能力を誇るウサギに弟子入りし、同時に“神獣”の師匠となった優夜ーーもはや、向かうところ敵なし!! 現実世界では、王星学園の球技大会が開幕! ただ、優夜を狙うマスコミたちが密着取材に来て……。そんな中、優夜の本気の一撃がうっかり炸裂! もちろん、学園中が大騒ぎに!! 圧倒的にチートすぎる少年は、2つの世界に革命を起こす!
手にした者に世界の終末を見せ、様々な能力を授ける装飾具『レヴェリー』。あらゆる異能力者たちが集まる“協会”では、生まれ続けるレヴェリー適合者の管理、そして排除を行っていた。両眼に義眼のレヴェリーを持つ少年・一ノ瀬唯兎は、チームを組む遠峰綺月、遥邑久狼と数々のレヴェリー遣いを排除し、任務に没頭していた。命と引き換えに能力を発動するレヴェリー遣いたちは、その全てが短命、もしくは身体的代償を捧げて生き長らえている。ある日、寿命も残りわずかとなった唯兎たちの前に、世界を破滅に導く危険を孕む『終末型』のレヴェリー適合者の少女が現れー。
リョウたちは学園を卒業し、長かった学生生活も遂に終わりを迎えることになった。学園で知り合った人たちとの別れを惜しみつつ、領地に戻ったり、騎士になったりと、それぞれが新たな道を歩みだしていった。リョウは白カラス商会の活動に本格的に力を入れていくのだが、ある日、盗賊団に荷物が奪われてしまったと報告が入る。聞けば近頃、生活用品を載せた荷馬車が多く被害に遭っているようで、盗賊団の退治に乗り出すことになった。アジトに辿り着いたリョウたちは、リーダー格の男一人を捕まえることで穏便に済まそうと交渉していると、血相を変えた男がアジトに戻ってきた。その男は間違って魔法使いが乗った馬車を襲ってしまったと言うのだがー。
帝国が誇る“八神輝”の1人・バルトロメウスに与えられた、つかの間の休息。ヴィルヘミーナの誘いでエルフの里を訪れたバルは、郷土料理に舌鼓を打ち、里の戦士“六の花輪”との模擬戦では圧勝、エルフの長とも親睦を深めていく。帝都では、ニエベと2人きりのプライベートを楽しむ一方…地上の支配を目論む『闇の手』組員・アリアが、神話級の“魔界の民”を召喚。帝国に襲い来るがー!?「罪は消えなくてもつぐなうことはできる。やり直すこともできる」真の英雄としてーただ、魔を打倒するだけではなく。バルは魔に穢された者にも手を差し伸べ、その威厳を示す!
異世界への扉を開き、チート級の能力を手に入れたことで、完全無欠な少年に生まれ変わった天上優夜。2つの世界を行き来する優夜の“無自覚チート”は勢いを増すばかりでーー!? 異世界の洞窟で『賢者の書』を発見した優夜は、伝説の賢者の超魔術を受け継ぐことに。最強の身体能力に加え、至高の魔術を手にした優夜の異世界での進化は止まることを知らず……。 現実世界では、王星学園の校外学習がスタート! 優夜の大活躍に、同級生の少女たちは次々と魅了されていくが……。すべてがチート級な優夜は、お構いなしに己の道を突き進む! レベルアップを続ける少年に、全人類が驚愕するーー!!
帝国が誇る“八神輝”の1人・バルトロメウスは、ベテラン冒険者・バルとして今日も庶民ライフを満喫中。ある日、親交のあるベアーテ皇女から、2人の皇子の皇位争いとその陰で暗躍する辺境貴族の存在を知る。バルは正体を隠し、冒険者として潜入調査をすることになるのだがー「バルさんから、そこらの男との格の違いを感じるわね」その豊富な知識と熟練した判断力で、同行する冒険者たちからも信頼を集めていく。暗躍の狙いは傀儡の擁立か、帝国の転覆か。バルは“戦神”として、帝国への忠心とー己の正義に従うまで。親しき英雄はヴィルヘミーナを引き連れて、愚か者たちに裁きを下す!
幼い頃から酷い虐めを受けてきた少年・天上優夜。人生に絶望する彼が開いたのは『異世界への扉』だった! 扉の向こうには、凶悪な魔物が蔓延る【大魔境】が広がっておりーー。 初めて異世界を訪れた者として、チート級の能力を手にした優夜は、魔物たちを次々と討伐し、レベルアップを重ね……最強の身体能力を持った完全無欠な少年へと生まれ変わった! 異世界では魔物から王女を救い、国中で噂の的に……? 現実世界でも女の子たちから猛烈アプローチが始まって……!? 異世界×現実世界。レベルアップした少年は2つの世界を無双していくーー。人生逆転ファンタジー開幕!
結界の崩壊後、なかなかグエンナーシス領から戻ってこなかったカテリーナが王都に帰還し、リョウたちは再会を喜んだ。しかし、周囲には常に護衛がつきまとうようになり、どこか思いつめた様子のカテリーナ。グエンナーシス領には、先の災害の際に活躍し、英雄視されているアレクサンダーという男がいるのだという。アレクサンダーこそ、リョウが山賊時代に世話になっていた親分。魔法使い至上主義を嫌っていた親分が、この機会に国から離反しようとしているのではないかと推測し、リョウはカテリーナとグエンナーシス伯爵の動向を探るのだがー。
かつて辿った仲間との旅を夢に見たアキ。懐かしい記憶に感傷を覚えながら目を覚ますと、その枕元には“灰色の魔女”を名乗る少女が姿を現していた。ソニカたちを攫って消えた魔女を追ったアキはその終着点で世界の真実を知ることになる。人類とは、魔族とは、そして、過去にアキを送った灰色の魔女の真の狙いとはー。失敗した未来を覆す、元英雄によるバトルファンタジー第3巻!
冒険者パーティの荷物持ちにギルドの雑用…地道な仕事を進んでこなす“さえないおっさん”ことベテラン冒険者・バルは、帝都で気ままな庶民ライフを満喫している。「バルさん今日もお願いしますね!」「あぁ、僕でよければ」親しみやすく、ギルドの受付嬢や街の人々にも慕われるそのおっさん、実はー帝国が誇る“八神輝”の一角として、地上最強格の異能を振るうバルトロメウスその人。「それではバル様、参りましょう」バルだけには心を許すエルフ族の美女・ヴィルヘミーナを従えて、政界に戦場に無双するその姿はーまさに“戦神”。スローライフ冒険者⇔地上最強戦力、そんなおっさんの英雄譚!
結界の崩壊で王国全土が混乱に陥っていた。だが、ルビーフォルン領では、今まで行っていた領地政策やタゴサクが広めていたウ・ヨーリの教えが浸透していたことで、魔物の被害を最小限に抑えることができていた。ルビーフォルン領内の混乱が落ち着いてきたのを見計らって、アレクから託された『神殺しの剣』を持ってバッシュのもとに戻ることにしたリョウ。魔物の対策としてマッチが有効であると実感したリョウは、改めて白カラス商会を使って他領地にマッチを送り届ける手配を進める。白カラス商会の人員を増やし、道を整え、マッチ等の配給が他領地にも行きわたり王国を揺るがす魔物の災害が落ち着き始めた頃、王都からとある商人がやってくるー。
「で?避けられてるって、なにをやらかしたわけ?」「わかんねえ」奏示郎は悩んでいた。フィオレに避けられている気がすると。彼女の想いを知らぬ身で、自分の正体が理由かと頭を抱えていたー。そんな中、先の新宿異変の失敗を問われている相庭は、司令部直轄の遊撃部隊の組織化を加速させていた。そのメンバーには、フィオレや奏示郎が選ばれた他、純白の槍を携えているシスター姿の金髪の少女、夏弥・シャムロックの姿もあった。「奏示郎は現在を防で、未来は、わたしが防ぐから」英霊の武器で神話を超える、王道バトルアクション第2弾!