著者 : 橘公司
「実は俺ーー心に決めた人がいるんだ」 無色と瑠璃の姉である玖珂惑香の来訪。転校の理由を問われ、無色は想い人の存在を告げるも、納得しない惑香を説得するため、久遠崎彩禍を紹介することに。 〈空隙の庭園〉学園祭ーー庭園夜会を案内し、彩禍の姿で惑香に挨拶する無色だが……。 「……何をしているんだ、無色?」なぜか一瞬で正体がバレ!? 窮地に陥った状況で、烏丸黒衣が『久遠崎彩禍』を名乗り、 「お姉さん。--無色さんを、わたしにください」逆プロポーズ!? 結婚を懸け、最強の『魔術師』と保護者の『人間』による学園祭バトルが勃発!
魔術師たちの鎮魂を祈る『巡魂祭』の準備に追われる〈庭園〉内で、集団昏睡事件が発生する。 昏睡の原因となったファンタジーゲームにプログラムを組みこんだ人物はーー 『久しぶり。--会いたかったよ、お姉ちゃん』 何年も前に死んだはずのヒルデガルドの妹・エデルガルドだった! 生徒たちを助け出すため、ゲーム世界にログインした無色たちだが……。なぜか乙女ゲー、ギャルゲー設定のNPC彩禍たちが立ち塞がり!? 「じ、実は……あの彩禍ちゃんのキャラクターモデルを作ったのは……私なの」 ゲーム世界でヒルデガルドが制作した彩禍ヒロインズたちを攻略せよ!
時崎狂三ーー人には言えない過去を持つ女子大生。そして、魔術工芸品犯罪を専門に扱う探偵。 狙撃不可能な場所から放たれ、探偵の胸を撃ち抜く『魔弾』。 原因不明の連続昏睡事件に巻き込まれたドール愛好家たちが噂する『生きた人形』。 会員制の高級レストランで提供される一食五〇〇万円の『若返りの料理』。 自殺未遂事件が起きた女学園で目撃されたという『もう一人の自分』。 魔術工芸品によって引き起こされる常識では測れない不可思議な事件の数々を前に、狂三の推理の時が刻まれる!
「何よこれ、落第って……!」 「最悪、〈庭園〉からの放逐ーーつまり、退学処分もあり得ない話ではありません」 〈空隙の庭園〉で行われた魔術師適性試験を、彩禍として滅亡因子討伐で欠席してしまった玖珂無色は落第を通告される。 落第を回避するため、エルルカ引率のもと滅亡因子が生息する丹礼島で一週間の補習授業を受けることになるのだが……。 「寝込みを襲うのも嫌いではないが、やはり反応がなければつまらぬでな」 「無色さんの匂いを嗅ぐだけで、頭がどうにかなってしまいそうなのです」 大人の姿になったエルルカや、別の補習者から次々と誘惑され!? 退学と貞操の危機を回避せよ!
「スーに会いたかったんだよね……? --おとうさんーー」 はぐれ魔術師から偶然助けた少女ーースーリヤ。彼女はアンヴィエット・スヴァルナーのことを父と呼び、甘えてきて!? アンヴィエットは娘の存在を否定するも、隠し子発覚のニュースが駆け巡り! 〈庭園〉が騒がしくなる中、玖珂無色の前に融合したはずの彩禍が黒衣がいるにも関わらず現れーー。 「君はどちらにプロポーズするつもりなのかと思ってね?」 「俺は……どちらの彩禍さんも、等しく愛してみせますっ!」 初恋の少女との再会。プロポーズの約束を果たすため、〈庭園〉内で繰り返し発生する不可解な事件を解決せよ!
『この度良縁に恵まれ、結婚することになりました』 身に覚えのない自身の結婚の知らせを受け、不夜城本家に直談判へ向かったはずの瑠璃から届いた衝撃的な報告。 「彩禍さんに一言もないなんてあり得ません」 「そこですか」 瑠璃の真意を確かめたい玖珂無色だが、不夜城家当主が学園長を務める〈虚の方舟〉は魔術師養成機関唯一の、男子禁制の女子校でーー。 特別講師の久遠崎彩禍として潜入することに!?「どうか俺と瑠璃を結婚させてください!」 「わたしと瑠璃は相思相愛さ。そうだろう?」 婚約を破棄させるため兄は妹に、魔女は騎士にプロポーズ!
過去と向き合い、今を乗り越え、元精霊となった少女たちは、エンディング後の輝かしい未来を生きていく。 「--ふふ、なんだか不思議な感じだな」 十香ひとりのためだけに行われる卒業式。 「ならば始めよう。あり得るはずのなかった、八舞の戦いを!」 三人目の八舞と耶倶矢&夕弦の決闘。 「結婚って、意外と未来の話でもないんじゃにゃーの?」 二亜の一言によって、将来の伴侶と新婚生活を想像し始める結婚式。 「……ど、どんな手を使ってでも……落選してやる……!」 高校生となった七罪の生徒会長選挙。 そして崇宮真士と澪が士道たちへ繋いだ『大切なもの』とはーー。
「さて、それじゃあ…死にますか!」大切な人を応援するため、自らを犠牲にする少女。「それでは紗和さん。最後のデートを始めましょう」好きな人と再会するため、走り続ける少女。「世界が滅んでもいい。あなたが滅ぶなら構わない」親しい人を独占するため、隣界を滅ぼそうとする少女。ついに辿り着いた第一領域にて、緋衣響、時崎狂三、白の女王の殺し合いは終わりを迎える。戦い続けた少女たちが下す選択とはー。「長い時間が掛かりましたけど。ちゃんと、叶いましたわ」時崎狂三のもうひとつの戦争、ここに完結!
『デート・ア・ライブ』シリーズ10周年を記念した豪華アンソロジーがここに顕現!羊太郎が描く十香のダイエット。志瑞祐が描く七罪のレース勝負。東出祐一郎が描くVRゲームで夢の対戦。大森藤ノが描く六喰のトゥルールートと、人気作家たちによる特別な短編の数々!そして原作者・橘公司が描くのは精霊たちが全員男性化した世界!?魅力満載で必読なアナザー『デート』が集結。さらに人気イラストレーター、森沢晴行、NOCO、はいむらきよたかの描き下ろしイラストも収録!さあー見たことのない特別な戦争を始めましょう。
さあー私たちの解説をまた始めましょう。新世代ボーイ・ミーツ・ガール『デート・ア・ライブ』公式解説本が再び登場!シリーズ後半に登場した精霊たちの能力値や天使の設定。そして全精霊の誕生日といった、ここでしか読めない新規情報が満載。橘公司×つなこによる長編1巻から22巻の振り返りインタビューや、短編『アンコール』シリーズ原作者視点によるベスト10エピソードなど『デート・ア・ライブ』を語り尽くす企画が目白押し。そして今回もレアな短編の数々を惜しげもなく完全収録。ファンをデレさせる究極の永久保存版ファンブック!
久遠崎彩禍。三○○時間に一度、滅亡の危機を迎える世界を救い続けてきた最強の魔女にして、魔術師が通う学園の長。 「----君に、わたしの世界を託すーー」 そしてーー玖珂無色に身体と力を引き継ぎ、死んでしまった初恋の少女。無色は彩禍の従者、烏丸黒衣から彩禍として誰にもバレないよう学園に通うことを指示されるのだが……。クラスメイトや教師にさえも恐れられ、再会した妹からは兄のことを好きという相談を受ける波瀾の生活が待ち受けていた! 「お静かに。手元が狂います。--いえ、口元が、でしょうか」 さらには油断すると男性に戻ってしまうため、女性からのキスが必要不可欠で!? 「デート・ア・ライブ」のコンビが放つ新世代最強の初恋!
白の女王によって攫われた響。そして白の女王の正体ーー。絶望的な状況を前に狂三たちは、第二領域にて白の女王率いる軍勢との最終決戦に臨む。響、奪還の鍵は「わたくし、婚約した覚えはないのですが」悪役令嬢!?
「五等分の時崎とはわたくしたちのことですわ」狂三(+分身体)と紗和の平穏な学園生活。「きなコミュニケーションをここに提唱する!」空前のきなこブームを到来させた社長・十香の会社経営。「私今月卒業なのに、いろんな騒動で卒業旅行に行けてないんですよぉぉっ!」美九の悲痛な叫びによって、急遽開催される精霊たち全員集合のキャンプ旅行。やがて来る十香との別れを惜しむかのように紡がれた偽りの世界の思い出。そして幸せな結末を迎えた『その後』の未来。「皆、会いたかったぞ。待たせてしまってすまない」さあー再会後の戦争も語りましょう。
狂三たちは白の女王の企みを阻止するため、第五領域に存在するダンジョンを攻略することに!? 狂三にヤンデレな蒼を仲間に加え、目指すはダンジョン最深部。ビキニアーマー狂三に遊び人響も思わず大興奮!?
五河士道たちの前に現れた謎の精霊〈ビースト〉。精霊としての力を失ったとしても少年のやるべきことはひとつーーデートして、デレさせること。四月一〇日に出会った少女とまた再会するため最後の戦争が始まる!
精霊消滅から一年が経とうとするある日、喪失感を抱えた五河士道はひとりの少女と出会う。「--君、は……」「……名、か。……そんなものは、忘れたーー」世界を否定する少女の正体とは……。
二亜が豪邸購入計画を立てたり、七罪の知られざる才能が開花したり、折紙が花嫁修業に挑んだりと変わろうとしていく少女たち。しかし精霊たちと士道が乗った豪華客船で事件が何も起こらないはずもなく!?
澪によって、救われた世界。誰もが笑顔を浮かべ、賑やかで心地よい平穏な日常。しかしどこか違和感を覚える士道。そこに狂三が衝撃の事実を告げる。救われた世界でひとりだけ救われない少女、その名前はーー。