ラノベむすび | 著者 : 猫子

著者 : 猫子

転生したらドラゴンの卵だった 〜最強以外目指さねぇ〜(15)転生したらドラゴンの卵だった 〜最強以外目指さねぇ〜(15)

街を破壊され絶望する人々、さらにそこへ現れたのは聖神教において最悪とも呼ぶべき終末のドラゴンでー。天穿つ塔の階段を上って“箱庭”を脱出し、聖神教の大聖堂の地下にたどり着いた俺。そこには過去の聖女“ヨルネス”が未来の救世主たちのために、世界の真相に迫るヒントを記した啓示石が置かれていた。そして、啓示石の最後には彼女の言葉でいずれ自分は人格を奪われ、神の声の人形にされるだろうとも記されていた。その時、大きな物音を聞きつけ、急いで大聖堂の外へ出た俺は目を疑う。そこには美しかったであろう聖都の姿はなく異形の化け物が徘徊する荒廃した街が広がっていた。そして、その中心には法衣を纏った一人の美女が静かに佇んでいる。神の声の“スピリット・サーヴァント”の一体だ。そして俺は、彼女の名前を知っている。「聖女ヨルネス、テメェを解放しに来たぞ!」書き下ろしストーリー「とある夢幻竜と過去の勇者」を収録!

転生したらドラゴンの卵だった 〜最強以外目指さねぇ〜(14)転生したらドラゴンの卵だった 〜最強以外目指さねぇ〜(14)

“神の声”による“箱庭”に閉じ込められてしまった俺は仲間のアロとトレントと共に脱出する術を探す中で前世代の勇者ミーアと出会った。“神の声”と戦った経験をもつ強力な味方を手に入れた俺は、“箱庭”から出るために“天穿つ塔”を守る“ランクL”の魔物ヘカトンケイルに挑む。守りに特化した超耐久型の相手に苦戦する中、次第に相手の意思が俺に流れ込んできた。『マダ、倒レルワケニハ…!最後ノ使命ヲ、果タスマデハ!』執拗に俺を標的にするヘカトンケイルを見てあることに気づき俺は最後に一対一でヘカトンケイルに向き合い、そして打ち倒した。ヘカトンケイルもまた、“神の声”によって異界送りにされたいつかの勇者であり新世代の勇者に“神の声”を倒す力をつけさせるため、試練として立ちはだかっていたのだ。ヘカトンケイルの想いを受け継ぎ、“神の声”へ向き合う気持ちを新たにした俺。しかし、“天穿つ塔”を登ろうとしたところで突如鋭い攻撃を受ける。「フフ…ここからが、本当の戦いだ」それは“神の声”を倒すという同じ目的をもって協力してきたはずのミーアだった。元勇者であり元魔王でもある文字通り“過去最強”の相手、最後の“神聖スキル”をもつミーアの刃が俺に襲い掛かるー書き下ろしストーリー「ミーアとの対話」を収録!

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