著者 : nauribon
海上埋立地の島に存在する全寮制の学校、紫蘭学園。その学園の裏側は、様々な事情により通常の生活が送れない少年少女が集められる防衛省直轄の機密教育機関であった。戦場に身を置くボディガード・羽黒潤は上層部の意に反して単独でテロを鎮圧した結果、紫蘭学園へ左遷される。生徒として学園に転入した潤だが、一癖も二癖もあるクラスメイトが待ち受けていてー学生ながら“現場”に駆り出される生徒たち。命の価値が低いこの教室で、伝説の護衛は常識破りの活躍を見せる!?不遜×最強ボディガードによる異端学園アクション開幕!第15回GA文庫大賞受賞作。
王国の最終兵器“幻龍騎士”の一員でありながら正体を隠して騎士学院の最底辺“Eクラス”で学院生活を送るアイン。過激派錬金術士団“逆さ黄金律”が学院に現れた一件から“幻龍騎士”の人員が追加派遣されることになった。編入生としてやってきたのは、“幻龍騎士”のなかでも最もアインを慕う“名も無き四号”。いま、“幻龍騎士”で一番の問題児…。つまりー体のいい厄介払いであった。そんななか、学院では前半期の締めとして生徒の力試し“学刀祭”が開催されることに。実力主義を重んじる学院では、このクラス成績の結果で寮の入れ替えが叶う。オンボロ寮からの脱出を目指す“Eクラス”は、アインたちを中心にこれまでの成果を発揮していくが学刀祭の賑わいに乗じて“招かれざる客”が学院に侵入し大騒ぎになっていくー!?書き下ろしエピソード“毒蛾侯リドルグ”を収録!
王国の最終兵器“幻龍騎士”の一員でありながら正体を隠して王都の騎士学院の最底辺“Eクラス”で学院生活を送る少年アイン。信頼する友達と青春を謳歌する彼だったが、決闘で“Dクラス”を打ち破ったことで、今度は“Cクラス”の女帝マリエットに目をつけられてしまった。さらに、学院主席の“Aクラス”で無類の戦闘好きである狂王子カプリスまでもがアインに目をつけ彼の学院生活は息をつく暇もないほど騒がしいものとなっていく。その一方、学院内では迷宮で手に入る“とある魔石”の噂が流れていた。だが、その魔石の謎は学院全体を巻き込むとんでもない事件に発展してしまいー!?書き下ろしエピソード『学院の暗部、“蛇道のゲレオン”』を収録!
“騎士”とは、血筋と才能が求められる世界。王都の騎士学院へ入学した少年アインは、教会孤児という出自のせいで最底辺の“Eクラス”-通称“劣等クラス”へ編成され、大貴族の優等生達に馬鹿にされながら学院生活を送っていた。…しかし、それは表向きのお話。アインー“名も無き一号”。彼は教会暗部が造り上げた王国の最終兵器“幻龍騎士”の一員であった。彼の正体を知らされている調整役の学院長が頭を悩ませる傍ら、アインは“劣等クラス”を率いて活躍していく。騎士学院での目標は“友達作り”!?世間を知らない最強少年騎士が、血統主義の貴族たちを圧倒していく痛快アクションファンタジー。書き下ろしエピソード『学院の暗部、“謀略のスカー”』を収録!
「学園の嫌われ者」「公爵家の落ちこぼれ」スロウがそう言われていたのも今は昔。シャーロットを想う気持ちを力に、学園の危機だけに留まらず、騎士国家ダリス国の危機を何度も退けた彼を認めない者はいなかった。一人を除いてー。スロウの父、公爵家当主バルデロイ・デニングは、静観していた。かつて勘当し、我がもとを去っていった息子の姿を。そして、ついに父と子は再会する。新たな争いと混乱の中でー。「…スロウ、お前がマグナを討ち取ればー自由にしてやる」相対するは最強の脅威にして、最愛の愛国者。スロウを待ち受けるは絶望か、希望か。
魔神を討伐した六英雄の1人である魔術師・ギルフォード。魔神との戦いで瀕死の重傷を負ったギルは永い眠りにつきー目覚めた時、何故か千年が経過した上に若返っていて!?千年前とは違う平穏な日々や常識ー本来は秘匿するべき『特異魔術』をひけらかす魔術師達に戸惑うギル。それでも、「俺たちが手に入れた平和なら、謳歌しても文句はないよな」第二の人生を楽しむべく、最高峰の魔術学校に難なく入学し、常識外れの言動と能力で数々の伝説を打ち立てていく!名門魔術学校での青春、そして謎の組織・アビスの暗躍ー最強魔術師による新たなる王道魔術学園ファンタジー、開幕!!
望みはただ一つ、働きたくない。皇位の『譲り合い』勃発!ニート気質の第四皇子・四玄は、ある日いきなり次期皇帝の指名を受けてしまう。やる気のない彼に指名が回ってきた理由はごく単純ー他の皇子たちもまた、クズ揃いだったのである。街頭露出行為に走る者、売国行為を仄めかす者、仮病で血を吐く者。卑劣な策略に出し抜かれ、四玄はあれよあれよという間に次期皇帝の筆頭候補へと追い込まれてしまう。そんな中で四玄が打った逆転の秘策は『城下で拾ってきた少女を第五皇子にでっち上げる』というものでー!?バカしかいない新感覚異世界コメディ、開幕!
「お前が従者である彼女を愛するように、我もまたスズを愛している」-ドストル帝国王子からの突然の告白。シャーロットと念願叶い、恋仲(?)になったスロウに待ち受けていたのはとても面倒くさいコイバナだった。妙な親近感を覚えたスロウは二人の関係を追っていたのだが…「ねえ王子、君も愛しの人に、別れの時間が必要でしょ?」現れたのは、北からの使者、吸血鬼の王・ギアバラム。この身分違いの恋を成就させるには、彼から与えられた無理難題を解決するしかないようでーレイスの夜にご用心。血が舞う夜に、恋の花を咲かせましょう。
すれ違う二人の親子がいた。一人は、娘に試練を与えんと最悪の魔女にその命を差し出し。一人は、弱いくせに、国のために強くあらんとするその姿を笑っていた。女王と王女。騎士国家ダリスの命運は、ただの親子喧嘩にかかっていた。でも、これじゃあおちおち幸せを噛みしめることなんてできやしない。だからー「二度目の再戦と行こうか、夢売りの魔法使いー」すべてをぶち壊してやろうと、スロウは言う。だって、いまの彼は怖いものなんて何もないー愛しの従者に告白なんてやってのけた、最強の英雄なんだから。さ。
半人半魔の亡霊を退け、迷宮都市の英雄となったスロウは、ダリスの女王から守護騎士になってほしいと言い渡される。だが、スロウは途方に暮れていた。守護騎士は、その全てを女王に捧げねばならず…。それはつまり、シャーロットとの別れを意味していた。-一方、大陸統一による世界平和をのぞむ闇の大精霊は、スロウの存在に兵を引き上げていたのだが、その配下・大精霊にも匹敵する力を持つ『夢売りの魔女』が命令に背き、クルッシュ魔法学園を襲い…!?「俺の未来を、ポッと出のてめえがっ邪魔するんじゃねえよッ!」激動する世界の中心に立つスロウ。迫られる覚悟と決断とは!?
アニメの筋書き通りに起きてしまった戦争に、スロウはドストル帝国の侵攻を受ける迷宮都市へと辿りつく。「俺はな、お前らを探しに来たんだよ」その前線で戦う者の中には、もちろん正義感に溢れるアニメ主人公たちの姿があり。スロウは、壊滅した迷宮都市で呆然と立ち尽くすシューヤを思い出していた。そう、この街を崩壊に導くのは…「探しに来てくれたことは、感謝してる。でも、街を守る手助けがしたいんだ」-お前なんだ。『シューヤ・マリオネット』第一クール、最終話。“迷宮都市の悲劇”に、スロウが取るべき選択とはー。
龍殺しの恩賞のため、王城へと迎えられたスロウは、ドストル帝国の軍人・ルーニーがヒュージャックに出現したと聞いて驚愕する。-『シューヤ・マリオネット』第一クールの始まり。魔物が占拠する南方を足掛かりに戦争をしかけるルーニーを討伐するため、スロウは早速オークに変身!ヒュージャックへと潜入するのだが…「なんで、私こんな格好なんですか!」ピクシーに変身したシャーロットとは大喧嘩!!そしてー「お礼に、この村に銅像を立てるブヒい!」訪れたオークの村では、すっかりスロウが英雄と崇められるようになり!?果たして、豚公爵は最悪のアニメ展開を阻止できるのか!?
ダリス次期女王、カリーナ・リトル・ダリスの来訪に学園が沸く中、件の活躍から、その世話役を引き受けることになったスロウ。授業中に休み時間と奔放な彼女につきっきりでー「スロウ君、私と一緒に迷宮に潜らない?」国に絶大な力をもたらすドラゴンの幼体の発見。学園にきた本当の理由を明かしたカリーナ姫と迷宮探索に向かうのだが…。一方、スロウのいない学園に伝説の黒龍セクメトが襲来する。強大なモンスターを前に、学園は大混乱に陥り…「シャーロット、俺はもう二度と君を失わないと決めたんだ」学園、そしてシャーロットの危機にスロウは間に合うのか!?
「ダリスの女王の盾、栄誉の騎士になる…この俺が?」ノーフェイスの一件により悪評からうって変わり、一目置かれはじめたスロウ。その活躍を聞きつけた王室から守護騎士選定試練の参加要請が!?早速学園を発つことになったのだが…「あれしきのことで良い気にならないでくださる?」ある理由から、選定試練へ共に向かうことになったアリシアとスロウの二人。その先で出会ったのは、将来この国を最大の危機に陥れる『裏切りの騎士』だった!?アリシアを利用しようとするセピスに、すべてを知るスロウは対立しー。元婚約者を守るため、豚公爵は大きな動乱の中を駆けめぐる!
大人気アニメ『シューヤ・マリオネット』には、嫌われ者が存在する。魔法学園に通うデニング公爵家三男こと豚公爵だ。そんな悪役に転生してしまった俺は、このままじゃバッドエンド直行!?…だけど熟知したアニメ知識と、『全属性の魔法使い』なんていう無双能力を駆使すれば、学園の人気者になって、運命も変わるハズ!そして、アニメの中では成し遂げられなかった豚公爵のささやかな願いー「おはようございます、スロウ様!」滅ぼされし大国のお姫様。今は俺の従者である愛しのシャーロットへ。君に相応しい男になって、告白してやるんだ。
大事にしていたウミネコのサキちゃんに逃げられ、傷心のラティメリア。七日とのやりとりもすれ違っていく。一方で、“六花のマガツカミ”を巡るプロジェクトは最終局面を迎えようとしていた。祈祷士協会解散を目論むGHQと、「最後の切り札」を楯に祈祷士たちを利用し、自らの悲願を遂げようとする紙燭龍之介。すべての六花のマガツカミを集め、龍之介が成し遂げようとしていたことは、過去に囚われたおぞましい計画だったー。七日とラティメリア、そして六花のマガツカミの戦いは終結するのか。シリーズここに完結!!
大魔法を使いこなす賢者として異世界ライフを満喫中、とある事故でアサシン(レベル1)に転職してしまったユウト。世間から忌み嫌われる職業に身をやつしてしまった彼は、能力すらも全て失い、大手ギルドから追い出される羽目に。そんなギルド無所属のユウトに声をかけたのは、死体と人骨にしか興味のない変態ネクロマンサーと、常日頃から破壊衝動が抑えられない狂人バーサーカーら、闇職業と呼ばれる面々。「あ、あなたの頭蓋骨…、素敵です」「童貞。壊れるまで戦ってみないか」少々頭のおかしい彼女たちに引き込まれて、ユウトはやむなく闇ギルドに所属することになるが…。問題児揃いのギルド『ジーザス・スプラッタ』は今日も悪評が絶えない!