豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい6
半人半魔の亡霊を退け、迷宮都市の英雄となったスロウは、ダリスの女王から守護騎士になってほしいと言い渡される。だが、スロウは途方に暮れていた。守護騎士は、その全てを女王に捧げねばならず…。それはつまり、シャーロットとの別れを意味していた。-一方、大陸統一による世界平和をのぞむ闇の大精霊は、スロウの存在に兵を引き上げていたのだが、その配下・大精霊にも匹敵する力を持つ『夢売りの魔女』が命令に背き、クルッシュ魔法学園を襲い…!?「俺の未来を、ポッと出のてめえがっ邪魔するんじゃねえよッ!」激動する世界の中心に立つスロウ。迫られる覚悟と決断とは!?
関連ラノベ
大好きだったアニメ世界の悪役に転生した俺こと豚公爵は、このままではバッドエンドを迎えてしまう。未来のすべてを知るこの力で、学園中の嫌われ者から人気者になってーーそして、今度こそキミに告白するんだ! 2017/02/18 発売
「ダリスの女王の盾、栄誉の騎士になる…この俺が?」ノーフェイスの一件により悪評からうって変わり、一目置かれはじめたスロウ。その活躍を聞きつけた王室から守護騎士選定試練の参加要請が!?早速学園を発つことになったのだが…「あれしきのことで良い気にならないでくださる?」ある理由から、選定試練へ共に向かうことになったアリシアとスロウの二人。その先で出会ったのは、将来この国を最大の危機に陥れる『裏切りの騎士』だった!?アリシアを利用しようとするセピスに、すべてを知るスロウは対立しー。元婚約者を守るため、豚公爵は大きな動乱の中を駆けめぐる! 2017/04/20 発売
ダリス王女、カリーナ・リトル・ダリスの来訪に沸くクルッシュ魔法学園。一連の活躍から、彼女の面倒を見ることになったスロウだが、笑顔をふりまくカリーナ姫には、スロウにしか見せない本当の姿があって……? 2017/08/19 発売
『シューヤ・マリオネット』第一クールのターニングポイント。魔物が占拠する南方ヒュージャックを足掛かりに戦争をしかけてくる悪魔・ルーニーを討伐するため、スロウはオークに変身! ヒュージャックへ侵入する! 2017/12/20 発売
ぶひぶひぶひ。これは未来。俺の記憶の中にある、あるべきシューヤの姿。迷宮都市を壊滅させるのは、目の前のリッチでもデュラハンでもない。暴走したお前なんだ。止めてやる。もう、お前の涙なんか見たくないんだ。 2018/05/19 発売
すれ違う二人の親子がいた。一人は、娘に試練を与えんと最悪の魔女にその命を差し出し。一人は、弱いくせに、国のために強くあらんとするその姿を笑っていた。女王と王女。騎士国家ダリスの命運は、ただの親子喧嘩にかかっていた。でも、これじゃあおちおち幸せを噛みしめることなんてできやしない。だからー「二度目の再戦と行こうか、夢売りの魔法使いー」すべてをぶち壊してやろうと、スロウは言う。だって、いまの彼は怖いものなんて何もないー愛しの従者に告白なんてやってのけた、最強の英雄なんだから。さ。 2019/02/20 発売
「お前が従者である彼女を愛するように、我もまたスズを愛している」-ドストル帝国王子からの突然の告白。シャーロットと念願叶い、恋仲(?)になったスロウに待ち受けていたのはとても面倒くさいコイバナだった。妙な親近感を覚えたスロウは二人の関係を追っていたのだが…「ねえ王子、君も愛しの人に、別れの時間が必要でしょ?」現れたのは、北からの使者、吸血鬼の王・ギアバラム。この身分違いの恋を成就させるには、彼から与えられた無理難題を解決するしかないようでーレイスの夜にご用心。血が舞う夜に、恋の花を咲かせましょう。 2019/08/20 発売
「学園の嫌われ者」「公爵家の落ちこぼれ」スロウがそう言われていたのも今は昔。シャーロットを想う気持ちを力に、学園の危機だけに留まらず、騎士国家ダリス国の危機を何度も退けた彼を認めない者はいなかった。一人を除いてー。スロウの父、公爵家当主バルデロイ・デニングは、静観していた。かつて勘当し、我がもとを去っていった息子の姿を。そして、ついに父と子は再会する。新たな争いと混乱の中でー。「…スロウ、お前がマグナを討ち取ればー自由にしてやる」相対するは最強の脅威にして、最愛の愛国者。スロウを待ち受けるは絶望か、希望か。 2020/11/20 発売